二塁(@atohz_chiri)さんの人気ツイート(新しい順)

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第26回の冒頭、重忠と梶原に頼朝の容態を伝え「助かる見込みは百に一つもない」と言い切ってしまう小四郎、既視感があるな…と思ったら、あれですね。八重さんが川に流されたとき、遠元に「助かる見込みは百に一つもない」と言い放ってしまう平六だ。なんて似たもの同士の盟友。 #鎌倉殿の13人
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「頼朝公口取り」てことは、ほんとに安達殿が頼朝公の馬を引いて歩く姿をまた見られるのか… えー泣いてしまう。 /三嶋大祭り「頼朝行列」に大泉洋さん 大河ドラマキャスト4人が練り歩き izu.keizai.biz/headline/1491/
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自分は鎌倉に不要と言う小四郎は、頼朝の傍にい続けた自分の価値を分かってないし、そんな彼だからこそ、皆が私欲に走らなければ…なんてことが言える。 誰もがこれから私欲をむき出しにしていく中、この小四郎の無欲さが台風の目になり、また非情な勝ちにも導いていくのが分かるなあと #鎌倉殿の13人
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『真田丸』秀吉の晩年あたりもそうだったけど、その死が及ぼす影響が大きい立場の人だからこそ、身近にいてその尊厳も残すものも守りたいと強く願う人ほど、心が引き裂かれる思いで、死に備えた準備を淡々としていかなねばならない哀しい矛盾を描くのが本当にうまいですよね三谷脚本… #鎌倉殿の13人
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丸め損ねた手のひらで / 鎌倉殿 面倒くさい居候でも、義理の兄でもなく。 呑み下せない餅のような問いを、もしかしたら伊豆での日々からそのまま手に握りしめていたのかもしれない、という話。
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大河ドラマ、だいたい夏を過ぎた辺りで「思えば遠くへ来たもんだ」としみじみ序盤を振り返るのが定番だし、それも醍醐味なんですけど、『鎌倉殿の13人』はちょっと激動が過ぎて、いつの時点でもほんの数回前を振り返っただけで遠い目になってしまうんですよ。
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時政パパが比奈を「八重」とうっかり呼んでしまうのは、八重は親戚だったのを差し引いても、小四郎が八重と夫婦だった頃に比べ、比奈が後妻に入ってのこの数年、一門で顔を合わせる(=名を呼ぶ)機会が少なかったのも示してるのかな。 ポスト頼朝期に向けて、実は意思疎通の綻びが見えている北条。
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小四郎、「北条の家を守る」が第一義だけど、あくまで守り特化型だから、金剛を諭す「北条は立場が上」の本旨が「だから行動を慎め」だったのも、比企の悪い噂を流した時政に若干怒ってるのも、「とにかく!面倒事を!!起こすな!!私は静かに米を数えてたい!!(半ギレ)」で一貫してるんだよな。
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鎌倉殿…というか三谷脚本、基本的にどの人物も憎めないし愛着を持ってしまうよう描くのがほんと巧いですが、だからといって作中の所業を、この愛嬌でチャラにしてね☆と全肯定するわけでもなく、むしろ冷徹に突き放してるから、大河ドラマに合ってるんだろうなあと、大泉頼朝の凄さを思い返す月曜日。
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小四郎の「もう少し付き合ってくれ」を受け入れながらも、今週は、三浦で保護してた為朝の孫娘をいつの間にか若君に引き合わせてる平六。隠しカードがつよ過ぎるし、付き合うと決めた以上北条との差も決してそのままにしない意思が見えるし、盟友のこのドライさがやはりとても好き。 #鎌倉殿の13人
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子らと過ごす日々を楽しみにしてた伊東の爺様、3年先の願いを書いてた上総介、次は何を植えようか語っていた蒲殿の、その突然断ち切られた生の無念が、頼朝にそっくり返ってきたとも言えるんだよなあ… 傍にいてくれる人の顔を見て「好きに生きる」と言えたそのとき、訪れたあの結末。 #鎌倉殿の13人
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頼朝はもっと苦しみ地獄を見て死ぬべきでは、て意見も分かるのですが、13歳からずっと、自分は天に守られてると信じ、また周囲に信じさせなきゃ生きてこれなかった男が、ようやく素直に北条という家族を受け入れ人間らしいこの先を夢見た時死ぬのは、これ以上ない残酷な結末にも思える。 #鎌倉殿の13人
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かつて伊豆の米蔵で、私にだけ本音を話すのはやめて下さいと心底迷惑がってた小四郎が、私にだけ大事なことを話して下さる、とそれを受け入れたとき、皆に聞こえた「鈴の音」が小四郎 だ け 聞こえなかったのは、逆に言えば、肝心の大事な話は既に受け取ってるからとも言えるのかな… #鎌倉殿の13人
