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東ローマ軍が士気を上げるために将軍が行っていた自軍兵士への心理戦を紹介した良論文。
researchgate.net/publication/28…
まず戦場の恐怖に耐えるためには『慣れ』こそが重要であるとする。動員力があっても事実上多くの素人兵がおり、彼らは戦闘前にすら恐怖によって心的に敗北しかねない。それ故に
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ようやく読めたがこれは驚いた。ロシア軍作戦-戦術研究者のかたはロシア国防省の陸軍集誌2022年5月号いますぐ読んだほうがいいです。
ウクライナ戦争と言う単語は避けていますが、明らかにその戦闘経験に基づく教訓の論考が複数載っています。2月号にあったジャベリン対策も5月号で新記事がでています
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死傷率30%で部隊が戦闘効力を喪失する、という言説について米国の検証論文の記事作成しました
warhistory-quest.blog.jp/21-Jan-19
3割で全滅扱いと日本で言われる話は外国でも流布しており、統計データに基づくのか実戦運用に適しているかがテーマです。結果よりも調査中に出たWW2や戦車のデータの方が面白いかも
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この老人ホームはまるで軍事作戦のような運営手法をされており、例えば入居者管理組織は中隊を模した系統になっています。これは退役軍人達が慣れ親しんだ手法を好んだ結果そうなったと言われています。
運営理事会も複数の軍人が必ず参入します。
telegraph.co.uk/finance/proper…
dailymail.co.uk/news/article-1…
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…この戦法とても、とても興味深い。
・戦車1輌の単独が、面砲撃済みの小村へ近づく。それも野原ではなく危険な街道を真正面から。
・同部隊の歩兵戦闘車はいるが後方待機。友軍降車歩兵確認できない。
・村付近にあるであろう敵隠蔽陣地からのATGM有効射程に入っても前進。非常に危険な近距離で停止.
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ウェストポイント現代戦研究所市街戦研究局ジョン・スペンサー局長の市街戦の防御側がすべきことの簡易冊子、日本語版作ってくれたようです。
正規軍人だけでなく市民含めてやれることが書かれています。 twitter.com/SpencerGuard/s…
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ワーテルローの戦い Gif
ナポレオンとウェリントン公&ブリュッヒャー
英語圏戦史サイトで有名な作品です。
ありがたいのは時刻をきっちり書いているから参考文献に基づいて議論がしやすいこと
何のソフトで作れるんでしょうかこういうの
フルサイズ版
i.imgur.com/o4XusTE.gif
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これは陸軍畑でない方の誤認ですね。
地上部隊は作戦的攻勢時にも進んだらどこかで戦術的停止と再編が必ず起きるので、そこで野戦築城/陣地構築を毎回すぐにするように叩き込まれます
米海兵隊ではSAFE(security, automatic weapons, fields of fire, entrenchment)の標語で昔覚えさせていたものです twitter.com/hms_compassros…
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ソ連の軍事的能力は最初から1945年の赤軍のようであったわけではなく、実戦で様々な欠点を露呈し膨大な犠牲をだしながら戦訓を戦中に取り込み続け「成長していった」軍隊ということに留意すべきと思っています。
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カエサル著『内乱記』なんですが、wikibooksにラテン語の読めるどなたかが全文訳を作ってくれており、自由に閲覧できます。
一文ずつラテン語並記されており元の単語の解説と関連画像、自作戦況図まであって凄い労作です。
國原版も訳注がとても役立つので両方読み比べてます
ja.wikibooks.org/wiki/%E5%86%85…
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ウクライナ軍の開戦前からの練度の高い契約軍人は多くが死傷したのは確かでしょうけど、損失というのは負傷や病気も含み、数割は一時的な離脱であり1~6か月で前線戻ってきますので、まだまだ巧く闘うベテランは残存していると思いますよ。今が続々と復帰してくる時期です。
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普通に敵のジャベリンを持つ歩兵隊を狩るためのチームの基本編制と交戦距離まで書いてある。
既知の戦闘法としてもどれを採用してるかは秘匿すべきだと思うんですが…この程度ならすぐばれるから気にせず自軍に浸透させるのを優先したのか。
あ、例の傘の話もありますよ!
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カウボーイ作戦について書かれたMHNの記事面白い
WW2終戦直前、リピッツァナー等の極めて貴重な牝馬や仔馬を集めた場所があった。ソ連軍の戦火が迫りまだドイツ軍が防衛戦をする中で、この馬たちを救うため一部のドイツ兵と米兵が協力し戦線深くからの馬群大移動作戦に挑んだ
militaryhistorynow.com/2018/11/25/ope…
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ロシア軍の最大の変化は、第1作戦での機略戦を夢見た運動戦を行い、兵数不足で物理的距離をカバーできないことが明らかになり、
第2作戦では陣地戦(位置戦)へ方式そのものを変更したことであり、故に前線周辺の戦力量、特に火力がものを言うようになってきていることかと。
postfactum.info/society/voyna-…
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2020年、アゼルバイジャンによるアルツァフ共和国への攻勢作戦に関する拙稿作成しました。
兵器技術や情報戦の詳細では無く、マニューバ面のコンセプト概要に絞っています。伝統的な迂回作戦を、適切に地形に合わせた諸兵科の連携で行ったことが確認されています。
warhistory-quest.blog.jp/21-Oct-27