非合法であるにも関わらずオランダで安楽死という選択が広がっているのには2つの理由があると感じた。
救急医だけの話じゃない。 誰かを幸せにしたいと思うなら、まずは自分の幸せを大切に。 1. 自分の健康 2. 家族や大切な人たちの幸せ 3. 仕事の充実 4. 時間的・経済的自由 5. 余暇の充実 医療機関経営者として、一緒に仕事をしてくれる仲間の幸せを守るために、この優先順位を常に意識している。
要介護高齢者は、入院すると身体機能・認知機能が低下する。 高齢者は10日間の入院で、7年分の老化に相当する筋肉を失う。入院中のせん妄は、その人の認知機能をMMSEで平均5点(30点満点)低下させる。 これが入院関連機能障害。高齢者にとっては入院そのものがリスクなのだ。
アセトアミノフェンを温存するのは、まさに妊婦さんたちのため。妊娠中期でも普通は使用を避けると思います。 産科の主治医の先生こそ、医師に背後から撃たれたと思っているかもしれませんね。 twitter.com/kusumieiji/sta…
それでも日本がこの程度で済んでいるのは、マスク含む衛生意識とワクチン接種率の高さ、そして感染状況に応じて合理的に行動できるスマートな国民が多いからだと思います。 第7波、このまま政府の強力なイニシアチブなく乗り切れたら、世界で最初のウィズコロナを実現できるのかもしれないですね。
そもそも高齢者の転倒は「事故」なのか? 病院で転ぶ人は自宅でも転ぶ。 それなのに、それが病院で起こると、病院が訴えられるのか? 転倒させないことは簡単。 ベッドの上に縛り付ければいいだけだ。 しかし、それは本人のQOL、身体機能・認知機能、そして生命予後を悪化させる。 それでいいのか。 twitter.com/tadamichi_shim…
新規感染者数は高止まり。このままお盆に突入すると、開業医の先生方の多くは夏季休暇に。 今年は休暇返上という先生もおられるようですが、もちろん無理強いはできない。 発熱外来のキャパはさらに厳しく、休みなく運営する医療機関の負担はさらに大きく。 合理的な感染防御を心がけてください。
今日の休日救急診療。 担当した発熱者の過半数がワクチン未接種だった。 2割未満の未接種者が受診者の過半数、それだけでもワクチンの存在意義はわかる気がするが。 ワクチンについて、忙しい外来の合間で納得していただける説明は難しいけど、この資料のプリントをお渡しできたらとてもよさそう。 twitter.com/MIKITO_777/sta…
いま介護の現場は専門職の使命感だけで支えられていると言っても過言ではない。みんな家族がいる。中には高齢者や基礎疾患のある人もいる。特に介護職には自身が高齢で基礎疾患をもつ人も多い。同僚が感染で離脱していく中、現場を守るために長時間・高頻度のシフトを緊張感の中で支え続けている。
ワクチンの接種回数が3回未満、または前回接種から半年以上経過している人は、ご自身の重症化を防ぐためだけではなく、医療を守るためにも、ワクチン接種を強くお願いしたい。重症化率が下がったとはいえ、感染者が増えれば、当然重症化する人も増える。ワクチンは医療現場の負担を軽減できる。
ワクチン接種足踏み担当大臣。 1ヶ月早くこの対応してくれていれば、第六波の景色はだいぶ変わっていたでしょうね。 ブースター接種の重要性はずっと前にわかってたのに、第六波始まってからなんて、ちょっと遅すぎる。 twitter.com/genkihoriuchi/…
第8波はいま拡大を続け、12月以降1万人を超える方が新型コロナで亡くなっている。ここには隔離期間を過ぎ亡くなる呼吸器障害や心不全、衰弱の進行した要介護高齢者は含まれない。総死亡者も6万人を超えたが、実際にはもっと多くのコロナ関連死(超過死亡)があるはずだ。
ワクチンでコロナ肺炎は激減した。しかし、新型コロナ感染症が特に高齢者にとっては脅威であることには変わりはない。超過死亡を加味すると60歳以上の実際の致死率は3.14%とする試算も。30人に1人が死ぬ計算だ。20代までの死亡も116人、インフルエンザで若者は死なない。mhlw.go.jp/content/109000…