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まさに三谷脚本の真骨頂な「頼朝最期の日」だったなあ… 組!のように1日をじっくり描く45分。冒頭で全成が提示した条件を、天に守られてると自ら信じ、だからこそ猜疑心に苛まれる頼朝が図らずも拾っていく偶然と必然が、滑稽な喜劇にも、取り去られる天命の悲劇にも見える、この塩梅 #鎌倉殿の13人
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元服前の金剛へちょっかい出す悪友に対し、酒はまだ早い!結婚どうこうの話も早すぎる!と言う感覚はまっとうながら、そんな歳の子供が『貞観政要』を読むことには何の疑問も抱かず、当然という顔でその背中をにこにこ見送ってる小四郎、やはり何かこう、溺愛の方向性が面白いんだよな…
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優しい癖 / 鎌倉殿 兄のもとでこそ才を発揮する場を得られた九郎や義円よりも、もしかしたら誰よりも純粋に「頼朝の弟」でいたのが蒲殿かもしれないし、そんな人が兄から離れ「丁寧に」野菜を育てながら、何を思っていたのだろうかと考える。いつも折れていた優しい人の、折れなかったもの。
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今日の『徹子の部屋』彌十郎さんゲストを録画視聴したら、奥様がきのこ好きなのでよくパスタを作って差し上げるという微笑ましいお話が出てきて、つい頭の中で、妻のため山からキノコをよく取ってきてあげる時政パパを見て「おなごは皆きのこ好き」思考に至る小四郎少年の図、が思い浮かんでしまい。
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第24回副題「変わらぬ人」、変わらず誠実だから生き残れない蒲殿なのか、立場は人を変えると言われつつ実は、子を失い冷酷な命令を下す構図は第1回と同じ頼朝の変わらなさなのか、変わらずにいてほしい盟友なのか、変わらず美しいのは死んだ冠者殿だけという話なのか、ずっと考えてる。 #鎌倉殿の13人
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しかし、大姫が亡くなり範頼の呪いだと静かに怒る頼朝の顔。前に『黒井戸殺し』ラストも心底震えたけど、 #鎌倉殿の13人 の大泉さん頼朝はそれ以上ですね… 頼朝役発表時から感じてた、三谷さんの絶大なる信頼と「ぼくがかんがえたさいきょうのおおいずみ」を、更に毎週軽々と更新していく。
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己のため生きろと大姫に言いながら、北条と差が開く三浦の現状に苛立ってる平六自身が誰よりも、家を放り出すなどできないと知っている。 唯一許された”己のため”が緩慢な死だった大姫。では今後、降りるのを許されない平六にとって唯一の”己のため”は、やはり小四郎になるんですかね… #鎌倉殿の13人
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父母も忘れ己の幸せのため生きろと平六が大姫に言うのは、自身がそうしたい、けどできない叫びだろうなあ。裏切りに飽き隠居すると小四郎に告げたのは本心で、でも北条と三浦の広がる差、頓着しない父が歯がゆいのも事実で。そして平六はこの先、小四郎との酔えない酒に付き合い続ける。 #鎌倉殿の13人
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範頼の本心がどうだろうと、頼朝が亡くなったとき、自分を含め適切に政権を運営できる(と自分が認めてる者)以外の誰かが、勝手に担ぎ上げられる存在であること自体、広元にとっては許し難いのだろうなあ… 上総介のときの「最も頼りになる者は最も恐ろしい」から、一貫してブレない。 #鎌倉殿の13人
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自ら丁寧に育てた畑の実りに喜び、次に植えるものの夢を語るそのとき、突然命を絶たれる蒲殿と。 未来も分からない流人の身のとき、その誕生を確かに喜んだはずの長女の、その死を前にしても、悼む言葉ではなく、残った子供を代わりに使う言葉しか出ない頼朝と。 ああ、もう、本当に… #鎌倉殿の13人
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史実の義時と姫の前の逸話、単独で切り取れば確かにトンチキではあるけど、吾妻鏡を読んでいると、妊娠中の静御前を酔って口説く御家人やら、振られて女の家に放火しかける神官やら出てくるせいか、1年間手紙送るだけの義時、相対的に紳士的というか、のんびりぼんやりさんでは…?て気もしてくる。
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撮影入りのとき、三谷さんに「頼朝亡き後、野心をむき出しにする」「気のいいおっさんの皮をかぶったマクベスのつもりで」と言われ演じているという比企能員、いやあ今後がますます楽しみ! #鎌倉殿の13人 #歴史探偵