飯間浩明(@IIMA_Hiroaki)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「国語に関する世論調査」の報道は、最近、抑制が利いています。文化庁も注意してるのでしょう。「間違った言い方をする人がこんなに!」みたいな記事は減りました。調査結果でも「国語が乱れている」と思う人は若干減った。自分と人とのことばの違いに寛容になっているとすれば、けっこうなことです。
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今回、令和元年を迎えるにあたって、NHKはスタジオにゲストを招き、各地から多元生中継を行った。私は面白く眺めましたが、さてこの録画を保存するかどうかは迷うところです。後で世相などを思い返すよすがになる録画は大体残す方針ですが、今回、その価値は。まあ、残しておきましょう。
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菅首相は総裁選不出馬に関して〈新型コロナ対策に専任をしたい〉と「専任」を2回使ったように聞こえました。メディアの文字化では「専任」「専念」と分かれていました。「専念」とした社は「『専任する』とは言わないだろう」と判断したのでしょう。実際は、「専任する」の例は、あることはあります。
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レポート執筆にChatGPTの使用を許可するのは、寛容に見えて実はそうでもありません。教師が「ChatGPTでも書ける内容は不合格」という基準を設定すれば、現状では、多くの学生が不合格になりかねない。合否判定基準をどこに置くかはともかく、レポートの判定基準がシビアになる可能性はあります。
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「段落」のように下に「する」がつかない漢語で、上に「ひと」がつく語はほかにないかというと、「ひと騒動」もあり、「ひと課題ずつ取り組む」などもあります。要するに、正誤の説それぞれに論拠があり、自分自身がどの論拠に従いたいかは自由です。長い間に「ひと段落」が増えているのは事実です。
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頭、羽…「動物の数え方は死んだ後に残る部位で決まる説」は本当か? 国語辞典の編集委員に聞いた maidonanews.jp/article/146039…
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〈「今回、『MDをもう消しましょう』と言ったのは私なのです」/こう話すのは国語辞典編纂(へんさん)者の飯間浩明さんだ〉。そのとおりで、2019年9月に『三省堂国語辞典』からの削除を提案した記録が残っています。愛好家の方々には申し訳ないです。▽朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1…
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辞書に「昔のことば」を載せないと実用にならないのでは、と疑問に思う人もいそうです。昔のことばだから削るのではなく、古風でもよく聞くことばは残します。「御意(ぎょい)」「重畳(ちょうじょう)」など、実生活で使う人は少ないけど、時代劇でよく耳にします。そういう意味では現代的なのです。
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歴史用語としての「ペレストロイカ」を載せるなら、「インティファーダ」「大躍進」その他、知っておきたいことばは山ほどあります。それを載せていくと、結局歴史辞典になる。そのへんはもう小型辞典の役目ではないということです。『三国』の目的は日常語を簡単に説明することです。
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「確信犯」のうち「②そうするのが むしろ正しいと信じておこなう犯罪」で使う例は、現代の文章では非常に少ないという判断なんです。この②の意味は、ちまたの日本語誤用本などで「正しい」「本来」とされているのですが、はて「正しい」とはなんだろう、と考えてしまいます。 twitter.com/fudesakisanzun…
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「ビタイチ分からない」「ビタイチ関係ない」のように、「少しも」を強調して「ビタイチ」と言うことがあります。元は「びた一文」と思われるので、意味が変わっています。私の初見は2019年ですが、2010年代に増えた言い方と思われます。今年の候補にはならないでしょうか。#今年の新語2022
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辞書を作る上で、他の優れた辞書に対する嫉妬の感情は大事なものだと、私は考えています。嫉妬によって相手の足を引っ張る、なんてのは論外。逆に、自分のやる気を高める燃料にするのです。今年は、『広辞苑』第7版が出たときも、「どないしてこましたろか」と、私は嫉妬に狂っておりました。
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戸籍氏名に読み仮名をつけることを法制化するにあたって、どの範囲の読みを認めるか3案が出ているとのこと。私としては、届け出られたものはみな受理するのが公平でいいと考えます。非常識な名前が増える可能性はありますが、すでに昭和の常識で読めない名前は大量に生まれています。
