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子モモンガが親代わりの私に毛づくろい(!)をしてくれている。学術的に貴重。心情的に愛おしい。
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モモジロコウモリが超音波で何か叫んでいる。私くらいの動物行動学者になると、その内容がわかるのだ!ずばり、「放せーーー」・・・だ。
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水のなかで、体毛中に蓄えた空気をアクアラングから空気を吸うようにして利用していると考えられるカワネズミ。この生物学的に極めて重大な現象を発見した森本さんは、水中で獲物を待つときの戦略ではないかと考えている。まもなく論文が出版される。
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シベリアシマリスは、冬眠などで動かないヘビの体表を齧り取って自分の体に塗りつける。ヘビのニオイが捕食者をひるませる。私が1990年代に発見し、SSAと名付けられた。
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ニホンモモンガの杉の食べ方が分かった!あの針状の一本一本のはをば一つ一つ食べるのだ。驚いた。
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なぜ肩にタオルを掛けているかって?糞をするんだ。仔モモンガは高い所(右肩)に登って糞をするんだ。
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調査中に、巣箱の中に忘れてきた軍手を巣材にしてほぐして快適そうにしているニホンモモンガ。 bit.ly/2DGo3PK
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仔モモンガと言ったら、私にとってはやっぱりこれかな。私の耳たぶは乳首じゃない。それと、自分たちで遊んで水で遊んだのなら、体毛についた水で私を濡らすなな、・・・みたいな
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これがダンゴムシの交替性転向反応(右へ曲がった後は左に曲がる)だ。危険から効率的に離れることを可能にする特性だと考えられている。問題は次の動画だ(魚にも交替性転向反応が見られた!)
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ゼミ生のMくんが卒論で取り組んだ「アオダイショウの登攀行動の特性」の実験の一コマ。表面がツルツルの細いパイプを彼らは登り切った。他種には無理。
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滑空しようとするのだが、まだ踏み切れない時期がある。そういう時はけっして無理意地してはいけない。自らの成長を待つのだ。ただし、挑戦できる、物理的、精神的環境は揃えてやっておかなければならない。・・・モモンガの子どももヒトのこどもも。
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巣箱から飛ぼう飛ぼうとしている仔モモンガ達。顔を動かすのは対象物を異なった角度から見て距離を正確に掴もうとするニホンモモンガの習性。
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今、外来種についての考え方に関してちょっとした、しかし大波になる可能性のある議論が起こっている。「可哀想だが外来種は駆除しなければならない」という、これまでの保全生物学の考え方(Aとしよう)に対し、外来種が入ることによって生態系が安定した、豊かになった、という事例が世界各地で見られ
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アナグマの幼獣はよく鳴く。ニオイにも敏感だ。詳しくは「先生、大蛇が図書館をうろついています!鳥取環境大学の森の人間動物行動学」(築地書館)で。