2
子モモンガが親代わりの私に毛づくろい(!)をしてくれている。学術的に貴重。心情的に愛おしい。
3
モモジロコウモリが超音波で何か叫んでいる。私くらいの動物行動学者になると、その内容がわかるのだ!ずばり、「放せーーー」・・・だ。
6
8
水のなかで、体毛中に蓄えた空気をアクアラングから空気を吸うようにして利用していると考えられるカワネズミ。この生物学的に極めて重大な現象を発見した森本さんは、水中で獲物を待つときの戦略ではないかと考えている。まもなく論文が出版される。
9
シベリアシマリスは、冬眠などで動かないヘビの体表を齧り取って自分の体に塗りつける。ヘビのニオイが捕食者をひるませる。私が1990年代に発見し、SSAと名付けられた。
11
ニホンモモンガの杉の食べ方が分かった!あの針状の一本一本のはをば一つ一つ食べるのだ。驚いた。
14
なぜ肩にタオルを掛けているかって?糞をするんだ。仔モモンガは高い所(右肩)に登って糞をするんだ。
15
仔モモンガと言ったら、私にとってはやっぱりこれかな。私の耳たぶは乳首じゃない。それと、自分たちで遊んで水で遊んだのなら、体毛についた水で私を濡らすなな、・・・みたいな
17
ゼミ生のMくんが卒論で取り組んだ「アオダイショウの登攀行動の特性」の実験の一コマ。表面がツルツルの細いパイプを彼らは登り切った。他種には無理。
19
モモジョロコウモリ。さしずめ「放せーー」だろうが、大抵のコウモリはヒトにも聞こえる可聴音を発する。そりゃあそうだろ。怒るべき相手に対して発するのだから、相手が聞こえない超音波音を発しても仕方ないよね。
コウモリ、評判悪いね。これでまたフォロワー減るんだろーな。
20
21
これがダンゴムシの交替性転向反応(右へ曲がった後は左に曲がる)だ。危険から効率的に離れることを可能にする特性だと考えられている。問題は次の動画だ(魚にも交替性転向反応が見られた!)
23
滑空しようとするのだが、まだ踏み切れない時期がある。そういう時はけっして無理意地してはいけない。自らの成長を待つのだ。ただし、挑戦できる、物理的、精神的環境は揃えてやっておかなければならない。・・・モモンガの子どももヒトのこどもも。