二塁(@atohz_chiri)さんの人気ツイート(いいね順)

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Eテレが文化インフラって本当そのとおりで、「見たい人が払えばいい」状態になると、保護者が文化的なものに興味ない・金を払わない環境に産まれた子供の教育機会が潰されるのが怖いんですよね… >RT 電源を入れるだけで多彩なジャンルの(しかも質の高い)文化情報に触れられることがどれほど貴重か
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しかし改めて野木さん脚本は、どこまでも主人公側が「ルールを守る」を徹底してるなあと。 桔梗さんはハムちゃんのスマホを覗き見ない。志摩もRECの録画を警察の圧力で無理やり見ない。あくまでルールに則り詰めてくから頭脳プレーが光るし、余計にルール破りな敵側の下衆さが際立ちますね。 #MIU404
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そもそもハムちゃんが、幼稚園の先生だけでなく週末バイトをしなきゃいけなかった(だからエトリに会ってしまった)のも給料が安かったからで。 社会のしわ寄せで搾取される女性を一貫して描いているなあ、野木さんドラマ。そして「一緒に闘おう」と手を取る桔梗さんは、希望の象徴でもある。 #MIU404
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これ #アンナチュラル を見ている視聴者には、UDIと中堂がなぜ連続殺人事件に思い入れがあるか、多少無理して資料を取り寄せてでも調査するか分かるし、中堂と刈谷は絶対に合わないから伊吹志摩コンビに連絡がいくのも自然だと超納得の流れなんですよね。コラボとして最高だわ。 #MIU404
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死んだ人は戻せないが残された人の人生は続くと理性的に語った #アンナチュラル と、手遅れになる前に止める分岐点の障害物=周囲の助けを描いてきた #MIU404 のコラボ回が、復讐の無意味も死者の意思も全て理解した上で踏み越え、誰もその分岐点にはなり得なかったと語る男の話という畳み掛け方な…
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割と平均的だろう「貴族趣味に堕落した平家と、それを負かした悲劇の天才美少年武将義経」イメージを確固として持っていた家族(60代)が、今週はついに「平家かわいそう…… こんなこわい義経に攻められるのすごくかわいそう……」と言い出した。 #鎌倉殿の13人
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戒めですかと聞く言葉を自意識過剰とぶった切るものの、やはり弟の暴走を止めるため"尼将軍"になったのは明らかな、そして私に逆らうなと立ち去る姉上を見る小四郎の目が、とても牽制された執権殿と思えない穏やかさで、ほんと小四郎さーー早くこうしてほしかったのがダダ漏れでなーー。 #鎌倉殿の13人
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平六は絶っっ対に小四郎を裏切らないと知るのはあくまでも視聴者だけで。作中では裏切る可能性を常に見られ比企や時政に声をかけられてきた平六だからこそ、「北条義時」誕生の座であえて御家人の批判を真っ先に声に出し集約した上で、潰してやる、この策士っぷりが本当に… 盟友… #鎌倉殿の13人
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「悪女でない」政子、どこまでも頼朝を愛した妻で息子娘を愛した母でひたすら家族の慎ましやかな幸せを願う北条家の長女であった、だからこそ妹実衣を助け弟義時の暴走を止める極私的な理由でようやく尼将軍として腹を据えた、この #鎌倉殿の13人 政子ならではの演説だった… このシーンのための1年。
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ひとりの青年がヤングケアラーとして過ごした17歳からの15年を、いい経験になったとか、糧になったとか、被介護者への愛情とか、何か美化するわけでなく、ただ一言「人生がなかった」と表現する、言い切ってくる坂元脚本んんんんん………!!! #大豆田とわ子と三人の元夫
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ああ…… 戦の天才九郎に「三浦の息子は損得が分かる」と言わせ、しかしここまで見てた視聴者には、いやいや平六は損得どころか私情最優先で小四郎に味方してるでしょハハハと思わせた上で、ここで平六に「小四郎最愛の妻八重を眼前で救えなかった」負い目を負わせるのか…鬼か…!!! #鎌倉殿の13人
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小四郎が、毒を盛られた事実を姉に告げぬまま死んだことで、 ・病の弟を見殺しにした認識で地獄に行くつもりの政子 ・毒を小四郎に盛った秘密を抱えた平六と のえ ・兄の部屋から持ち出した酒で口が痺れた時房 ・それを目撃してる泰時他 …と、三谷ミステリー伊賀氏の変のお膳立ては整ってるんですよね
