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いろいろ話したいこともあるだろうに、まずは大月家だけで話せるよう一足先に帰った勇ちゃんの、ようやく安子とタイミングを合わせられた気遣いにも、何気にしみじみしますね… そして米国で安子が名乗ったアニー=あんこで、そのあだ名も含め勇を懐かしく思ってくれてたと明かされるのも。
#カムカム
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ジョー、確かに現時点で一見「何もできん」だけど、赤子を抱え飴を作り、ひとり家に置けないるいを背負っておはぎ二百個を運ぶ、そんな無理の末に起きた安子の悲劇を既に見てるので、るいが回転焼き焼くあいだ家にいてひなたの面倒を見て始終機嫌がいいだけでも、良いじゃんと思うのですよ…
#カムカム
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先週ラストがあれで、今週どうなるか少し心配だったんですが、責任を感じてすまんと謝るわけでも、後ろめたさを引きずるわけでもなく、ただ聞かれるまま八重さんの言葉を伝え、都では女の話を訳知り顔でする平六が平六で何か妙に安心した… そのままの平六で小四郎の傍にい続けてくれ…
#鎌倉殿の13人
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放送開始前から話題になり、放送中は実際にトレンドにもなった「全部大泉のせい」。
VTR出演の大泉さんはちょっと茶化して、私だから受け止められたんですよぉ!全国民の恨みを抱きしめます!と笑いに包んでましたけど、でもまあ実際これSNS時代の象徴的な光と陰だったよな…と。
#鎌倉殿の13人
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キャスト発表時から期待していた義経と秀衡、あの数十秒だけでも素晴らしくて、義経の「秀衡様にたっぷり愛されすくすく元気に育ちましたぁ!!」感がはんぱなかったので、もう今から切ない。人たらし能力だけは特化してる、ゆえに人を信じない兄のもとへあの笑顔眩しい子が向かうのか…
#鎌倉殿の13人
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しかし『おんな城主直虎』で家が滅びる辛酸を嘗めた後、大名は戦でなく蹴鞠で雌雄を決すればよいのに…と話す今川氏真を演じていた松也さんが、 #鎌倉殿の13人 では後鳥羽院に転生され、今度は蹴鞠で親王将軍を平和的に決めたと思ったら、時房にまた会おう=承久の乱フラグを立てたの面白すぎでは。
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『新選組!』『真田丸』の頃から、いわゆる「滅びの美学」的なものは苦手とよく言及されていた三谷さん、今回の #鎌倉殿の13人 では、悔いは無いと言い切り自害する覚悟の義仲でさえ、「ただ一つの心残り」を口にする途中で矢を受けぶつ切られる最期にしていて、その辺が更に徹底してきてる気がする。
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葬式当日朝の雉真家の様子、「雉真の子」とバレないようなアルバイト、祖父が死ねば家を出て二度と帰らない決意、治さなかった傷。そしてテレビで漫才を見て笑う商店夫婦に混ざり止まらない涙。
この15分だけで、安子を拒絶して以降10年るいがどんな思いで生きてきたか分かる情報量すごい。
#カムカム
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とりあえず私は、藤内や忠頼の処刑をしたあと赤子の金剛を抱いて許しを請い、奥州で暗躍したあと金剛たち子供らに土産を持って帰り、頼朝に言われるまま非道を働く自分の情けなさを八重さんに打ち明けてた小四郎が、成長した泰時に「義弟というだけで頼朝の傍にいた」と言われてしまう悲しさに泣く。
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和田殿が、鎧を脱いだとはいえまだ主は義仲様ひとりと思い定めているだろう様子の巴様に、側室や妾ではなく「家人」になってくれと言っているのが、数少ない癒やし要素でしたね……
#鎌倉殿の13人
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父母も忘れ己の幸せのため生きろと平六が大姫に言うのは、自身がそうしたい、けどできない叫びだろうなあ。裏切りに飽き隠居すると小四郎に告げたのは本心で、でも北条と三浦の広がる差、頓着しない父が歯がゆいのも事実で。そして平六はこの先、小四郎との酔えない酒に付き合い続ける。
#鎌倉殿の13人
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義時の中にやはり米蔵の小四郎が残っているから史実イベントの地獄みが増すのと同様、政子もまたこの実朝の死まで、いわゆる息子を傀儡に政をする強気の尼将軍ではなく、どこまでも優しい母であり謀反を起こした孫の命さえ救おうとする祖母だったからこそ地獄みが増すのがほんと鬼脚本。
