西洋魔術博物館(@MuseeMagica)さんの人気ツイート(リツイート順)

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#愛鳥週間 ツバメに関する伝承 ・軒先に巣を造られると吉兆 ・巣を放棄された家はアンラッキー ・巣の中で見つかる石は貴重なお宝 ・低空飛行するときは雨が近い 小鳥に関しては基本的に無干渉が正しい接し方のようです。巣の中の石はヒナが巣立って親鳥もいなくなってから確認すべしーー
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以前もやりましたがーー 「え、ここは? あたし、たしか帰宅途中にトラックにはねられて・・・・」 twitter.com/bijutsufan/sta…
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やはり「三匹の熊さん」のお話は犯行が露見してからの緊迫感と脱兎の如き逃走が重要だと思います。挿絵画家の腕の見せ所でしょう。クマさんの描写もリアリズムから着ぐるみ風までいろいろあって興味深いです。何事にせよ逃げ足は大事という教訓は読み取れるのであります。
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雑。ハロウィンの定番仮装のひとつが「スケルトン」。黒装束に白地で骸骨を描いたり、縫いつけたりします。10人くらい集まって墓場で踊るといい雰囲気になるそうです。悪の組織の戦闘員の原型でしょうか。
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吸血鬼の足の親指狙いに関して再掲。あまりないこととは思いますが、悪霊や吸血鬼を殴る際は親指を握りこむほうがよいかもしれません。 twitter.com/MuseeMagica/st…
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メイデイに関する伝承 ・一部地域ではメイポールが自ら動いて募金を迫る ・焚火をして、残り火で火渡りする ・馬車を花で飾って行進する ・弓術大会の開催多し ・カタツムリの這跡に予言の文言を読みとる メイクイーンの原型はメイド・マリアンにありとの説もございます。
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ーーユナイテッド・グランドロッジでは会員に対して七人以上の集会を開かないよう指針を通達し、また儀式場でのマスク着用の徹底をはかっています。この状況が長引けば七人以下で施行する儀式を考案せざるを得ないでしょう。なにがきっかけで儀式が改変されるのか、わかったものではありません。
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暦。お盆のような、亡くなった人が現世に舞い戻る日には特定の場所でアパリションを目撃できる可能性が高いいため、「レディーに会いにバンベリークロスへ行こう」となるわけです。見物人がつめかけております。ルート持ちの幽霊もこの範疇といえましょうか。絵はタラント。
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ナーサリーマジック。ベッドカバーの上で想像力の国を構築するスティーヴンスンの「カウンタペインの国」。 病気のときは枕ふたつで身を起こし おもちゃをベッドに持ち込んで 一日中ごきげんに遊ぶ ベッドカバーは海にも山にもなるのです。かの『童詩集』が奥義書視される所以なり。絵はスプーナー。
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雑。勢いで人魚関連を調べるわけですが、やはりアンデルセン関連が豊穣の海であります。原作のおかげで触手に襲われる姫の絵が多いのはともかく、エレメンタルと魂の問題は最後までついてまわるようです。
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7月13日は #オカルトの日 。 というわけで「人形に与えて」と送られてきた壺を紹介。ロードス島で出土した土器のレプリカですが、サイズが小さい。40x35㎜ という寸法なのに描きこみがみっしりと。中の模様は魔法の容器として重要。人形が使う小さなものは魅了の魔法をふりまくのであります。
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ナーサリーマジック。夢の世界には「同じ音を探しているエンティティー」がよく登場します。kitten / mitten Peep / sheep といった具合です。捜索を手伝ってやると、たとえば「子猫のかわいさが宿る手袋」をゲットできるのであります。羊を数えると眠くなるのも sheep / sleep の韻律術式なり、と。
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ミクルマスが近いので天使の話題を多くなります。  大天使ラファエルの持ち物は魚なのですが、魔術方面ではあまり見かけないのです。釣り師の守護天使としたいところです。なおトビト書の記述によればこの魚は巨大魚ですから、描かれたラファエルも身長20mくらいはありそうです。
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さて今週からバプテスマの聖ヨハネ週間。クリスマスが冬至と重なるように、この祝祭は夏至と重なり、さまざまな要素が反転しているのが面白うございます。魔女が空を舞い、魔物の王が地のおもてを歩くとされるのも、東方の三博士の戯画化でありましょうか。絵は雰囲気重視のWGRから。
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死後、soul は ghost となって天国なり煉獄なりに向かうわけですが、生前に肉体を動かしていた spirit は分解して elements に吸収されるという発想があるわけです。鏡は死者の spirit をつかまえてしまうため、死人が出た家では直ちに鏡を布で覆うのが鉄則とのこと。
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雑。黒猫が雑誌の表紙に登場するのはほぼほぼ10月号すなわちハロウィン特集号であります。空中では黒猫はベリーラッキーとされていて、黒猫系マスコットは一次大戦中の戦闘機乗りたちのマストアイテムだったそうです。1930年代ともなると魔女も空挺降下。#スパウォー
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さらにどん。世に猫好きのたねは尽きまじ。
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雑。ヴィクトリア朝の一般家庭を悩ましたものに例の「素早く動くチャバネ色のあれ」がありました。英語ではブラックビートルなのですが、ご婦人たちはそれを口にするのも嫌なのであえてビードル(教会関係の役人)と称していた模様。結果、クルックシャンク描く「ブラックビードル」が爆誕。
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暦。本日4月10日は2022年のパームサンデイ。教会に小枝を持っていって祝福してもらう日、となっている教区が多いとのこと。小枝は家内安全の護符として大事にされ、翌年の灰の水曜日に燃やされて灰になるというプロセスです。英国ではヤナギの小枝を持ち込むのでありますーー
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暦。さてメイデイ。当館ではグレアム・ロバートソンの『五月の朝の仮面劇』(1904)を推す日となっています。夜明け前、妖精女王と妖精たちが魔法の朝露を集めるのです。それで洗顔すると美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに、とどこかで聞いたようなーー
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小鳥暦によれば4月20日は英国にてカッコーが初鳴きする日。ということで関連伝承ーー カッコーの初鳴きを聞くとき ・銀貨に触るとラッキー ・野原に立っているとラッキー ・右手から聞こえてきたらラッキー ・朝方、布団から出るまえだとアンラッキー ちなみに鳩時計は正確にはカッコー時計。
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雑。聖遺物によく見られる聖人の「腕」。実際の遺骨に金属製のカバーを施した豪奢な工芸品として伝来するのであります。その御利益は万病平癒であったり、悪霊退散であったり。いわゆる「栄光の手」もこの範疇というか延長線上で考察してよいのかもしれません。
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さて七月。スペンサーによれば七月は「背中に大鎌、腰に小鎌をたずさえ、吠え猛る獅子に乗るおやじ」であります。しかも暑いので「すべての衣服をかなぐりすて」とのこと。絵画では若干の布をまとっておりますが。マンスの擬人化も重要なマジカルイメージなのです。好き嫌いは別として。ええ。
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暦。 「雪のなかを裸足で踊るのはだれ?」 「扉を開いて迎えいれましょう」  ニューイヤーは到来する赤子として描かれますが、これが成長が早くて、12か月で老人となって家から出ていくのです。いろいろ考えさせられる設定です。絵は「カナダ読本」から。
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勢いでイースター。エッグ関連のデザインを集めてみるとかなり変なのも見つかります。そもそも普通のタマゴの大きさではないのです。ほんだららった、へんだららったと奇怪な呪文が頭をよぎるのであります。