二塁(@atohz_chiri)さんの人気ツイート(いいね順)

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いやすごいな… 最悪ピタゴラとはいえまだ笑えた亀の前事件で、亀が死んだと勘違いしたら、そこまでしろと言ってない!と動揺した政子の言葉が、そして亀に促された御台所の自覚が、まさかこんな形で返ってくるとは… 出来ることがでかい分、発した一言も重さを持ってしまう立場の怖さ。 #鎌倉殿の13人
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小四郎、「北条の家を守る」が第一義だけど、あくまで守り特化型だから、金剛を諭す「北条は立場が上」の本旨が「だから行動を慎め」だったのも、比企の悪い噂を流した時政に若干怒ってるのも、「とにかく!面倒事を!!起こすな!!私は静かに米を数えてたい!!(半ギレ)」で一貫してるんだよな。
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いやほんと… 人物紹介文で泰時が義時の「最愛の子」というの、そりゃ知らずとはいえ自らも加担して敬愛する人に罪を負わせ、盟友にはそんな主君に似てきたと指摘され、そしてその人の殺害をなすすべなく見守った直後、最愛の人から子が生まれれば、光を見出し縋るしかないわ小四郎… #鎌倉殿の13人
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雉真父が正論すぎる… 家を出たら惚れた女をどう食わせてくつもりだと現実を浴びせることで、英語の辞書あげたり、ジャズ喫茶に誘ったり、異変をかぎとれば急行に飛び乗ってくれる、安子に「長い夢」を見せてきた稔の完璧王子様っぷりも、雉真家の経済力あってこそと突きつけてくるシビアさ #カムカム
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戦場の"遺体"を槍で刺す見回りと、刺されて呻く=実は生きて潜んでた忍びというシビアな描写を挿んだ上で、その検分を逃れた”遺体”たちが合図で変装を解き、のっそり蠢き出すみんな大好き⤴⤴忍者アクション、しかし城を攻めるため登る描写は地道でリアル…と、この温度差がとても好き。 #どうする家康
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まさに三谷脚本の真骨頂な「頼朝最期の日」だったなあ… 組!のように1日をじっくり描く45分。冒頭で全成が提示した条件を、天に守られてると自ら信じ、だからこそ猜疑心に苛まれる頼朝が図らずも拾っていく偶然と必然が、滑稽な喜劇にも、取り去られる天命の悲劇にも見える、この塩梅 #鎌倉殿の13人
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第17回で義高殺害の後始末をさせられ、腹をくくったときから、明らかに顔つきと声の低さが変わっていた小四郎が、この回の終盤、去っていく九郎を「真っ直ぐすぎたのです、羨ましいほどに」と評する時、その顔がふっと以前の小四郎の柔らかさに戻っているのが、何とも言えず切ない。 #鎌倉殿の13人
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あのとき里芋をくれた藤平太だけでなく、ほかの民もわらわら一緒に来たってことは、風変わりな源氏の御曹司と御一行、その後の活躍については、きっと腰越ではずっと語り草になってたろうと思われるし、彼らを喜んで迎える九郎の「八幡大菩薩の化身」でない顔が、本当に慕わしくて…うっ #鎌倉殿の13人
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「もののふは度胸ある者に従うんだから強気でいけ」 「御家人なんざ使い捨ての駒だ」 こう言っていたのも全ては、自分が惚れ込んだ武衛のためを思ってで、だからこそ、その言った言葉がそっくり上総介自身に誅殺という形で降りかかり、言ったとおり”足固め”になるのが余りに残酷で。 #鎌倉殿の13人
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実は人妻だった亀が言い放つ「ついでに うちの人も討ち取って」 男たちが忠義でも仁義でもなく損得で動くのならば、女だって貞淑でも道徳でもなくドライな損得勘定で動くのだという #鎌倉殿の13人 の世界を改めて突きつけてくるし、いつの間にかこのドライさに慣れてる自分にも気づきますね…
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自分は鎌倉に不要と言う小四郎は、頼朝の傍にい続けた自分の価値を分かってないし、そんな彼だからこそ、皆が私欲に走らなければ…なんてことが言える。 誰もがこれから私欲をむき出しにしていく中、この小四郎の無欲さが台風の目になり、また非情な勝ちにも導いていくのが分かるなあと #鎌倉殿の13人
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若き日の友情を30年以上忘れずジョーを待ち続け、ピアノ講師を紹介し、小さな店でのデビューライブに名前を貸し、相応の実力がついた時点でツアーに同行させ1ステージやらせるだけでも素晴らしいのに、音楽は門外漢の五十嵐にまで影響を与えていたトミー北沢、 #カムカム 世界きっての徳の高さでは。
