彼らは軍事だけでなく、科学や工学、経済学や医学など自分達の思想と摺り合わせをしない専門家を軽視する。思想によって現実を改変できるわけがないのに。 twitter.com/marei_de_pon/s…
記者会見で「失敗ではない」と言ってるものを、「いや、あれは失敗だ」と言うのは、それ自体は報道倫理として間違ってないんですよ。 たとえば、学校が「いじめではない」と言ってるものを「いや、あれはいじめだ」と追及するのも報道でしょう。 問題は、本当に追及するべきことだったかの妥当性で。
国産ロケット停滞懸念、H3離陸せず 3月再発射目指す - 日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO… 発射台で居座った程度で「停滞を懸念」する人、世界の宇宙業界にいないから心配ないよ。あと、JAXA担当の新聞記者にもいないんじゃないかな。
ダメだぞ、人の写真に「それは一般的に失敗と言います」と文字入れて、隣に別の人の写真で「それはあなたの感想ですよね」とか並べちゃダメだぞ。
これからは、WikipediaとChatGPTでわかる程度のことを記者会見で聞くの禁止ね
共同通信と同じことを、ChatGPTにも聞いてみた。岡田さん、これを読み上げればよかったんだw
原子力報道では、何を言おうと罵声を浴びせて上げ足をとればキャッキャウフフできたのかもしれないけど、宇宙開発はそうじゃない。なんとか確保できた予算で、どれだけ科学技術、経済、国民生活、そして希望をブーストできるかを考えてる。国も企業も大学も、メディアも。向いてる方向が違うんだよ。
同じ科学報道でも、僕は宇宙開発の取材現場で、原子力のように高圧的な報道姿勢は見たことがなかった。記者が別の人なのかとか、内情は知らないけど。 でも、原子力報道の人がポンと来たらどれほど異質なのかよくわかったし、こりゃ原子力報道はダメだなと痛感したよ。
いやね、僕とかフリーランス勢がマスメディアの論調に噛み付いて、全体に方向修正されるようなことって過去にもあったけど、これだけ新聞各社が一斉に「失敗ではない」と念を押すのは、やっぱりマスメディアの記者も「共同のアレはない」と鼻白んだんだと思いますよ。
H3発射中止 JAXAは「設計通り」 トラブル、他のロケットでも | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20230… 「他のロケットでも」って、いなさまのコメントだったw 「これを失敗と言われるのはあんまりだ」と。朝日でも「失敗ではない」と書かれてたし、新聞各社もここ強調してる。
ロケット開発という仕事は、トラブルの連続。度重なる延期でも毅然としてメディアの前で説明してきた岡田PMですが、「遠くから来てくれた子供達にロケット打ち上げを見せてあげたかった」という思いは、また別のものだったのでしょう。
このあと別の質問で吐露されるのですが、岡田PMが声を詰まらせた「見守ってくださったのに申し訳ない」相手とは、種子島へ観に来てくれた子供達のことだったのです。 開発リーダーとして苦難を乗り越えてきた岡田さんも「これには弱い」と。 twitter.com/nhk_news/statu…
そのような観点から、宇宙ロケットでは「離床前の異常検知で打ち上げを中断する」ことを、一般には「失敗」とは言いません。再打ち上げまで数か月かかることもありますが、それ全体で最終的に「成功」すれば良いという考えです。
ロケットの打ち上げの「失敗」ってなんだろう、ということを、せっかくの機会なので改めて考えてみたいと思います。客観的に、多面的に。
原子力ってああいう態度で報道機関の矢面に立ち続けてきたんだな…そりゃ記事も主観的になるわけだ。
相手を殴り続けても賞賛される状況になると、人間はいくら殴り続けても罪悪感を覚えなくなるけど、相手が原発事故だからって主観で殴り続けるのが正義だと勘違いしたら、一歩外に出れば誰も正義とは見てくれないですよ。
報道機関は批判も仕事なので、当事者が失敗ではないと言い張っても、それは失敗だと報じるのも自由だと思います。その報道機関の自己判断と責任で。 ただ、報道機関の社内で意見が割れた場合は、社内で話し合って解決するべきでしょうね。
日刊工業新聞「使い捨てエンジンですが、安全なレベルで止まったということですか」 岡田「こういう止まり方を想定して設計している。エンジンを止める信号を送信して、宇宙で止まるのと同じように止まっている」
共同「それは一般に、失敗と言いまーす。ありがとうございます」
共同「それを失敗と言われても仕方がないんじゃないですか、どうですか」 岡田「我々は基本、安全に止まるように設計している。意図でないというのは、それを超えた場合は大変と思うが、想定を超えてはいない」
共同「中止と失敗について。意図的に止めた場合を中止と思う。意図しない異常による中断だったのではないかと思うが、一般には失敗なんじゃないですか」 岡田「ロケットにこういうことはあるが、そういう場合に失敗と言ったことはない。それが非常識かはわからないが」
読売新聞「LE-9はおそらく正常で立ち上がったとおっしゃったが」 岡田「その通りです。全てのデータをチェックはしていないが、制御機器はLE-9は正常と判断していた」 ※大貫註:エマストのトリガーはLE-9ではないといいこと
NHK「失敗ではなく中止か」 岡田「失敗の定義はいろいろあると思うが、シーケンスで止まったのは中止と考えている」 NHK「安全のために止まったのか」 岡田「そういう意味では、異常を検知して安全に停止したという状況です」
記者会見質疑応答 MBC「率直な受け止めを」 岡田「申し訳ないと思っていますし、ものすごく悔しいです」(涙で声を詰まらせながら)
第1段下部に搭載されている1段制御用機器が、着火信号を送信しなかったとのこと。これ以上のことは岡田PMも把握していないと。