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Perfume「Time Warp」で〈全てがほら ショーウィンドウにある〉という歌詞に注目しました。show sindowは、カタカナではいろいろに書かれます。新聞なら「ショーウインドー」です。ほかの歌では「ショウウィンドウ」もあって、一定しません。辞書の見出しを決めるときに悩むことばのひとつです。
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中日ドラゴンズの応援歌についてのツイート、ほぼ皮肉は伝わったと思うのですが、蛇足を加えます。
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25日に「国語に関する世論調査」が出て、私も取材にコメントしました。特に「〇活」「〇〇ハラ」ということばが今の日本語にどんなに貢献しているかを力説しました。その部分は有料会員でなくても見られると思います。▽朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASN9T…
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辞書エンタメイベント「国語辞典ナイト12・辞書はゲームだ!」開催決定です。2月24日18:00、渋谷・東京カルチャーカルチャー。辞書の作り手はこれまで、勉強道具を作っていると思っていた。でも、それでいいのか。辞書は遊び道具であるべきだ。みんなでゲームしながら、真面目に考えます。続報待て!
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一方、「首相はやめろ」の「やめろ」は人格攻撃ではない、と私が述べたことについて、「ではお前はそう言われて嬉しいのか」という趣旨の意見も。一民間人にそう言ったら脅迫的ですが、公人に辞職を求める権利は誰にもあります。私好みの言い方は「○○氏はやめるべきだ」ですが、連呼には向かないか。
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辞書の引き比べを楽しむ「辞書部屋チャンネル」。今回は「別腹」ですが、私が驚いたのはそこじゃなかった。『三省堂国語辞典』の「別腹」に〈満腹したあと、好物がもう一つのおなかに……〉とある、その「満腹する」が〈今あんまり言わない〉と評されたのです。そんなはずは!? youtube.com/watch?v=i8t6CF…
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安倍前首相の言動に注目が集まっていますが、現首相も、国会での質問者も、安倍氏のことを「総理」と呼んでいることに疑問の声があるようです。これ、私には既視感があります。以前読んだ記事で、永田町では元首相を「総理」と呼び続ける慣習があるというのがありました。前首相も同様でしょう。
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ところが、駅名の場合は話が別です。駅名は公共財であり、「名前を好まないから、その駅を利用しない」というわけにはいきません。公共物の名称はどうしても押し付けを伴います。そこで、なるべく多くの人に受け容れられる名称を選ぶ必要があります。今回の新駅名はそうなっていないということです。
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新聞を読んでいると、政府に批判的な新聞でも、わりと政策を評価している場合がある。同様に、政府寄りとされる新聞でも、政府方針に疑問を呈する場合がある。実際、あるんですよ。そういう記事を読むと、「ああ、見るところは見てるんだな」と、その新聞に対する信頼感が高まります。
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「専任する」について「『任』は『まかせる』の意で、首相が自分に使うのは明らかに誤用」という意見がありました。この主張はさすがに無理です。自分に使う「○任」は、「学級を担任する」「外相を兼任する」などがあります。「明らかに誤用」という表現は慎重に(と、ことばの本の著者に言いたい)。
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『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』の刊行を記念して、私と編著者の見坊行徳さんとで記念対談を行いました。全4回の連載になる予定。見坊さんのお祖父さまにあたる見坊豪紀先生の話に始まり、辞書から消えゆくことばなどについて、とても濃い話をすることができました。dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/kietako…
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蛇足ながら、ネットメディアにせよ、新聞・雑誌メディアにせよ、取材の際に述べたコメントは、多くの場合、原稿化されたものを確認する機会がもらえます。読んでみると、けっこう、数字が違っていたり、意味が正反対になっていたりします。コメントの確認を条件に取材に応じるのが望ましいですね。