飯間浩明(@IIMA_Hiroaki)さんの人気ツイート(リツイート順)

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1年間、大河ドラマ「#いだてん」を堪能しました。見終わった感想は「明治から東京五輪までの時代の空気を描き切った。すごい」です(小並感)。時代の空気を描くには、屋外、街の描写が不可欠ですが、CGやロケ、カメラワーク、俳優やエキストラの動きで、当時の世界を見事に作り出していました。
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……などと書きましたが、私はこの先生にとてもお世話になっていて、今でも深く感謝しています。その感謝の文章を雑誌に発表したこともあります。だから、こういう例に挙げるのは恩知らずなのですが、まあ許していただけるだろうと書いちゃいました。先生、すみません。
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もっとも、これでは新旧それぞれの用法で意味が正反対になるという問題があります。「Cの次に背が高い人」と言った場合、旧解釈では「Cよりも一段階低いB」を指し、新解釈では「Cよりも一段階高いD」を指し、誤解が生まれます(意味の違いが新旧の違いによるかどうかは分かりません、念のため)。
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古いホームページにはしばしば、閲覧するごとに数字が増えるアクセスカウンターが設置してあります。閲覧者がキリのいい番号に出合うことを「キリ番ゲット」「キリ番を踏む」と言った。この「踏む」の用法はついに国語辞典に載らなかったかもしれません。
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『四字熟語を知る辞典』に新井素子さんらSF小説の例文を見つけた、というツイートを拝見しました。そう、この辞典は、例文を明治~現代の文学作品から、ひたすら探して載せたところがポイントです。漱石や鴎外はもちろん、今活躍中の作家たちが、四字熟語をどんなふうに使っているか、ご覧ください。
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三省堂「今年の新語」大賞は「映(ば)える」に決定。「インスタ(SNS)映え」から「ばえ」が独立して、昨年・今年あたりから「ばえる」「ばえた」あるいは「ばえな〇〇」の形で、共有したくなる見映えの美しさを表します。SNS時代の美を語ることばです。会場からお送りしました。#今年の新語2018
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ツイッターの「おすすめ」攻勢が激しいので、「おすすめ見ない対策」が必要になってきました。おすすめに引きずられ、本来私自身が欲していない情報におぼれることは避けたい。表示を減らす方法はあるようですが、結局「自分が見ない」に尽きます。私の対策は、とりあえずこの3つを見ないことです。
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SNSの言論がエコーチェンバー化(同じ考えの人だけで盛り上がる)しているのは確かだと思う。公平な見方をするためには、両方の言論を均等に読めばいいのだけど、どちらの陣営もことばが暴力的で読むに堪えない部分がある。むしろ、論調の違う複数の新聞を読むほうが精神衛生上はいいです。〔続く〕
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やはり、この問題は、継続して観察したいと思います。やや恐れるのは、今後どこかのメディアが粗雑な調査をして、その結果が一人歩きすることはないか、ということです。質問のしかたには慎重さが求められることを付け加えておきます。
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知人同士の会話で不適切な発言をしたとき、まずは相手の感情に配慮して、嫌な思いをさせたと謝ることはありえます。その場合でも、私がベターだと思うのは「この言い方はあなたの意向を尊重していませんでしたね、すみません」と、快・不快とは関係なく謝ることです。これは好みが分かれるでしょう。
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その後、「北海道アンドウニ丼アンド温泉で優勝せぇへん?」などと、例が増えてきている感触があります。2016年に「優勝」が三省堂「今年の新語」に投稿されたのもなるほど。2017年からの卑猥な意味はとりあえずスルーして、現在では「みんなの笑顔今日も優勝でした」などと盛んに使われます。
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『三省堂国語辞典』第7版・広島東洋カープ仕様がそろそろ書店に並び、飛ぶように売れています(多分)。あちこちの項目の例文もカープ仕様になっています。その例文を探すうち、いつしか辞書を読みふけっている自分に気づくことでしょう。ちなみに、私自身もカープファンの少年でした。
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私が大学で担当する授業(上級日本語学習者対象)では、レポート執筆にChatGPTを使ってもいいと言ってあります。私自身も自分の文章を検証するのに使っており、有用だと考えるからです。悪筆の人がパソコンで文章を書いてもいいのと同様、執筆にコンピューターの力が借りられるなら借りるべきです。
