盲目的な延命治療は避けるべきです。 しかしここ20年、延命目的の胃瘻は著減、人生の最終段階に積極的治療を望まないという方も増えました。 「誰もが納得のいく人生が送れる社会」が社会保障の目的。それが胃瘻のない人生であるべきかは社会が決めることではないと思います。
そして「コロナのない世界」の住民の方々も、今は少しだけ立ち止まって、この状況について考えてもらえないだろうか。 ある日突然「コロナのある世界」に強制的に押し戻され、厳しい選択を迫られることになる前に。
コロナ直前、2019年11月の調査ではマスク着用する人は8割。うち冬に使う人が6割、春が3割、一年中使う人も1割強。 使わない人は2割弱。 コロナ前から日本では冬はみんなマスクをつけていた。海外から異様な風景と揶揄されることもありましたが、コロナ禍では強みになった。 prtimes.jp/main/html/rd/p…
ワクチンの接種回数が3回未満、または前回接種から半年以上経過している人は、ご自身の重症化を防ぐためだけではなく、医療を守るためにも、ワクチン接種を強くお願いしたい。重症化率が下がったとはいえ、感染者が増えれば、当然重症化する人も増える。ワクチンは医療現場の負担を軽減できる。
感染症法上の分類という専門的知識の必要な議論をフィーリングで進めると、国民の認識としては当然こうなります。 コロナを5類にすれば、感染力もインフル並みに下がる、医療現場の感染対応もインフル並みになる、そういうわけじゃないんです。 重症化や後遺症のリスクも変わりません。 twitter.com/himawari3_/sta…
コロナで死ぬのはどうせ高齢者。いずれ老衰か肺炎で死ぬんだし気にする必要なし。 そんな意見もありますが、病床が埋まり、救急車が動かせなくなったら、助けられないのは心筋梗塞や脳卒中、交通事故の人たちです。 救急の限界点はそこまで来ています。 twitter.com/chiba_shobo/st…
第8波はいま拡大を続け、12月以降1万人を超える方が新型コロナで亡くなっている。ここには隔離期間を過ぎ亡くなる呼吸器障害や心不全、衰弱の進行した要介護高齢者は含まれない。総死亡者も6万人を超えたが、実際にはもっと多くのコロナ関連死(超過死亡)があるはずだ。
僕らの連携先施設でもクラスター多発。ワクチン4回目が間に合わなかった人を中心に重症化、すぐに入院できない人が溢れてきています。 高齢者の行動抑制を主張している首長もいるそうですが、外出できない高齢者が次々に感染している状況を考えると、介入ポイントは明らかに違いますよね。
発熱外来には40度前後の発熱で本当に辛そうな子も。日本でも小児死亡例が着実に増加しています。 後遺症含めた感染時のリスクを考えると、子供は大丈夫とはもはや言えないと思います。 感染した子供はどう経過するのか。 「意見」の前に「事実」をきちんと伝える責任があると思います。 twitter.com/economics_dr/s…
医療が逼迫した状況で緩和を進めるなら、政府にはその負の側面、医療対応の限界についても説明責任があるはずです。 幸いコロナの新規感染者数は収束しつつあるようです。重症化・死亡のピークは遅れてくるので、まだまだ気は抜けませんが、ご協力いただいた市民の皆様には心から感謝を申し上げます。
要介護2、一人暮らしの80代。 周囲に圧されてデイサービスに通っていたものの、残されたわずかな人生、時間つぶしのように過ごしたくないと通所を中止。 近隣の大学のオープンカレッジに通い始めた。 3年目。 車椅子を押してくれる若い友人たちもできて、映画や食事など「学外活動」も増えてきた。
このような状況でも「コロナのない世界」から戻っていただけないのなら、自分や家族が感染した時、あるいはコロナ以外の疾患や事故に遭遇した時に、これまで当たり前だった医療やケアが受けられない可能性があるということは受容していただくしかない。
プレスリリースには「Significant」と表現されていたが、「風邪症状が8日から7日になる」というわずかな効果のために、これまで1錠10円程度の使い慣れた薬で対処できていたものを、1回の治療あたり何万円という薬価の抗ウイルス薬に置き換える必要があるのか。
