飯間浩明(@IIMA_Hiroaki)さんの人気ツイート(古い順)

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きょうのおべんきょう インスタントラーメンに入っている「かやく」(キャベツ・もやしなどのかんたんな具)は、漢字でどう書くのかな。「火薬」ではないよ。検索する前に自分で考えてみよう!
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こたえ ラーメンの「かやく」は「加薬」と書くよ。加えた薬味からという。薬味の意味から転じて、主に関西で具を言うようになった。「かやくご飯」の「かやく」も同じ。『松屋(まつのや)筆記』などでは「加役」とも書いているよ。辞書ではあまりていねいに説明していないね。ごめんね。
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気になるので一応指摘を。『三省堂国語辞典』を取り上げてくださってありがたいのですが、収録語の記述がまったく違っています。「カキコ」「キボンヌ」などは『三国』にもともとなく、「なう」は1970年代と対比的に解説しています。個人ブログでなくWEBメディアの記事なので、正確さを望みたいです。
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4月からのTBSドラマ「持続可能な恋ですか?」では松重豊さんが国語辞典編纂者を演じる。どんな演技をされるか楽しみです。松重さんのコメントのとおり、必ずしも堅物でない姿が見られるのではないかな。編纂者という仕事が世の中に認知されるきっかけになるでしょうか。tbs.co.jp/jizokoi_tbs/
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どなたか、作曲してくださらんでしょうか。 twitter.com/hacosato/statu…
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『三省堂国語辞典』第8版の「自分」の解説文、ほんとに作曲してくださった。ありがとうございます。なぜか勇気出てくる。タイトルはやっぱり「自分」ですかね。 twitter.com/cl6ck/status/1…
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すみません悪ノリです。辞書は詩。
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あなた自身はどう発音しますか。教えていただければ幸いです。 ①減算 a. げんさん b. げんざん
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本日3/26、このあと20:15~NHK「突撃!カネオくん」にVTR出演します。辞書作りの作業の一端をご紹介できると思います。「やあ、カネオくん(棒)」と語りかけるやつも、カットされてなければ入っているはず。どうぞご覧ください。 nhk.jp/p/ts/ZV9LQ94Z3…
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語彙力がなくても書けるメールの本を、ライターの古賀及子さんのご協力を得て作りました。「何とぞご放念ください」などと難しい語彙を使わなくても、伝わるメールは書ける、という考えのもと、そのコツをまとめたものです。ご参考になれば幸いです。amazon.co.jp/dp/4023340197/…
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NHK Eテレで本日8日(金)22:00からの新番組「言葉にできない、そんな夜。」に協力しています。うまく表現できない、あの時この時の気持ちを、文豪の文章などを参考に表現してみよう。私は引用文の監修を担当。「へぇ~」と思う表現もあるはずです。どうぞご覧ください。nhk.jp/p/ts/QG95M2Z6V…
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ちょっとお尋ねしてみましょうか。 料理で「出汁(だし)を引く」という言い方を聞いたことがありますか。「東日本」「西日本」は、長く暮らした地域をお答えください。 1. 聞いたことがある(東日本) 2. 聞いたことがある(西日本) 3. 聞いたことがない(東日本) 4. 聞いたことがない(西日本)
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特定のドラマやアニメなどを批判することで盛り上がるグループがあるそうです。「批判だけをする人」の意見って参考にならないんですね。人も作品も長所がゼロということはまれなので、常に批判だけをする意見は「公平でないかもしれない」「バイアスがかかっているかも」と疑って見ています。
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同様に「褒めるばかりの意見」も公平でないとは言えます。ただ、長所って短所を覆い尽くす面があるので、ひとつ大きな長所があれば、ことさら短所を言わなくてもいいことも多い。私は以前、ある名作小説を終盤まで「退屈だ」と思って読みましたが、最後の感動的な場面で全部OKになったことがあります。
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SNSで作者に対して「最初は退屈だなーと思っていましたが、最後はとても感動しました!」というような感想を直接言っている人を見かけることがあります。正直な気持ちで、悪気はないのでしょうが、前半はことさら言わなくてもいいのになー、と思ったりします。
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1979年の朝ドラ「マー姉ちゃん」が、この3月までNHK BS-Pで再放送され、楽しく見ていました。古風なことばも多く採集できて有意義でした。「とんでもございません」がごく普通に使われるのも特徴。この表現を誤りとする主張が広まるのはこの前後の時期からで、それまでは平和に使われていたのです。
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「頭」「羽」など「動物の数え方は死んだ後に残る(食べ残す)部位で決まる」というのは、単なる最近の俗説と見ておきます。牛や豚の頭肉は、今と同じく古代中国でも食べていたでしょう。ちなみに、日本で「頭」が一般化したのは明治時代、英語headの翻訳によってでした(昔もあることはあった)。
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大森洋平さんの『考証要集』(文春文庫)によると、江戸後期の『北越雪譜』では、鮭を「頭」と数えた例もあるんですね。岩波文庫で見ると、たしかに〈手も濡{ぬら}さず二三頭{とう}のさけをうる事あり〉(p.134)とあります。もちろん鮭の頭も食べられます。これは日本での例ということになります。
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デマが何万回もリツイートされているとき、それを否定するツイートをどのくらい拡散させれば十分か、というのは難しい。情報の内容にもよります。デマの拡散者の大半は、その真偽には興味がなくて、すぐに忘れる人々と思われる。そうした層のことは無視してもいい気もしますが、本当にそうかな。
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デマというのは拡散したくなる要素を持っています。一方、デマを否定する情報は多くは常識的で、拡散力ではデマに負けます。元情報の真偽に興味がない人には、なかなか届かないものです。でもせめて、「元情報が真実かどうか知りたい」と思っている人には、確かな判断材料が届くようにしたい。
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安全に関わるデマや、ヘイトデマなどが広範囲に拡散されているとき、「拡散した人はすぐに忘れるよ」などと軽く考えるわけにはいきません。やはり全力で事実を拡散するしかない。このことは、小ネタ、雑学に関するデマにも言えます。「これぐらいいいか」と放っておくのはよくないと思う。
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小ネタ、雑学に関してデマが拡散されたからといって、ただちに危険につながるわけでありません。でも、「まあ面白いからいいじゃないか、真偽はどうでもいい」という考え方を助長することにはなります。神は細部に宿る、というとちょっと違うけど、小さなことでも真偽は重視したいものです。
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謝罪で「不快(不愉快)な思いをさせたことをおわびします」と最後をまとめることがあります。でも、問題は相手を不快にさせたことでなく、ヘイトや差別、ハラスメントであるケースが多い。いずれも人権侵害(無視)の話なので、快・不快の話にしてしまうと、問題分かってないなー、という気がします。
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ウェブでは、相手を不快にさせた場合の謝罪のバリエーションを示したページもあります。私がイメージする「相手を不快にさせた場合」とは、せいぜい服の襟や裾が乱れているとか、肩にフケがかかっているとかかな。「服装のチェックが甘く、お見苦しいところをお目にかけました」と謝るような状況です。
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知人同士の会話で不適切な発言をしたとき、まずは相手の感情に配慮して、嫌な思いをさせたと謝ることはありえます。その場合でも、私がベターだと思うのは「この言い方はあなたの意向を尊重していませんでしたね、すみません」と、快・不快とは関係なく謝ることです。これは好みが分かれるでしょう。