二塁(@atohz_chiri)さんの人気ツイート(新しい順)

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第32回、政子が小四郎を「初めから助ける気などなかった、義高の時と同じ」と怒ったのが結構堪えてる。 そういえばあの時、最初の作戦会議から、政子が大姫を連れ頼朝の所に来るまで2人は別行動なので、小四郎が裏で和田&畠山に頼んだり、義高の独断行動で青ざめたりを政子は知らないんですよね…
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今回の癒やしシーンを必死で探すと、鶴丸が泰時を「太郎!」と呼び捨てにしてたことですかね… 伊豆行き時も、初の前では「この方」呼び、後ろ向いてこっそり相談のときはタメ口だったので、今回は小四郎がいる場で慌てて咄嗟に出ちゃったのか。いずれにしろ、いい幼馴染主従。 #鎌倉殿の13人
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しかし、1年モノ大河のまだ8月の段階で、主人公が”鎌倉”という上位概念を守るためなら人の心も捨てる底の底まで来てしまっていると、ここから残り3分の1ある以上、もう1~2段階はまだ小四郎の変貌があるかもしれないんだよなあ… 脚本と演者にまだ絶望の引出しがあるのか、もしくは。
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むしろ小四郎のほうがまだ、愛息を殴ってまで非情に振る舞おうとする、引き裂かれそうな痛みが見える分、分かりやすい。文官組は本当に、ただ”鎌倉”を維持していく以外にはドライだし、だからこそこの魑魅魍魎の土地で仕事を回してけるんだろうなあと。(そして三谷さんの筆が冴えるのはこのタイプ)
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感情がどうあれ理性で切り離し、政治的に必要なら非情な判断を下し、自ら幼子を殺めることも躊躇わなくなった小四郎に慄きつつも、その脇で淡々と業務をこなす文官組も実は恐ろしいんですよね…誰が政を握ろうと、究極的には誰が鎌倉殿になろうと、動いていく組織が垣間見えて。 #鎌倉殿の13人
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しかし、最悪の状況で息を吹き返し誰も回復を喜ばない頼家様、ほんと気の毒が過ぎるんですが、倒れる前あれほど信用できないと煽り、土地も取り上げるつもりだった比企能員を、いまさら舅殿と呼びその死を怒る激しやすさ無計画さに、ある意味でここに至った理由も見えちゃう容赦なさよ… #鎌倉殿の13人
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川遊びの誘いにきゃっきゃと喜んで抱きついていた千鶴丸は、生きておったかと再会に笑った伊東の主人父子は、善児にとって「わしを好いてくれている」ではなかったんだろうか。 一幡の好意にふと切っ先が鈍ったのは、老いという以上に、やはり二代目トウを育てた経験もあるのかな。 #鎌倉殿の13人
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第1回の川のそばで行き交ったとき、千鶴丸を無表情で水に沈めてた善児と、その所業の恐ろしさに戦慄していた小四郎が、時を経てこういう対比になるなんてな… 組!で、無感情のアサシンだった斎藤と、朗らかな少年だった総司が、やがて入れ替わるように変化していった辛さを思い出す。 #鎌倉殿の13人
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小四郎、善児が千鶴丸を殺したあの男だとちゃんと覚えてて記憶と一致した上で、奥州行きの同行を受け入れ、梶原殿から譲り受けていたのか…!という納得と、いやでも巾着の中身はもしかして見てなかったんか(予告)!そういうとこやっぱ律儀だな!!とそこだけ妙な安心感と。 #鎌倉殿の13人
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川を越える /鎌倉殿 (2/2)
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川を越える/鎌倉殿 (1/2) 教えたがり と いい女の話。 比奈さんの「八重さんと比べられました」発言時の小四郎父子の様子を見ると、逆に2人とも殊更に亡き人のことを話そうとは意識してなかったんじゃないかとも思えるし、案外平六のほうが忘れろと言いつつ話したがりだったのではという妄想。
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小四郎、人当たりは穏やかだし、投げられた仕事は淡々とこなすので、周囲に「自分を受け入れてくれる、言うこと聞いてくれる」と思わせる(侮られる)とこがあるけど、上総介の天命を見切った辺りから分かるように、感情とは別の理性による諦め突き放し限界値が、外から分かりにくいけど厳密にある。