人口1000万人のスウェーデン。 もうこっちは普通、医療崩壊なんてしてないという現地情報もありますが、一日に500人のコロナ死亡。日本の人口に換算すると一日に6500人の死者。 人間が勝手にコロナ終了宣言しても、ウイルスはパンデミックを終わらせてはくれない。 twitter.com/joaquinlife/st…
去年の8月、東京は地獄だった。 病床逼迫、コロナ肺炎でも自宅療養。救急車は呼べても病院には行けない。酸素が必要なのに酸素濃縮器が足りない。 1か月で400人超のコロナ患者を往診したけど、99%がワクチン未接種(順番が回ってきていない)。ワクチン2回接種が完了していた高齢者の往診依頼はゼロ。 twitter.com/profidokamdphd…
今日も朝から発熱相談の電話が鳴り止まない。 軽症でリスクの低い人には抗原検査キット配布センターに連絡するよう説明しているが、これを個別に対応するのはかなり負担。 食い下がられると5分では終わらない。 チャットボットの相談案内窓口など作ってもらえないだろうか。 通常外来も破綻する。
しかし第8波では毎日500人がコロナで亡くなる状況となり、通常医療も逼迫しました。この状況で感染対策緩和を進めていくという政府のメッセージ。 私含め医療者はこれ以上仕事したくないなんて思っていません。ただ、助かるはずの命が助けられない、そんな状況はなんとしても避けたいだけなのです。
本日午後の政府資料に、療養開始時の検査証明を求めないことの徹底が明記されました。職場などにおいて療養開始時に発熱外来での検査を求めないことを要請するとのこと。 あとは保険会社ですね。 入院給付金の取り扱い。療養していることが証明されれば給付できるように。 corona.go.jp/expert-meeting…
在宅医にとって看取りは仕事の1つだ。しかし、相手は寝たきり高齢者や末期がん患者ではない。先週まで普通に仕事をしていた基礎疾患のない30代なのだ。生来健康な若者とその家族に死の覚悟を求める。 これは異常事態だ。 twitter.com/kj_shimbun/sta…
いま介護の現場は専門職の使命感だけで支えられていると言っても過言ではない。みんな家族がいる。中には高齢者や基礎疾患のある人もいる。特に介護職には自身が高齢で基礎疾患をもつ人も多い。同僚が感染で離脱していく中、現場を守るために長時間・高頻度のシフトを緊張感の中で支え続けている。
一方、医療や高齢者ケアの現場は緊迫が続く。コロナ対応する医療機関は慢性的なキャパシティ超過にバーンアウトしつつある。発熱外来は混雑、苛立つ患者が医療者をさらに疲弊させる。入院病床ではスタッフの感染により病棟単位での閉鎖も目立ち、手術の延期など通常診療にも深刻な影響が出始めている。
①病院は公的資金が配分されているのになぜ対応できないのか。 病院運営に必要なのは資金ですが、医療の提供に必要なのは人です。医師や看護師は簡単に増えません。患者数の増加で診療業務は増大、専門職の感染も加わり現場は慢性的に人手不足。お金があればなんとかなるという状況ではありません。
メディアは無関心だ。全国旅行支援は再開され、年明けの新橋にはコロナ前と変わらず密な居酒屋で新年会を楽しむ人々。銀座も新宿も商業施設は混雑、飲食店はいまはどこも予約でいっぱいだ。政府は外ではマスクを外せと啓発、学校給食の「黙食」も解除されつつある。
それでも日本がこの程度で済んでいるのは、マスク含む衛生意識とワクチン接種率の高さ、そして感染状況に応じて合理的に行動できるスマートな国民が多いからだと思います。 第7波、このまま政府の強力なイニシアチブなく乗り切れたら、世界で最初のウィズコロナを実現できるのかもしれないですね。
この薬でコロナ対応は変わりません。 まずは200万人分の在庫があるパキロビットをもっと使いやすくしてください。重症化・死亡リスクを大幅に下げ、コロナ病床の逼迫を防げます。 OTC化するなら、コロナ・インフル同時検査キットを薬局で買えるようにしてください。発熱外来の逼迫を防げます。