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BLについては堀あきこ・守如子『BLの教科書』、ジェームズ・ウェルカー『BLが開く扉』、溝口彰子『BL進化論 』といった素晴らしい先行研究の数々がある。メディアで取り上げるのなら、BLなど専門知識がなくても大丈夫だろうと思わず、「勝手なイメージ」で話し出してしまう前に一通り学んで欲しい。
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作品を褒めるのに特定のジャンルを落とす必要はないし、こういうときにBLがつねにその落とされる対象にされてきたことに少なくない人が声を上げてきたはずなんだけれど。
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ゲイの息子を亡くした母を描く2/26公開予定の『ステージ・マザー』。監督のトム・フィッツジェラルドはかつてレズビアンカップルの老後とパートナーを看取ることを描いた『夕立ちのみち』を撮っていて、年を重ねた女性の生き方に対する温かいまなざしを持った監督だなと思う。
twitter.com/tal0408mi/stat…
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『アワ・ボディ』('18)
韓国の競争社会に疲弊した三十代の女性が、ランニングと作家志望の女性に出会い変化を迎える。そこに映るのは友情や憧憬というよりも深層心理にある欲望で、同化願望と性愛が入り混じる女同士の関係性か。伏線を綺麗に昇華させる結末が素晴らしい映画。
jaiho.jp/video/detail/D…
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「マルグリットは性行為の最中、呻くだけ。終わったあとも泣くだけ」「夫への告白の真の理由がわからない〜」
「ル・グリは高貴な人だったと思う。彼は、敗北を選ぶことで愛も名誉も守ったのだろう」
性暴力事件の被害者を下げ、加害者を上げる酷すぎる『最後の決闘裁判』評。
haradafilms.com/diary/harada_d…
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「性別は関係ない」とか「普遍的な愛」とか散々言ったのと同じ口で、「たかがピアス一つ」で「女性的」とか「男女の愛に見える」とか言ってしまうの、二枚舌にもほどがある。これまでどれだけ重要な事柄がそこにあったとしても、それらを捨象して、無化してきたというのに。
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#GagaOOlala 『Perfect One-night Stand』(2019)
レズビアンの主人公が21歳の誕生日を迎える前に初体験を済ませようと、マッチングアプリで出逢いを求める韓国の短編映画。「長髪だけどブッチ」とか次々と出てくる人物に表示されるプロフィールも面白いし、十分長編に引き伸ばせそうなポテンシャル。
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私が最近Twitterで行った批判から、その批判を受け止めてくださった映画監督と対談してきました。近いうち記事として出ます。映画監督と批判する評論家という陥りやすい対立構図を切り崩し、「批判」によって分断されずにむしろそこから対話し、連帯しえる共闘可能性を示せるような気がしています。
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件のこの投稿における文意は、「映画に罪はないか/あるか」といった議論にはない。あくまで、「映画に罪はない」という言葉が免罪符のように機能し続けることによって、性暴力が横行する業界の構造を温存してしまう/しまってきた問題そのものにある。
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今日から配信の『さよなら、私のロンリー』は、(届くべき人のために届くようにあえてこの言葉を選ぶと)レズビアン映画。窃みを働いて生計を立てる一家で生きていたヒロインが、一家に仲間入りする自分とはかけ離れた女性の存在によって人生を切り開いていく物語が描かれる。
amazon.co.jp/gp/video/detai…
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📚寄稿📚
9月11(金)公開の行定勲監督『窮鼠はチーズの夢を見る』評が、リアルサウンドに掲載されました。
人生でもっとも大切な漫画原作の映画化作品ということもあり、より心を込めて書きました。
realsound.jp/movie/2020/08/…
#好きで苦しくて幸せ
#大倉忠義 #成田凌 #水城せとな 🐭🧀
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高校生の女子がプロ野球選手を目指す『野球少女』。男性だけにしか門戸が開かれていなかった世界で女性が道を拓こうとするときに遭遇しえるあらゆることが、とりこぼさないよう緻密に織り込まれた脚本によって描出されていく、優れた韓国映画。今日からNetflixで配信開始。
netflix.com/jp/title/81442…
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ほろよい × L映画
#ほろよいチャレンジ
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「結婚しなければいけないなんてプレッシャーを感じる必要ない」「女性は結婚しなくても一人で幸せに生きていける」みたいなメッセージ、2020年を超えて今この日本社会で生きる女性たちにそんなに強く響くものなのかどうか、わたしにはわからなかった。
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宇多丸さんの『燃ゆる女の肖像』評の「性描写が消費されないバランスを保っている」というのは本当にレズビアン映画にとって由々しき問題で、『キャロル』公開時に朝の情報番組でとある俳優が「『アデル、ブルーは熱い色』って映画がすごいんだよ~」と嬉々として話し始めたことを未だに忘れてない。
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この映画が心底恐ろしいと同時にものすごいと思うのは、「LGBT表象」に乗っかって脚光を浴びているマイノリティを演じるマジョリティと、虐げられているマイノリティを舞台装置を利用して対比/対面させているところで、ここまで真っ向からこのことを批判する映画は今のところごく限られているのでは。
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日本の映画業界、映画を撮るべきではない人間に大きな予算のかかった映画を撮らせてしまっている問題についてもっと深刻に考えて
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25日から映画祭で配信のユダヤ人とドイツ人の女性同士のカップルを描く『国境を越えてキスをして!』、ローゼンブラットの過去のレズビアン映画『赤い子牛』は宗教的な抑圧の厳しい作品だったけど今回はスチールみる限り難しい問題を扱いつつもポジティブな作品そうで楽しみ。
skipcity-dcf.jp/films/intl04.h…
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レズビアンの作家トーベ・ヤンソンを描く映画『TOVE(原題)』の公開が、2021年秋に決定したとのこと。今からとても楽しみな作品。
klockworx-v.com/tove/