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全くカラーの違うひなた編になってから数週、るいもジョーもお母ちゃんお父ちゃんとして、そのカラーにしっくり馴染んでいると思ってたけれど、トランペットと過去の話を出した途端、るい編のしっとりと傷をまとう雰囲気がぶわっと蘇ってきた。お二人の演技の凄みを朝から堪能した… #カムカム
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作品名『鎌倉殿”の”13人』で、鎌倉殿と称されるトップの意思、影響下で働くから「の」13人なのかな…と引っ張ってきて、ついにタイトル回収のはずの回が副題「鎌倉殿”と”十三人」で、「と」で並立されるの、鎌倉殿を継いだ二代目と13人の力関係、隙間風を端的に示してて、ほんと巧い。 #鎌倉殿の13人
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何というか凄まじいな… 祖父三浦義明を討ち、その敵だと散々憎まれつつも頼朝に下って以降は忠義を尽くしてきた重忠が、自らもまた「鎌倉のため」身内を泣く泣く討ってきた小四郎に、その恐らく最後に残された”小四郎”らしい部分である父時政の存在を「鎌倉のため」問うてくるんだ… #鎌倉殿の13人
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四郎次郎、前回に続き今回も、出るだけでパッと明るくなるオーラだけでなく、平平コンビさえ殿の心を分かりかねてる時点で、この饗応もまた殿の”戦”だと於愛と並んで理解し、ただの商人兼太鼓持ち以上の覚悟で臨んでると、ちゃんと見えるのが流石の勘九郎さんでしたありがとうございます #どうする家康
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小四郎の「恨むのなら鎌倉殿を恨むのが筋」。 頼朝に近しいと周囲から見られてるだろう立場と実はズレている内心の表明のような、それでいて上総介の件で恨みを背負う頼朝の覚悟を理解した言葉にもなってる、どちらにしても今までより一歩踏み込んだ言葉を発した小四郎に、ハッとする。 #鎌倉殿の13人
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それにしても、重忠に誘い出されてると承知ででも単騎飛び出し泰時のもとへ駆けつけた先週だけでも凄かったですが、今週はさらに、父時政を討つ姿を見せるため傍に置いた=時政と同じ過ちを自分がしたときは泰時に討ってもらう覚悟を託したも同然な小四郎の、泰時への「最愛の息子」が予想以上に重い。
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泰時のお土産キノコ。 父のアドバイスを真に受けたおかしみ、父を見習っての生真面目さが少々度を越してるのが、山盛りいっぱいの画に現れてておかしいし、また、返せる米は一粒もないと領民が訴える伊豆からの土産だと考えると、領民から泰時への感謝の現れかもしれないんだなあと。 #鎌倉殿の13人
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しかし、先週あれほどの決断をし、実際頼朝の形見を息子に譲るほど自責で傷ついてはいる小四郎が、今週は割と表情が出て、猪鍋パーティにも交じり、再婚まで考えるの、前に中の人インタビューであった「壊れないため感情に蓋をし、機械的に判断するようになる」が強まってる感もある。 #鎌倉殿の13人
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のようなもの / 鎌倉殿 (2/1) かつての「頼朝―小四郎」の関係で頼朝がいた位置に、今の小四郎がいるとして、頼朝の台詞を小四郎は言えるのだろうかかという思考実験、のようなもの、の結果出力された頼朝「のようでないもの」。小四郎はどこまでも小四郎のままなんじゃなかろうか。
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日々の食費も削る五十嵐にとって、回転焼き百円がどれほどの贅沢だったか、それでも熱々の回転焼きがどれだけ支えだったかを思うと、ボロボロの体と心で来た店にいつものおばさんがおらず、実家の商売を手伝う努力もしてないふうな娘が呑気にいたら、そりゃ舌打ちもするか…と今更ながら。 #カムカム
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算太のダンスを見て思わずピアノを弾き出すジョーさん、たとえ「トランペットが僕にさよなら言うてる」としても、音楽はまだジョーさんにさよならを言ってない。 #カムカム
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あー…そうか。源氏の世の足固めで見せしめにされる上総介が佐藤浩市さんで、やがて源氏の世を終わらせる公暁役はその息子の寛一郎さんという配役の妙だけでなく、上総介が屠られる命運が決まった日の儀式も、源氏の世が終わる日の厳かな儀式も、同じ八幡宮という重ね方をしてるのか。三谷さんこわい。
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著しいのも程々に / 鎌倉殿 頼家と6人衆が迷い犬の飼い主を探す愉快なスピンオフが見たい。 というか、若者たちが道の掃除や犬の保護をやってるうちに5年くらい平和に過ぎる世界線はどこかにないですか。