薬局の抗原検査キットで陽性になった大学生。 大学に連絡したら、医療機関でPCR検査を受けてこいと指示されたと。 大学って頭悪い人の集まりなのか。 みなし陽性を再開してまでなんとか乗り切ろうとしている医療現場に意味不明な負荷をかけるのは本当にやめてほしい。
在宅でできるコロナの治療は限られる。 解熱剤・鎮咳剤→ステロイド→在宅酸素。 基本的には自覚症状と酸素飽和度で治療内容は決まる。なので、在宅コロナ診療の多くは、実は電話やオンラインで完結している。 しかし、問診だけで高用量のステロイドを処方するのはやはり少し危険かもしれない。
「いい病院」「頼りになる病院」「腕のいい病院」 実際には「広告にお金をかける病院」。 見開きの記事広告が180万円。 ちゃんと仕事してる在宅医療クリニックは、こんな広告しなくてもやっていけると思いますが‥ そうか、かかってはいけない医療機関リストとして使えばいいのか。
そんな中でなし崩し的にやってきた第7波。 市民の警戒感はほぼゼロ。国も強力な自粛政策を強要することはないだろう。頼みの綱はワクチン接種率だが、子供たちが主体となるとここは厳しい。 なるようになるのかな。その結果は受け入れると日本国民はすでに意思表示しているように感じる。
小泉政権下、5年間で1.1兆円の社会保障関連費用の削減を強行し、その後も公立病院の病床削減を進めてきた張本人は、まさにあなたです。 もし、医療者にこれ以上の献身を要求するなら、まずはご自身のこれまでの近視眼的な政策について総括してからにしていただきたい。
それでも重度化した感染者には医療が求められる。医療を選択しない高齢者にもケアは必要だ。誰も見殺しにはされない。忘年会を楽しむ若年層も自身や家族がコロナに感染すれば、必要な医療やケアを要求する。そして医療や介護の専門職は、要求されなくとも、目の前の「いのち」に真摯に向き合い続ける。
例えば、高齢者は、我々が信じている標準体重(BMI22)よりも少し重いほうが死亡のリスクが低いことが明らかになってきています。痩せている高齢者は肺炎や骨折を起こしやすく、入院などのストレスがかかったときに死亡しやすい。いずれも信頼できる科学的根拠があります。
在宅医にとって看取りは仕事の1つだ。しかし、相手は寝たきり高齢者や末期がん患者ではない。先週まで普通に仕事をしていた基礎疾患のない30代なのだ。生来健康な若者とその家族に死の覚悟を求める。 これは異常事態だ。 twitter.com/kj_shimbun/sta…
メディアは無関心だ。全国旅行支援は再開され、年明けの新橋にはコロナ前と変わらず密な居酒屋で新年会を楽しむ人々。銀座も新宿も商業施設は混雑、飲食店はいまはどこも予約でいっぱいだ。政府は外ではマスクを外せと啓発、学校給食の「黙食」も解除されつつある。
大切なのは「2類だから感染対策、5類だからノーガード」ではなく、各自が状況に応じた適切な対応ができること。感染拡大は結局経済活動にも影響します。 ●できればワクチン接種 ●体調が悪いときは仕事・学校を休む ●TPOに応じた適時マスク着用 社会の正常化と安心の確保は両立できると思います。
一方、医療や高齢者ケアの現場は緊迫が続く。コロナ対応する医療機関は慢性的なキャパシティ超過にバーンアウトしつつある。発熱外来は混雑、苛立つ患者が医療者をさらに疲弊させる。入院病床ではスタッフの感染により病棟単位での閉鎖も目立ち、手術の延期など通常診療にも深刻な影響が出始めている。
マスクはしている。アクリル板もある。だけど、もはやコロナはただの風邪、大したことはない。多くの人はそう考えている。ワクチンを打った基礎疾患のない多くの若年層については確かにその通りかもしれない。だけど、感染防御のガードが下がったことで、感染の波は医療や介護の現場にも押し寄せる。
しかし、90歳を過ぎた高齢者、偶然見つかったがんを手術するよりも、そのまま経過観察したほうが、よりよい時間がより長く過ごせたのかもしれない、というケースを多く経験するようになりました。