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足固めの儀式、再び /鎌倉殿 頼朝のやり方を「正しかった」と受け入れ、思考をトレースできるとしても、恐らくそこに共感や心酔はなく、まして自分が頼朝のようになれる、超えるなど考えてもないのが小四郎だと思うし、だからこそ誰よりも頼朝のやり方を引き寄せてしまえるんじゃないかと。
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行列の盛況ぶりを「小栗旬に見せてあげたい」と言う大泉さんも優しいし、こっそり小四郎の格好して行列の前にバンと出て頼朝をがっかりさせようと企んでたという小栗座長も面白すぎる。ほんと鎌倉殿チームの裏話、仲が良くて楽しいなあ。 sponichi.co.jp/entertainment/…
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鎌倉殿第31回 これも、全てを学んだ方の教え。 そして、愛した人の教え。
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それにしても、比企の前で「刎頸の交わり」て決め台詞を言うほど北条贔屓は先代譲り、いやむしろ重くなってるクセに、先週わざわざ次は味方するか分からんぜと言ったり、小四郎がキレて懐にツッコむ(物理的)のを見越してたかのように偽文書を何十枚も仕込んだりの平六、何なんだ。かまってちゃんか。
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小四郎が引き戸を開け比企能員へ見せつける構図。 前回はいるはずの頼家がいなかった。今回は、能員が取り込んだと安心し、小四郎もどう動くかと言い、本人も思わせぶりだった平六が、ちゃんとそこにいて能員を絶望に追い込む。 小四郎が今後勝ちを掴む図式を暗示するようでもあったな… #鎌倉殿の13人
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主人公の所謂”闇落ち”は、大河のある程度定番といえば定番ですが、主人公が序盤と同じ人の心と清廉さを保っているからこそ、今の置かれた立場で精一杯責任を果たそうとする結果が血まみれの道というの、ほんと毎週恐ろしいものを見させられているな…と改めて。鎌倉殿こわい。全てが巧すぎて大の字。
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頼朝が築いたものを大事に思うからこそ、頼朝の意識不明を悲しむ前に、心が引き裂かれてでもその死の先のため動かざるを得なかった小四郎たちを第26回でじっくり見せての今日の回… あの時のリフレインのような頼家危篤で、今度こそ混乱のないよう動いたらの頼家回復… あまりにも残酷。 #鎌倉殿の13人
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米蔵で培った粛々と物事を進める計算力実行力と、時政から受け継いだ勝つためなら何でもする坂東武者の遺伝子と、兄上の「北条がてっぺんに立つ」志が転じた呪いと、元々の平穏を乱されたらキレる性格に、頼朝の薫陶が加わって爆誕した江間小四郎義時、これ以上恐ろしい化け物がおるか… #鎌倉殿の13人
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ちょっと… 今夜の鎌倉殿でいよいよ比企の乱ですというこの日に、鎌倉殿のOPテーマ曲演奏で話題の大阪桐蔭が、比企の本拠地・埼玉県の代表校に大量点差でボロ勝ちって、できすぎというかやりすぎというか。(結果を見て胸を痛めてる県民)
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時政パパが堤に侮辱された頃から、今回の全成実衣まで、自分はともかく身内が傷ついたら本気で怒る小四郎の傾向は一貫してるし、そこは坂東武者の気質なんでしょうが、カウンターが「一族を守る」でなく「体制自体を変える」なのはやはり異質で、そこを共有できてるのは今のとこ政子だけなんだろなと。
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しかし全成の悲劇の横で、時連→時房の改名エピがさらっと流されてましたが、あれほど義澄の死で号泣してた時政パパが、三浦という一族との繋がりも表すはずだった息子の名に対し、「連」って何だよハハハと笑う無頓着さ、何か大事なものを取りこぼしてるようで、ひやっとするな… #鎌倉殿の13人
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頼朝生前から「鎌倉殿の弟」という印象は薄く、むしろ実衣の愉快でちょっと頼りない夫という立ち位置にすっかり馴染んでる全成だったからこそ、比企vs北条の戦いに巻き込まれた理不尽さと、その悲劇こそがいよいよ小四郎を「私が断ち切る」へ進ませるトリガーになるのがよく分かるな… #鎌倉殿の13人
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組!の土方(函館で戦死)、丸の三成(斬首)、加えて清盛では頼長(矢を受けて死亡)だった山本耕史さんが、今年の #鎌倉殿の13人 では少なくとも主人公より先に死なないと安心できる義村役なので、秀次・全成を演られた新納さんが次に大河に出演されるときは、畳の上で死ねる役になってもいいはず。