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若い人で自分が鋭い、年長者が馬鹿に見える、という人は今からでも遅くありません。四角い言葉を丸くしましょう。そうしないと50代でパワハラで訴えらて人生オシャカになります。年長者は心の中に嗜虐性を感じたら完全に黙ることをお勧めします。とにかく許す、フォローすることに全力を注いで下さい。
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何度か書いているが、前任校で同僚の教員が停職2ヶ月の懲戒処分を受けた。具体的なことは言えないがそれはそれは無茶苦茶だった。さらにその教員を庇って抗議した教員が停職1ヶ月の懲戒処分を受けた。二人は処分取り消しの提訴を行い、二人の弁護士の依頼により僕が陳述書を書いた。とても怖かった。
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柔道家の木村雅彦の生きていた頃は日本の柔術・柔道人口は100万人。当然、鬼のように強いのがゴロゴロいた。現在は10万人と聞いた。だからメダル取るのも四苦八苦。奇跡に近いのかもしれない。一事が万事で、学問・学術も裾野があってこそ「天才」を許容できる。優秀なのだけ育てるとかナンセンス。
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いわゆる「思想」というものの怖い側面です。実はこれは年齢とは関係がなく、若くても晩年の父と同じようになります。ちなみに研究論文では、先行研究を明らかにした上で、自分の論文がどこに位置するのかを明らかにします。この訓練は読書の罠に陥らないための灯火になるかと考えられます。
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稚内出身の僕がいうのは変だが、皆、士別市がどんだけ田舎か分かってなさ過ぎる。そこから旭東→東大と来てイギリスでPh.D.とったsaebou先生の英語教育論や公教育論はどう考えても傾聴に値する。Wikipedeiaでの活動もその一環かも。地域格差を認めると自分が貶められると思うのはどうかしている。
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色々な考え方もあり、僕自身も揺れてきたが、やはり大学には第二外国語、第三外国語は必要だと思うに至った。二外、三外やる暇があったら英語をちゃんとマスターしろと人は言うかも知れない。しかし断言するがそもそも必要に迫られない限り英語の授業を増やしたところで英語は話せるようにはならない。
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論文というのは「その時の全力を出した上での諦め」によって完成します。私も博士論文も印刷機から死んで生まれた」シロモノでしたがそれで博士の学位を得た時にはどこか物悲しいものがありました。でもそれが10年くらいして評価されて今、忙しくしています。大事なのは完成度ではなく書き上げること。
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話はずれるかもしれないが、一番人口が多く基礎学力も高かった団塊ジュニア世代をものの見事にヒキコモリの不良債権にしてしまい、親と共倒れにさせてしまった。暗愚としか言いようがない。
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まさにこれがアメリカです。だから中国が現状変更に動いた場合は、日本がまず単独で戦う必要があります。中国の指導者は優秀ですから、アメリカを埒外に置くために(当面誤魔化せるなら)アメリカにはあらゆる妥協をするでしょう。だからアメリカ軍を動かす状況設定は日本がやらなきゃいけません。
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「次世代に負担を押しつけるな」という議論は間違っている。次世代は現世代に育てられて大人になる。現世代を絞り上げれば自分の子供に高等教育を断念させる層がかなり出るだろう。すると未来に待っているのは抜け出せない格差になる。「次世代の上流階級の子供たちにより強固な安定を」と同義になる。
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知性とは附和雷同しないことに尽きていると私も考えています。それはとても勇気が必要です。勇気とは、仲間・同胞からの非難に動じないことです。どんなに頭が良くても臆病者は知性とは無縁な存在だと私は思います。
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修士論文や博士論文などで、とにかく分厚く長い分量を書く人がいますよね。僕の観察の限り、こういう人は将来性があります。筆力(ここでは技量ではなくたくさん書く力)は、知的基礎体力を現していて、その後安定して良質な論文書ける人がほとんどです。量を書けるというのは偉大なことなのです。
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「どうだろう?伝わったかな?で、厳密にいうと今の説明では色々と問題があるので、・・・・」と静かな会場で敷衍した説明してたら、蒼白な顔で腕組みして返事もしてくれませんでした。今から思えば無作法だったかと思います。人には立場があります。大人気なかった。今ならそんな返答はしませんね。