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#アンナチュラル 視聴組としては、あの暗くて狭くて寒い場所から無事に生還したハムちゃんが桔梗さんに手を握られるシーンで、ああこれは、雪男の胃袋から生きて帰り、花ちゃんと再会できたミケちゃんでもあったのかな…と思わず考え、泣けてしまう。 #MIU404
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米蔵で培った粛々と物事を進める計算力実行力と、時政から受け継いだ勝つためなら何でもする坂東武者の遺伝子と、兄上の「北条がてっぺんに立つ」志が転じた呪いと、元々の平穏を乱されたらキレる性格に、頼朝の薫陶が加わって爆誕した江間小四郎義時、これ以上恐ろしい化け物がおるか… #鎌倉殿の13人
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頼朝はもっと苦しみ地獄を見て死ぬべきでは、て意見も分かるのですが、13歳からずっと、自分は天に守られてると信じ、また周囲に信じさせなきゃ生きてこれなかった男が、ようやく素直に北条という家族を受け入れ人間らしいこの先を夢見た時死ぬのは、これ以上ない残酷な結末にも思える。 #鎌倉殿の13人
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信じてなくても1対1なら「お前だけが頼り」と心を掴む言葉が吐けた頼朝と、皆の前でお前らなど信じてないと堂々言ってしまう頼家の差。いつでも殺される可能性を周囲に感じつつ流人時代を生き延びた頼朝と、矢が下手でも寄ってきて助言くれるおじさんに囲まれ育った若君の差でもある… #鎌倉殿の13人
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愛しい、でも朝廷や奥州との火種になってしまった九郎が、首桶になり帰ってきて初めて、誰も見ていないただ一人の場で抱きしめ泣き叫べた頼朝のように、騙し討ちの形で殺した義盛の遺骸に背を向けて歩き慟哭する小四郎のあの顔を、誰も見ていないし、見られてはいけない。つらい。 #鎌倉殿の13人
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そうですよねえ、まさか菊地凛子さんを配役して、はにかみながら相手の肩に乗った枯れ葉を取り、小四郎のトンチキ贈物(きのこ)に大好きなんですぅ!と素直に喜び、子供たちとも仲良くしてくれる、そんな都合のよい女にするわけないと思ってた。不穏すぎて逆にワクワクしてきたぞ! #鎌倉殿の13人
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郵政民営化の果てに、土日配達廃止などサービス縮小がいよいよ始まった令和のこの月に、飛脚業こそ公がしなければならん!と知恵を絞って制度をつくり、実際に届いた手紙で大喜びする明治の「郵便初めて物語」が放送されるの、偶然とはいえ何だかしんみり考えてしまいますね…… #青天を衝け
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先週の畠山討伐から今週の流れ、伊豆時代に小四郎がほぼ唯一キレた堤のナス破壊侮辱、大姫が爺様のため「おんたらくそわか」を教えた政範の誕生祝い、時房がヘタな餅を丸めた重成殿主催の法要と、序盤からの北条家仲良し記憶を全て上書きした上で、遂に父子の対決へ向かう #鎌倉殿の13人 の鬼脚本よ…
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父が死ぬとき手を取れない、それを奪ったのはあなただと時政に泣く小四郎の顔が余りにも”伊豆の豪族の次男坊・小四郎”の顔で。生まれ故郷の伊豆を離れ、米蔵の日々も喪われ、それでもせめて最後に残し守ってた「小四郎」の柔らかな部分を遂にもぎ取られるんだなと、めちゃくちゃつらい。 #鎌倉殿の13人
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しかし五郎の「兄上は頼朝様と違い愛嬌がないから厳しさが余計目立つ」発言で端的に表されてたように、時政パパらの情実政治に散々振り回され泣く泣く犠牲も払ったから、私心を最大排除した政を試みた理屈屋の小四郎が、結局【坂東武者は情緒で動く】と突きつけられる演説でもあったな… #鎌倉殿の13人
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いや、ほんとすごかった… 突然ラジオから聞こえてきた告白に、最初はまさか、いやもしかして、そして徐々に確信が深まり、「るい」が決定打となり、自分の中の記憶と今聞こえている声とを再構築していく数分、表情だけでその凄まじい過程を見せる圧巻の深津絵里さん。朝から凄い演技見た。 #カムカム
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そうか、「或る一人の死」って、本名さえ分からず偽名しか知られていなかった、そしてこれから罪や組織の実体をきちんと話して明かすこともなく、本当に「或る一人」でしかないまま死んでいったエトリのことだったのか… #MIU404
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頼家が北条追討の院宣を願ってると分かり、時政が「決まりだな」と言う。でも、まず大江殿が、そして時房が、重忠まで小四郎を見て、そして小四郎が観念したように頼家様追討を言葉にする。覚悟の上で負う責任を実は誰が担っているか、それを周りも理解してるか、決定的な場面で震えた… #鎌倉殿の13人