オランダでは安楽死が合法と思っている人が多いと思うが、実は違う。 オランダでも安楽死は医療手段として認められていないし、合法でもない。安楽死は殺人または殺人幇助という刑法に規定された犯罪だ。 ただし、下記の6つ(4+2)の要件を満たせば追訴されない。
5類にする、ということは、コロナを個々の自己責任にするということ。 感染力や重症化リスクが変わるわけではないので、他の患者を守るために、医療機関は診療対応も医療従事者の隔離もおそらくこれまで通り。 感染対応コストが評価されなければ、コロナを診る医療機関はさらに減ると思います。
40代夫婦は、2人で感染すると4組に1組でどちらか(または両方)が中等症以上に。 50代夫婦は、2人で感染すると2組に1組でどちらか(または両方)が中等症以上に。 デルタは家庭内感染はほぼ防げない。 入院病床も酸素濃縮器も足りない今、ウイルスが持ち込まれれば、かなりの確率で悲劇が起こる。 twitter.com/kosuke_yasukaw…
訪問マッサージはもっと闇が深い。 一人の患者に週3回訪問マッサージすると診療収入は月額約4万円(5部位×1.2km移動の場合)。この9割が社会保障費からの支出。… twitter.com/i/web/status/1…
医療が逼迫した状況で緩和を進めるなら、政府にはその負の側面、医療対応の限界についても説明責任があるはずです。 幸いコロナの新規感染者数は収束しつつあるようです。重症化・死亡のピークは遅れてくるので、まだまだ気は抜けませんが、ご協力いただいた市民の皆様には心から感謝を申し上げます。
①緩和ケアは医療ではない。CureではなくQOLにフォーカスする。 ②死は正常なものであり、急ぐべきものでも、遅らせるべきものでもない。 ③スピリチュアルペインを含め苦痛の緩和(身体的・精神的・社会的・霊的)は確実に行う。 ④家族の悲嘆に対しても注意を払う。
そのために必要なのは、マスクの適時着用を継続いただくこと。体調が悪いときは家で休むこと。追加接種含めワクチン接種率を上げること。 経済活動の制限など誰も求めていません。感染対策の緩和は進めていくべきです。ただそのタイミングは今ではないはず。私はそう思います。
高齢者にとって「死」は生理的なもの、日常生活の延長線上にあるもので、医療の対象ではない。 そして高齢者施設は、1日も長く生きるための場所ではなく、よりよく生きながら死の準備をするための場所。 4年前にオランダの高齢者施設を見学に行ったときに、施設運営者からこのように説明された。
今日は5人のコロナ患者さんを往診。 中等症Ⅱ以上の3人は在宅酸素をスタート、呼吸苦は速やかに緩和された。 しかし、在宅酸素のための酸素濃縮器は日に日に確保が困難になっている。 もし枯渇したら?息苦しさに悶え続けるよりも、モルヒネで穏やかな最期を? 想像したくない未来が見える。
オランダでは国民は家庭医を持つことが義務付けられる。家庭医は患者・家族と強い信頼関係があり、病歴だけでなく、生活状況もよく理解しているので、ここで繰り返し、しっかりと話し合うのだという。 そして、家庭医と患者が安楽死という選択で合意しても、すべてが遂行できるわけではない。
80代 要介護5の女性。 脳卒中の後遺症で四肢の不全麻痺、言葉は発せられない。肺炎を繰り返し、高齢者施設で経鼻栄養チューブとともに生きている。 自己抜去のリスクが高いとされ、手には常時ミトンが。月に一度の経鼻チューブ交換の際には、恐れと怒りを表出し、激しく頭を左右に振って抵抗する。
残念ながら日本では、家族による本人への告知拒否など、患者自身が意思決定権者になれないことが多い。 また、このようなテーマに時間をかけて何度でも向き合ってくれる医師も少ない。 安楽死はしたものの、それがベストの選択だと確信がもてなければ、本人も家族も結局は救われないのではないか。
③やる気がないなら医療をやめろ。 医療もケアも現場は平時からギリギリの人手で回っています。そんな中、専門職はやる気を超え、使命感で仕事をしています。 やりがいも感じます。しかしバーンアウトも増えています。大切なのはやる気ではなく持続可能な医療・ケアを支える仕組みなのだと思います。