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修士1年の時の演習で「大英帝国」という言葉を使ったら、指導教官に即座に「それは使わない方が良い」と言われ、僕もメタに伝わったので、イギリス帝国と使うようになった。のちに、元同僚だった中国史の先生に「なぜダメなんですか?」と聞かれ、下記RTの劣化版の説明をしたが上手く伝わらなかった。
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僕は専門がアメリカ革命史研究で黒人史を専門としていないが、それでも分かるのは、アメリカの制度的黒人差別を類比的に他の差別と並べて論じるのは完全に間違っているので、本当にやめたほうが良い。
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大統領選挙というのは制度化された内戦みたいなところがあるので、驚きはするが不思議ではない。ただ今回(というか今後)分からないのは、こういう手合いを抑制するアメリカン・デモクラシーの均衡が崩れていることで、それを理解するには、1970年代以降のアメリカ政治の再検討が必要かと思います。
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しかしもっと恐ろしいものがありました。ガス料金と電気料金の請求書でした。そもそも林の中に住宅を建てたのは東京の工務店でした。東京の工務店なので、住宅は北海道仕様ではありませんでした。底冷えが酷く足が氷のように冷たくなりました。冬の電気代一月で3万円でした。ガス代は4万円でした。
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農民とつきあいの古い賢明な国の政府は、農民に市場競争させないようにしたのです。どんなに非経済的であっても農地や収入を保障し、品質管理の規制をしてきました。農民が本気で市場競争やるとシャレにならんのです。頭脳もメンタルも、彼らは競争に強いのです。
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「戦争強いのと実務能力は一致してないとは意外ですね」と尋ねたら、色々話していたが要約すると、部隊内での細かなことが分かるタイプは仕事増やすんだと。実務能力は大事なんだけど、実務屋さんを指揮官にすると大変なんだと。研究と学内業務の関係みたいで興味深かった。
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ロシアへの入国拒否者リストに載った中村逸郎先生のコメントが面白い。「ロシアはアバウトな国なので、誰を入国拒否したか忘れている可能性があるので事が落ち着いたら申請してみようと思う」と。:安住紳一郎の日曜天国 | TBSラジオ | 2022/05/08/日 10:00-11:55 radiko.jp/share/?sid=TBS… #radiko
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50年生きてきた人間の若い人へのアドバイスです。もしその助言があなたを黙らせたり萎縮させたりするものだとしたらそれは呪いです。呪いには特徴があります。呪いを受け入れる人間にしか効かないということです。受け入れてはいけません。
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2009年に黒人史研究者のヘンリー・ゲイツ氏が、自宅に入ろうとしたのを白人警官に誤認逮捕された事例があった。大統領オバマは、誤認逮捕した白人警官を批判したのだが、実はこれ警官組合などの反発でオバマが謝罪に追い込まれているですよね。恐ろしい。 shikoku-np.co.jp/sports/local/2… @shikokunewsより
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農業のガチガチの規制については、規制緩和を主張する人々から非難されていますが、統治と農業の長い長い歴史から導き出された結果を軽く考えてはいけません。農民の中にも挑戦的な有機農業で上流階級相手にビジネスをしようと農協から離脱する方々もいますが、警戒した方が良いです。
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亡父の市役所職員のキャリアは税務次長で終わった。市長選挙で市長が交代し、旧体制の幹部は左遷。父の場合は、片道切符で宗谷消防に出向した。ちなみに父を追い出したのは僕の北大の先輩。消防は市役所の植民地で歴代消防司令は市役所で権力闘争に負けた人が就任していた。これには色々理由があった。
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「アクティビスト」では大統領にはなれないのですよね。リンカンが奴隷制反対を明言せず、「実は南北戦争は奴隷制が争点ではなかった」という「意外にしてもっともらしい」言説を生み出す原因にもなった。近年の研究ではリンカンが本当に奴隷制に反対していたことがようやく分かってきた。実に近年に。