二塁(@atohz_chiri)さんの人気ツイート(リツイート順)

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>三谷さんからは、手塚治虫さんの『火の鳥』を読んだことはありますか?と質問を頂いた 非情な暗殺者に初めて人の心が芽生えたがため刃が鈍ったまさにその時、恩讐を超えて親の仇を討つ”愛弟子”役を演じる人に、『火の鳥』読書歴を聞く三谷さん……!(声にならない叫び) sponichi.co.jp/entertainment/…
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鎌倉殿の傍にいるなら教養を身に着けねばとガッツを見せた亀によって、政子がさらなる御台所の自覚を促された作劇が、先週あんなにも素朴で気高き人々に見えた木曽一党の、その無垢と無知ゆえ都で齟齬を引き起こしていく今週の急転悲劇で、また別の意味で響いてくるのがじわじわ怖い。 #鎌倉殿の13人
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基本的にあっけらかんとした死生観で動く坂東武者の中、データに忠実でツッコミ体質、ゆえに視聴者に近いと見えてた義時が、実は堤への恨みを忘れてず、山木のついでに討っちまえと進言し、ああやはりこの子も坂東武者の子なんですね…と第4話で明らかになる流れが素晴らしく楽しい。 #鎌倉殿の13人
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しかし頼朝にとっては、源氏の棟梁たる血統ゆえ伊東から匿い挙兵に賛同してくれた、恐らく単純明快で裏切らない男に見えてた(だから無茶振りした後一応怒ってるか気にした)宗時ですら、実は己を代替可能な器で踏み台と見てたわけか… 義時は死ぬまで明かさぬだろうけど。 #鎌倉殿の13人
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いやすごいな… 最悪ピタゴラとはいえまだ笑えた亀の前事件で、亀が死んだと勘違いしたら、そこまでしろと言ってない!と動揺した政子の言葉が、そして亀に促された御台所の自覚が、まさかこんな形で返ってくるとは… 出来ることがでかい分、発した一言も重さを持ってしまう立場の怖さ。 #鎌倉殿の13人
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平六がラスボスかもと言われてたのは、敵か味方かハラハラさせる意味でなく、姉上に詰られても愛息に反抗されても受け入れてた小四郎が、この友にだけは、自分の死を望んだのか震える声で尋ね、その仕草から与えられた確信で遂に絶望を完成させられる意味でラスボスだったのかな…とふと #鎌倉殿の13人
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松潤さん家康の見事な、予想をはるかに超えてきた化けっぷり… これがやはり一年長尺で演技変化を味わえる楽しさだなあ。同じ笑顔でも、先週までの優しさと弱さが紐づいてた笑顔と全く違う。誰にも開かない心の扉ができたことで、誰にも折らせない太い背骨が一本入ったのも見える家康。 #どうする家康
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朝日にさわぐ / 鎌倉殿 (1~4/全12頁) チーム木曽の素晴らしさに余韻がなかなか抜けず、巴さんがどんな思いで「地の果てまで」と言ったのか、ずっと考え続けている。
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いやあ面白かった~!あえて「神君」を大仰に語るナレと、真逆の情けなさを見せるギャップで、作品のトーンを早々と示す手堅さ。帰郷イベで、今川と三河の文化落差、人質な殿が背負うものと家臣紹介をこなす手際良さ。泣き虫のようで実は爪を隠してる元康の複雑さ。初回として満点満足。 #どうする家康
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副題「武士の鑑」のとおり、予告から気合入った演出、大規模野外ロケ、そして忠義者の無念を一騎打ちで受け止める主人公…と、重忠を送るのにこれ以上ない花道を用意しつつも、決してただ悲壮で美しいだけにせず、殴り合い無様でボロボロの姿を見せる所に #鎌倉殿の13人 が描く「戦」の真髄を感じた。
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届かない
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金剛ちゃんの頃から、幼い鶴丸が心を守るため必死でついてた嘘にさえいけないと言い、長じては政治的に正しくはある父義時の行いにも真正面から間違ってると言い続けてた泰時が、実朝からの”恋の歌”にも同じ調子で「(渡す歌を)間違えておられます」と真っ直ぐに言う残酷さよ… #鎌倉殿の13人
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敵討ちを装い頼朝を狙う曽我兄弟の企み、それを利用し北条を落としたい比企の謀略が、北条を守る小四郎、”謀反”自体の存在も認めるわけにいかない頼朝によって「敵討ち」の美談に塗り替えられる。 九郎のメタ発言「歴史はそうやって作られていく」を自ら体現していく #鎌倉殿の13人 の作劇すごいな…