ちなみにインゲン医師は、安楽死という選択肢の存在は必要だとしながらも、患者の「死にたい」という言葉が、本当の気持ちなのか、しっかりと見極めなければならない。 そうはっきりおっしゃった。
●65歳以上の1/10は車椅子か寝たきり ●65歳以上の1/5は認知症 ●65歳以上の1/3は5種類以上の薬を毎日飲んでいる ●65歳の4/5人は少なくとも1つ以上の慢性疾患を持つ ●死に直面している人の7/10は自分で意思決定ができない・・・
多数のご批判いただきました。 ①病院には公的資金が入っているのに対応しないのはおかしい。 ②健康保険料払っているのに医療にかかれないのはおかしい。 ③やる気がないなら医療をやめろ。 ④医療が社会のツケを払ってるじゃない。社会が医療のツケを払っている。 確かにそうなのかもしれません。
●「行動制限がない」は「感染リスクがない」ということではありません ●新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大はすでに災害レベルに達しています ●新型コロナウイルスは単なる風邪ではありません ●3回目のワクチン接種をしてください 医療提供体制は全国的にギリギリの状態。 ぜひご協力を。 twitter.com/tak53381102/st…
しかし第8波では毎日500人がコロナで亡くなる状況となり、通常医療も逼迫しました。この状況で感染対策緩和を進めていくという政府のメッセージ。 私含め医療者はこれ以上仕事したくないなんて思っていません。ただ、助かるはずの命が助けられない、そんな状況はなんとしても避けたいだけなのです。
今日も朝から発熱相談の電話が鳴り止まない。 軽症でリスクの低い人には抗原検査キット配布センターに連絡するよう説明しているが、これを個別に対応するのはかなり負担。 食い下がられると5分では終わらない。 チャットボットの相談案内窓口など作ってもらえないだろうか。 通常外来も破綻する。
①病院は公的資金が配分されているのになぜ対応できないのか。 病院運営に必要なのは資金ですが、医療の提供に必要なのは人です。医師や看護師は簡単に増えません。患者数の増加で診療業務は増大、専門職の感染も加わり現場は慢性的に人手不足。お金があればなんとかなるという状況ではありません。
厳格な制限は必要ない。だけど医療崩壊をさせない程度には感染拡大を抑制する。これが私たちが学んできたコロナ対応の基本でなかったか。 「コロナのない世界」のツケを払い続けているのはコロナから目をそらすことを許されない医療と介護。しかし現場はこれ以上の負荷には耐えられない。
要介護高齢者の多くがワクチン5回接種を完了している。しかしコロナに感染すると、10人中6人は軽微な症状で済むものの、4人は衰弱が加速、うち1人は酸素投与が必要な状況になる。4人のうち2人は回復するが、2人はそのまま衰弱が進行し、明らかに死期が早まる。インフルエンザはここまでひどくない。
今年のクリスマス。 イブ含め2日間で645人がコロナで亡くなりました。 楽しい時間を過ごした人もいると思います。 しかしそこで新たな感染が生じ、一定の割合で重症化と死亡が生じます。 「社会全体でコロナ死を許容する」という表現に批判をいただきました。しかしコロナに対し
ただ「何があっても医療は通常通り提供されて当然」と考えておられる方が多いことはよくわかりました。 改めてツイートの意図を説明させていただきます。 医療の提供量には限界があります。 それでもこれまで日本の医療は(局所的な被災地を除き)どんな状況でも機能し続けてきました。 コロナ禍でも
人間の味覚は緩徐な変化には鈍感。 市販されるパンに含まれる塩分が毎年0.1gずつ減らされていることに誰も気づかないまま、英国では8年かけて塩分摂取量を9.5gから8.1gに減少。 結果として脳卒中・虚血性心疾患死亡者は年間約9000人減少、医療費は年間約2300億円削減。 twitter.com/siosiojunjun/s…