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ここに至ってこの件は、労働の問題、「内輪の論理」をめぐる問題、権力構造の問題、メディアの問題と現在のさまざまな問題のショーケースのごとき様相を呈している。 twitter.com/yagi_ken/statu…
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こともあろうに物書きや弁護士をなりわいとする人間が言論統制を正当化するような発信をおこなっていることにおどろく。あたりまえだが、今回の事態を受けて政治や特定の政治家に対する批判を自粛する必要など一切ない。同時に卑劣な暴力行為やヘイトスピーチのたぐいを断じて許してはならない。
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ブルーレイBOXに収録されているパイロット版では、山岡士郎の声を井上和彦ではなく千葉繁が担当。これは1985年にNHK-FM「カフェテラスのふたり」で放送されたラジオドラマ版を引き継いだ配役。意外な人選だが、初期山岡のアウトロー気質が際立ち、これはこれでわるくない。 nicovideo.jp/watch/sm102725…
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森崎東はもちろんそのテーマ性のみをもって凄い監督というわけではないが、部落、在日外国人、沖縄人ディアスポラ、原発ジプシーといった題材の「非承認性」をこそ描きつづけてきた監督を「庶民の反骨精神を明るく描いてきた」「人情喜劇の名手」と括ってしまうのはどうにも違和感がある。
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「男性が五輪反対デモに参加していたかどうか、確認できていない」にもかかわらず、「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」という字幕をつけて世論誘導を図った点が問題なのであり、不確かな情報を流布した責任の重さは計り知れない。新たに検証番組を放送すべき。 nhk.or.jp/osaka/notice/i…
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先日、このページを慰安婦の資料として提示したところ、「具体的にどの資料ですか?」「日本語に訳してください」と言ってきたひとがいた。大部分の資料が日本語で書かれているので、丁寧に読めばわかります。恐ろしいことが書かれていますよ。というか、読む気もないんだな。 wam-peace.org/ianfu-koubunsh…
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伊丹十三の、とくに『マルサの女2』以降顕著となった「テーマをセリフで語らせる演出」「絵解きのような画面」は無論、確信犯だろう。黒沢清の「(伊丹さんには)どこかに自分の映画を褒める人間はみんなバカだという軽蔑があ(った)」(『黒沢清の映画術』)という言がまさに言い当てているように。
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7月23日に開館するというこの映画館は事実上、ユジク阿佐ヶ谷の館名を掛け替えて運営される館です。先日のアップリンクのスタッフ募集の件もそうですが、ハラスメント問題について十分な発信がないまま、新たな人員を募集されていることに非常な違和感と危機感をおぼえます。 nettam.jp/career/detail.…
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「不謹慎」と批判されうる題材をなぜあえてコメディにするかというと、そこにはコメディの方法論でしか表現できないニュアンスやメッセージがあるからで、たとえばメル・ブルックスの十八番であるナチス・ホロコーストネタは彼の強烈な当事者意識に根ざした、笑いによる抵抗、批評となっている。
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子どもの頃からマジメな話をするのが好きなので、「そんなマジメな話はやめて、もっとたのしい話しようよ」と言われることに違和感がある。マジメな話がたのしいんだよ。
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香港デモの様子。大手メディアによる全体状況の報道だけでなく、市民の発信によって警官隊の具体的な暴力の瞬間がリアルタイムで流れてくる。「痛み」を共有するにはまず個を注視せねばならない、という大前提をあらためて思い知らされる。
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考えてみてほしいのですが、少女像の展示が「慰安婦をめぐる一部日本人の歴史認識」にもとづく抗議を理由に撤去されたというニュースが世界に向けて発信されれば、日本はどう思われるでしょうか。「日本人の心」云々と言いながら、世界からみた日本の価値を貶めているのはいったい誰なのでしょう?
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この段になっても「会社への裏切り」「契約違反」(契約書もないのに?)と言っているひとがいることに、日本人の従属意識(「社畜」ということばは嫌いなので使いたくないが)の根深さを感じる。
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京都の立誠シネマでおこなわれていた労働搾取・ハラスメントについて、元スタッフであるライターの石塚就一さんがnoteに書かれた文章です(文中には劇場名は記されていませんが、石塚さんがツイートでその旨言及されています)。是非ご一読ください。 note.com/yangyang_film9…
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「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」と「志村けんのだいじょうぶだぁ」は、サイレント喜劇からジェリー・ルイス、ザッカー兄弟ら同時代のコメディ、カートゥーン、スプラッター、日本の時代劇やホームドラマ、R&Bやラテンといった音楽の布教にいたるまで、趣味性が炸裂した壮大な実験場だった。
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ただ作品を上映するのではなく、シンポジウム等まさに「考える」場の併設が必要不可欠であると思いますし、キム・ギドクの犯した罪がどのようなものであったのかに(上映情報の告知のタイミングで)言及しなければ、それこそキム・ギドクという作家の正当な評価を阻害することになりはしませんか。
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ラリー・コーエン逝去。「刑事コロンボ」では「別れのワイン」「自縛の紐」等傑作回の原案を担当。『悪魔の赤ちゃん』『空の大怪獣Q』『スタッフ』『アンビュランス』(以上監督)『マニアック・コップ』『フォーン・ブース』『セルラー』(以上脚本)等どんな題材も確実に見せるアイデアマンだった。
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芸人ならば容姿や性的志向(嗜好)をイジられて当然である、という認識がそもそも歪んでいる。たとえば松本人志はかつて、女芸人が男の芸人に勝てないのは性器を露出して笑いがとれないからだ、と主張したが、なぜそれが笑いの世界で勝負するうえでの必須条件になるのだろう。 huffingtonpost.jp/entry/kafuka-t…
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大川の行動が「美談」となった背景には、当時の官憲が日頃から「不逞鮮人」ということばをもちいて朝鮮人への悪感情を煽動していたこと、そして虐殺への対処が不徹底であったばかりか、率先してデマを拡散し、場合によってはみずから虐殺をおこなっていたという事実がある。
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このひとは自称歴史通で城マニアらしいですが、要するにじぶんの趣味のために政治を利用しているだけです。 twitter.com/matsuzawaoffic…
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被害者への対応を加害者本人にさせてはいけないと思います。 twitter.com/TomoMachi/stat…
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安倍首相の数ある問題発言のなかでも、今回の「障害者雇用」云々は段違いに酷いと思う。 www3.nhk.or.jp/news/html/2019…
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安倍首相が芸能人と会食を繰り返している。見え透いた人気取りだが、普段あまり政治に関心がないひとや積極的な投票動機をもたないひとに対しては一定の効力があり――「安倍さんってお茶目なひとなんですね」「私の好きな●●さんを応援する安倍さんはいいひと」という具合に――決して軽視できない。
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バットマン(アダム・ウェスト)=田口トモロヲ ロビン(バート・ウォード)=加藤賢崇 twitter.com/allsoda/status…