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俳優陣とファン代表MCで構成されたスタジオ。作品を隅々まで見ているMCはでも喋りすぎず皆のトークを巧く引き出し、俳優陣は作品愛を語り、そして例のマスク一覧や小栗さんの頼朝代役など皆が気になってた話も飛び出し、最終章への期待は最高値へ。番宣のお手本みたいな番組に感謝…! #鎌倉殿の13人
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自ら丁寧に育てた畑の実りに喜び、次に植えるものの夢を語るそのとき、突然命を絶たれる蒲殿と。 未来も分からない流人の身のとき、その誕生を確かに喜んだはずの長女の、その死を前にしても、悼む言葉ではなく、残った子供を代わりに使う言葉しか出ない頼朝と。 ああ、もう、本当に… #鎌倉殿の13人
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著しいのも程々に / 鎌倉殿 頼家と6人衆が迷い犬の飼い主を探す愉快なスピンオフが見たい。 というか、若者たちが道の掃除や犬の保護をやってるうちに5年くらい平和に過ぎる世界線はどこかにないですか。
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親戚だったり親戚気分だったりのおじさんにたくさん囲まれ、すくすく育っている金剛さん。
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#鎌倉殿の13人 の実朝様、良き為政者になろうと努力してきた=義時のように鎌倉で流した血への罪悪感と執着がないからあっさり京へ行くと言えるし、誠実だから一度公暁に同情すれば、共に鎌倉を取り戻そうとも言えるし、優しいからこそ他者の心を次々踏み抜いていける造形をここまで描けるの凄いな…
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あー…そうか。源氏の世の足固めで見せしめにされる上総介が佐藤浩市さんで、やがて源氏の世を終わらせる公暁役はその息子の寛一郎さんという配役の妙だけでなく、上総介が屠られる命運が決まった日の儀式も、源氏の世が終わる日の厳かな儀式も、同じ八幡宮という重ね方をしてるのか。三谷さんこわい。
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今週の #鎌倉殿の13人 に併せ、NHKさんはぜひともタイムスクープハンターの後妻打ち回を再放送してほしい… 「後妻打ち」という風習を紹介しつつ、女同士の知略を尽くした闘いに、男の身勝手さに翻弄される女の悲しみと、それでも生きていく強かさとがにじみ出ていて、とても面白い回だった。
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大江殿もいつの間にか小四郎に敬語ですけど、今回は遂に、誰に対しても「俺は俺だ」対応を崩さなかった八田殿まで、非常事態で食ってかかる青年をなだめるためとはいえ、小四郎を「このお人は」と呼んだのが何気に衝撃だった。かつて、小四郎を呼び捨てにし面倒を頼んだ鶴丸もいる前で。 #鎌倉殿の13人
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重忠が泰時を狙うのは、先に息子を殺された側として当然で、また小四郎が動きを悟り一騎打ちに応じるのも信じてるんですよね… 北条に絶望し、小四郎を信じた後悔を口にしながら、それでも殴り合い、あえて殺さず、「あなたは分かってる」を念押しし逃げ道をふさぐ友情と、容赦なさと。 #鎌倉殿の13人
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美都里さんにとって「御菓子司たちばな」が、自分の意に沿わぬ女性と可愛い息子が出会ってしまった場所でなく、大阪でうっかりお土産を買いそびれた息子が、それでも何か家に持って帰ろうと商店街に立ち寄る、そんな微笑ましい心遣いの思い出の場所として記憶されて、本当によかった。 #カムカム
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身も蓋もないですが、仕事はきちんとこなし、打てば響く会話ができ、少しすごめば恐縮して誠心誠意謝り、こちらの弱みを見せれば可愛い笑みで返す気遣いがありつつも、ただ一点、女心には鈍感でモテないという欠点を持つ小四郎、「おじさんに愛される」人物造形として完璧なんだよな… #鎌倉殿の13人
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川遊びの誘いにきゃっきゃと喜んで抱きついていた千鶴丸は、生きておったかと再会に笑った伊東の主人父子は、善児にとって「わしを好いてくれている」ではなかったんだろうか。 一幡の好意にふと切っ先が鈍ったのは、老いという以上に、やはり二代目トウを育てた経験もあるのかな。 #鎌倉殿の13人