#鎌倉殿の13人
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本能寺を囲んでいるのは明智の軍勢。
そう聞かされ嬉しそうに奮戦した信長が、最期に「火をつけよ」「わしの首は誰にも(=十兵衛にも)渡さぬ」と命じるのは、あえて死んだ証たる首を十兵衛に見せないことで、十兵衛の中で完結しない永遠の存在になろうとしたんじゃなかろうか。
#麒麟がくる
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五十嵐の実家が小さいながらも会社経営で兄貴もいると明かされるだけで、俳優の夢に反対されるだろう背景も、だから余計飛び出してまで選んだ道に関して頑なになる素地も、一旦懐いた大月家の団らんにはスッと混じれる素直さも、どこか人のせいにしたがる甘ちゃんな気質も、納得いきすぎて。
#カムカム
115
時政パパの小便ギャグを小四郎が真似してスベっちゃったおかしさと切なさ、そもそも小四郎のキャラにも太郎の生真面目さにも合ってないのが敗因なんですが、時政のやり方がもはや下の世代に通じない象徴にもなってた気がする。そして小四郎は、時政の影響下から完全に抜け出すんだよな…
#鎌倉殿の13人
116
それにしても、戦場特化型九郎義経を、ただ単純な平家滅亡あるのみ思考で描かず、ちゃんと帝と三種の神器奪還の意義を分かってる設定にした上で、あの入水を目の前で見せるの本当に本当に残酷な作劇だな… 頼朝の首を穫れなくても、これで平家にとっては最大最高の復讐じゃないですか…
#鎌倉殿の13人
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だからさあ、だからさあ…
夏目広次に甲本さんをキャスティングした時点で、しかも第1回の里帰りイベントで如何にも人の良さそうなあの顔を見せた初登場時点で、あ~~…と思ってたじゃん? 三方ヶ原も覚悟してたじゃん?? それでも予想を上回るダメージ受けてるのが今現在ですよ……
#どうする家康
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伊豆時代、挙兵の話も家人の噂でやっと知った、私の扱いってこうなんですか!?とはみだしっ子扱いに怒り、そのせいか鎌倉入り以降、積極的にあちこち首を突っ込んでは情報を得たり拡散してた実衣が、乳母父として自分が中心になれるかもと気づいた瞬間の顔、すばらしくぞっとしたな…
#鎌倉殿の13人
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今のところ、何とか戦を回避しようと願い、義盛に心から呼びかける実朝さまのあの優しさが、やがて名君の器となれる可能性なのか、誰か泥をかぶる人間(例えば今なら義時)がいるからこそ守られている甘さなのか、どちらの認識で描かれてるのか、見てて判断しかねている部分はある。→
#鎌倉殿の13人
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決してあってはならない暴力行為への衝撃や戸惑い、至極真っ当な「許せない」という感情が、全く関係ない属性・団体への反感敵意に誘導させられたり、本来無関係であるべき議論がその情緒で曲げられたりは、歴史を見れば嫌というほど前例があるので、ほんと冷静でなければな…と自分をここで戒めておく
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#鎌倉殿の13人 の実朝様、良き為政者になろうと努力してきた=義時のように鎌倉で流した血への罪悪感と執着がないからあっさり京へ行くと言えるし、誠実だから一度公暁に同情すれば、共に鎌倉を取り戻そうとも言えるし、優しいからこそ他者の心を次々踏み抜いていける造形をここまで描けるの凄いな…
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源氏の証=女好きを伸ばそうとし、忠臣を殺そうとする。近しい家臣に言葉をかけても、実はその年齢も把握してない。上総介誅殺のように誰かを見せしめにしようとして、実は御家人同士の争いに乗せられ油を注いでる。偉大な父を超えたくても、表面しかなぞれてない頼家の空回りがつらい。
#鎌倉殿の13人
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人は間違える。愛が全て伝わるわけでも、夢が必ず叶うわけでもない。選べない時代やタイミングもある。それでも人生は続くし、初めに思ったのと違う道にも陽は差すし、暗闇から見つめたり木漏れ日で休んでもいい。あなたが選んだそこが全て「That's life.」だと力強い肯定の物語だったな…
#カムカム
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今日のタイトル「根拠なき自信」、てっきり戦経験ないのに戦に出たら誰にも負けません!とキラキラ笑顔で言う義経くんにかかってるのかと思ってたんですが、もしかして「おなごは皆きのこが好き」とそれどこ情報よな根拠で八重さんにプレゼントする小四郎くんにもかかってました…?
#鎌倉殿の13人