人が死にたいと思うのは、死をもってしか緩和できないと本人が感じる苦痛があるから。 オランダで安楽死に関与するクリニックの医師からそう教えられた。だからこそ、死にたいという言葉の裏にある、本当の本人のニーズをキャッチすることがとても大切だと。
いま救急医療・入院病床を守っているのはケアの現場です。 感染したハイリスクの要介護高齢者や認知症の人を、入院ではなく、そのまま在宅・施設でケア継続しています。 難易度の高い、通常のケアとは異なる業務を担ってくれている介護・看護職に対し、危険手当くらいは支払うべきです。
オランダの緩和ケアはガイドラインに従って提供される。 通常の緩和医療的措置はもちろん、沈静(Palliative Sedation)、高齢者に対する蘇生措置について、ICDやペースメーカーの停止、終末期の患者や高齢者の自らの意思による食事や水分の摂取停止(STED)についてもガイドラインが整備されている。
国が承認したキットが薬局やオンラインで購入できます。リンク先にないものは使わないほうがいいです。 地域によってはインフルエンザの感染拡大もあり、可能であればコンボキット(コロナとインフルを同時検査できる)を入手しておくとよいと思います。3製品が承認済です。 mhlw.go.jp/stf/newpage_27…
医療費の増大は、高齢化の影響というよりも、医療の高度化の影響がより大きいと思います。胃瘻は安価な処置なので、これを自費にしたところでさほどの削減にはなりません。 高齢化の影響で増大するのは介護と年金ですが、介護を削れば、家族の介護離職につながり、これは世帯収入を減らします。
高齢者が誤嚥性肺炎で入院すると、禁食と安静になることが多いが、これは高齢者の栄養状態と身体機能を低下させ、入院期間を長引かせ、摂食機能を低下させることが明らかになっている。 これは低栄養とサルコペニアを進行させ、誤嚥性肺炎のリスクをさらに高めることになる。
厳しい運命を受容する過程で多くの人が「怒り」を感じる。患者家族からの「クレーム」が、実は助けを求めるサインであることも。だから対人援助の専門職は、その苦悩を少しでも緩和できたら、そんな思いで家族の感情を受け止める。精神的にも厳しい仕事。だけど実弾を打ち込まれるとは。言葉がない。 twitter.com/takahide_nhw/s…
この薬でコロナ対応は変わりません。 まずは200万人分の在庫があるパキロビットをもっと使いやすくしてください。重症化・死亡リスクを大幅に下げ、コロナ病床の逼迫を防げます。 OTC化するなら、コロナ・インフル同時検査キットを薬局で買えるようにしてください。発熱外来の逼迫を防げます。
インゲン医師は、フランスの外科医、Ambroise Pareの言葉 “To Cure Sometimes, Relieve Often and Care Always” を引用しながら、緩和ケア医としての彼女のコンセプトを説明してくれた。
できないことが少しでもあると、全部を取り上げてしまう。うまくいかないことは、どうしたらいいのか一緒に考えればいいのに、いまはやめさせることしかしていない。 支援者は本人の話を聞かない。 家族に挨拶し、家族に名刺を渡し、家族にサービスの説明をする。
ワクチン非接種のほうが6.5倍感染しやすい、ということではない。 ワクチン非接種者は全体の2割、だからワクチン打たないと25倍感染しやすいうこと。 仮に重症化リスクがオミクロンの10分の1だとしても、感染拡大すると‥ twitter.com/YujiY0402/stat…
本日午後の政府資料に、療養開始時の検査証明を求めないことの徹底が明記されました。職場などにおいて療養開始時に発熱外来での検査を求めないことを要請するとのこと。 あとは保険会社ですね。 入院給付金の取り扱い。療養していることが証明されれば給付できるように。 corona.go.jp/expert-meeting…