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「お前」は、古代は「大前」(その方のいらっしゃる前)で、神仏や貴人を婉曲に指したと考えるのが妥当です。平安時代に「お前」が現れ、江戸前期までは敬称。後期には目下にも使うようになり、価値が下落。現在、女友だちを気軽に「お前」と呼ぶ男性もいますが、呼ばれたくないという人は多いですね。
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「おてんば」は『三省堂国語辞典』では「手早い」の意味の「てんば」からと説きますが、いずれにせよ「お転婆」は当て字。これがだめなら「麻婆豆腐」はどうなの、というリプライが本質を突いていると思う。「娑婆(しゃば)」「卒塔婆(そとば)」「湯湯婆(ゆたんぽ)」もありますな。 twitter.com/R1zZu/status/1…
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『三省堂国語辞典』第7版の「福岡ソフトバンクホークス仕様」が今月発売されました。これまでのシリーズに劣らず凝ってます。見所は、けっこうな数の「ホークス仕様例文」。「球場」「鷹」「連覇」などの項目に、ファンなら思わず膝を打つ例文が。探しているうち、いつしか語彙が増えること確実です。
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「少子化担当大臣」は少子化を行う大臣みたいだとネットに声あり。ここで殺人に挑む探偵になってしまった広告コピーをご覧ください。 twitter.com/IIMA_Hiroaki/s…
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「多忙」「多用」のようなほぼ同等のことばA・Bがあるとき、「私はAが適切と思う」「私はBを使いたい」というのは個人の自由です。ところが、「こう使うのがマナー」「こう使いなさい」と主張するとなると話が別で、昔からの伝統があるなどの根拠が必要です。その根拠が曖昧なのがトンデモマナーです。
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東京事変「うるうるうるう」は難解な歌ですが、「あなた(たち)の扉を開いて、人間性を発見し、回復させたい」ということかな。とすると「閏(うる)え!」というのは「潤(うるお)え」ということでしょう。「閏」は「閏年」の「閏」で余分の意味です。ただ、「潤」の字と通用して使われていました。
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東京の大きなターミナル駅で「LADYS」という表示を見かけました。「LADIES」だろうと思います。米グーグルで検索すると、「LADYS」も出てきますが、俗用じゃないでしょうか。"ladys clinic"で検索すると、日本のサイトが上位に来ます。"ladies clinic"ならそういうことはありません。
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補足。「お母さん」は、ここでは「料理を作るやさしい人」の意味であり、「料理を作るやさしい人」は男女とも含まれる、「お母さん」はそんな男女を含む記号だ、という考えもありえます。でも、その記号に「母」を表すことばを使うかぎり、やはり「母=作る人」という結びつきが生まれてしまうのです。
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「お茶をいれる」の漢字のアンケート、ご協力ありがとうございます。圧倒的に「淹れる」が多く、7割を超えました。学校で習う字でないけど、よく見るからでしょう。語源的には「湯を注ぐ=入れる」で、国語辞典でも〈今は[入]が一般的〉とするものもありますが、実際には一般的とも言えなそうです。 twitter.com/IIMA_Hiroaki/s…
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颯に事実を打ち明けられて、式場へ急ごうとした晴太、一瞬戻って颯をきつくハグ。あれっ、これ台本にあったっけ、などと、事前に台本をいただいている私は戸惑う。慌てて確認しましたが、ここは詳しく言わないほうがいいところですね、たぶん。#じぞ恋
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春斗「『深酒』の前にあることばって何だったと思います?」 三省堂国語辞典「『深さ』かな」 明鏡・岩波・日本国語大辞典「『深さ』だ」 広辞苑・大辞林・大辞泉「いや、『深作欣二』だろう」 春斗「……」 ※ドラマのとおり「不可抗力」なのは、新明解国語辞典・新選国語辞典です。#コントが始まる
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省略語のような(「乱れ」とされる)言語形式を、言語学者は叱ったりしません、という川原繁人さんの発言を読みました。全面同意です。言語研究にあたっては、言語現象すべてを大切で貴重な例として取り扱うのが基本のはずだからです。辞書を作る私も同じ姿勢です。ところが一方、(続く)