介護の現場も深刻だ。介護は医療よりも長時間の密着したケアが求められるにも関わらず、それに相応の評価が存在しない。施設や在宅でのケア提供体制が崩壊すれば、感染した高齢者はコロナ病床に入院するか、その場で放置されるかのいずれかだ。前者は医療崩壊に拍車をかけ、後者は死亡者を増やす。
終末期の看取り、最期は点滴をしない方が自然で穏やかに逝ける、そんな考え方が主流になっている。 確かに老衰ベースの人たちは「自然に枯れる」のが苦痛が少ないというのは実体験として理解している。 しかし、それ以外の場合、補液をした方が穏やかに見えるケースも少なくない。
ケアの現も深刻だ。介護職の多くは、私生活を含め慎重な行動を強いられている。それでも高齢者ケアの現場はクラスターが多発、介護・看護職員の感染によるマンパワー低下の中、感染した高齢者のケアをなんとか継続しようと必死だ。精神科病棟も密かに厳しい状況になりつつあるらしい。
先週まではあちこちの高齢者施設で感染爆発状態だったけど、今週に入って概ね収束モードに。1月末までに高齢者施設の入居者・職員へのブースター接種が概ね完了したからか。 高齢者施設でのワクチン接種は、感染対応と並行しながらでもとにかく進めたほうがいいと思う。
8月以降、東京だけで37人がコロナで在宅死している。 医者は市民を脅かすのはやめろと言われる。だけど、具合が悪くなって、なんとかして欲しいと言われるのも医者。 もちろん治療するのは医者の仕事。だけど、辛い思いをしたくないなら、予防できる病気は、やっぱり防ぐ努力はしてほしいと思う。
・病名から自動的に治療食(制限食)をオーダーしないこと ・日々の食事摂取量を把握すること ・栄養制限によって不利益が出ていないか、フォローすること これは治療食をオーダーする医者の責任。 特に高齢者は特定成分の過剰摂取より、低栄養・サルコペニアのリスクをより重点的にケアすべき。
先日の講演で、要介護高齢者は、メタボを想定した食事指導をやめ、しっかりとエネルギー、タンパク質を確保すること、塩分制限などにこだわることの必然性は相対的に低下することなどをお伝えしました。 しかし、参加者からは「こんな話は初めて聞いた」「これは医療業界のコンセンサスなのか?」と。
「この薬によって、患者が、あるいは社会が享受できる利益はどこにあるのでしょうか。 今回、2学会の提言により使用可能になったとしても、私は必要性を感じませんし、処方しないと思います」 塩野義のコロナ新薬についてbuzzfeedにコメントを掲載していただきました。 buzzfeed.com/jp/naokoiwanag…
入院前は常食を食べていた88歳男性。 肺炎で入院、退院前の嚥下造影で「誤嚥の危険あり」と診断され、ペースト以外食べることを禁止された。 入院中は2週間の間、食止めされていたとのこと。 誤嚥性肺炎の多くは夜間就寝中の唾液の不顕性誤嚥。 食事を止める理由は何?
感染者増加⇒重症者増加、病床が回転せず、救急医療は逼迫、救急隊到着まで1時間以上かかることも、搬送先が県外になることも珍しくない。僕の担当患者も重症感染症で入院調整を試みるも22病院に断られ断念、在宅で抗菌薬投与をしながら翌々日ようやく搬送先を確保できた。twitter.com/shiraishia_md/…
コロナで死ぬのはどうせ高齢者。いずれ老衰か肺炎で死ぬんだし気にする必要なし。 そんな意見もありますが、病床が埋まり、救急車が動かせなくなったら、助けられないのは心筋梗塞や脳卒中、交通事故の人たちです。 救急の限界点はそこまで来ています。 twitter.com/chiba_shobo/st…
反ワクチンも反マスクも、ネット上では多数派のように見えるけど、実際はかなりマイノリティ。 しかし、中にはその「存在感」にミスリードされてしまう人もいる。だから無視できずに反論するのだけど、それがデマの拡散を助長したり、あたかも意見が拮抗しているように見えたり。悩ましい。 twitter.com/ks_1013/status…