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							クックッという鳴き声はすごぶる気持ちが良いときに発される声だ。私の肩で気持ちが良かったのだろう。間違いない。
							
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							こんなこともあった。親代わりの基本。それは、忍耐、なのだ。
							
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							母親がアクシデントで亡くなって私が親代わりで必死で育てた3匹の子モモンガたち。私を木か何かのように思っているのか。タオルをしているのは肩で糞や尿をするから。元気に大きくなって森へ帰した。
							
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							シベリアシマリスの、まだ目も開かない乳獣は、暗い巣穴の中で、互いに動作と鳴き声を同調させて、あたかも大きな猛獣のような感じを作り出す。実験してみると、   この  “威嚇”を受けたイタチは逃げていく。哺乳類の乳獣でこんな積極的な防衛行動を取る例の報告は初めてだ。
							
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							子モモンガが親代わりの私に毛づくろい(!)をしてくれている。学術的に貴重。心情的に愛おしい。
							
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							不味い葉っぱもあるというわけか。
							
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							これは、自分が入っている殻が小さすぎるヤドカリが、体は小さいけど大きな殻に入っているヤドカリを摘み出して(その前に“殻当て”という威嚇をしている。音が聞こえるでしょう)。その大きな殻に入るところ。結果的には、小さいヤドカリも自分の体に合った殻に入れて良かったということだけど・・・。
							
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							ゼミ生のMくんが卒論で取り組んだ「アオダイショウの登攀行動の特性」の実験の一コマ。表面がツルツルの細いパイプを彼らは登り切った。他種には無理。
							
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							ニホンモモンガ(の体毛)だけに生息するモモンガノミ(私の命名)。体内で黒くて活発に動いているのは心臓。「ノミの心臓」と言うけれどデカイのだ。
							
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							約10日のニホンモモンガの乳獣。すでに飛膜が確り出来ており、彼らの生存といかに深く結びついているかが類推できる。
							
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							「ハーモニカを吹くように」食べる、というのは、こういうことを言うのだろうか。少し長めだが、ハーモニカの調べをゆっくり楽しんでいただきたい。シラカシ・ジャズ by Japanese momonnga