二塁(@atohz_chiri)さんの人気ツイート(いいね順)

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殿として立てつつ厳しく育てもする年上家臣ズはもちろん、主君として認めん!が、実は主君として仰ぎたい仰がせろのデレ渇望だった平八郎や、ちょっと頭いいけどノンポリ決め込む青年かと思いきや割と早く落ちた様子の小平太など同年代家臣の配置、いい意味で王道の少年マンガらしさがあるんですよね…
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ああーそうか…この世界に居場所がなく絶望するお百や初之助に、あなたの物語を実行せよと甘く囁く住良木と、自分の苦しみを他人にぶつけちゃいけねえと諭しながら全力で守ってくれる三郎との対比か。そんな二人の対決の狭間に、鬱屈を抱えながらも現と夢の落とし所にもがく太郎がいる。 #探偵ロマンス
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11月6日(日)にNHK大阪ホールで #カムカム 1周年イベントが! 既に放送終了した作品で、こうきちんとした公式イベントをしてくれるの、かなり珍しいことなのでは。感謝。 pid.nhk.or.jp/event/PPG03537…
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『サムライベースボール』、筋立ては『ジャズ大名』で、野球が絡むところは『ダイナマイトどんどん』かなあと思っていたら、同じ岡本喜八監督『EAST MEETS WEST』の主人公の名がジョーとトミーですよとリプで教えていただき、これはもしかして岡本喜八監督リスペクトが裏テーマだった可能性が。
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フィクションに学問の領域を侵食され実質的迷惑を被ること、もしくは危機感は実際あるのだろうとは思うものの、そのことと、自分たちの領域で楽しんでる他人の愛し方を馬鹿にする(もしくはそう見られても仕方のない発言をする)こととは、また別問題だよなあと。
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国の重さに嘆く泣き虫若様と、彼の優しさを愛した姫。 そこから始まった夫婦だから、瀬名は戦をせねばならない夫を詰りも責めもせず、ただ寂しいと夫の柔らかな心ごと包み、家康は主君として害悪になる弱さを妻に預けつつ、彼女ごと聖域を守ろうと決意する。 どう家のこの人物造形、やはり好きだなあ。
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こうして、言ったこともやったことも全て返ってくる厳しい #鎌倉殿の13人 世界観を再確認した回で、「天に選ばれた為政者」という概念に梶原が仕えてきた、その働きの象徴でもある善児を小四郎に譲り渡すことの、祝福と呪いの重さよ…
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小豆の匂いに誘われ見た幻で、見送らなかったのを後悔してた算太に、妻と母を死なせたことを許される優しさとともに、その幻=父の認識の中で相変わらず算太は人を騙して金を取ってるし、それを許すほど父は帰還を喜んでる(それぐらい弱ってる)という、この一滴の毒を入れる藤本脚本な… #カムカム
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いつも「何とかせよ」「何とかなさい」を任されてた生真面目な男が、最後の最後に「執権の威厳を傷つけぬ」とこれまた生真面目な理由で秘密を抱え死ぬことで、特大級の「何とかしといて」を遺されし者たちにぶん投げていった結果がこの騒動であった、という鎌倉殿版ミステリー伊賀氏の変、見てみたい。 twitter.com/atohz_chiri/st…
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前回も散々こわい目にあって、今回も好奇心でまた一線超えてひどい目に遭ってるのに、自分自身も危ないかもしれない捨て身の作戦で「余裕たっぷりのやつが慌てる姿は面白い!」と笑って叫ぶ露伴先生、やはり相当いい性格である。 #岸辺露伴は動かない
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元康が見るキラキラしたイマジナリー駿府の夢と、その今川が三河の民から米を搾り取ってた現実を数正らが突き付けたのが同じ第3回だったように、今日の回でもやはり家康が、寺内町の美しく平和な日の夢と、“死ねば極楽”にまで追い詰められた民や転がる遺体の現実を同時に見る過酷さよ。 #どうする家康
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国のシステムが徐々に変わっていく有様を描いているのが、本当に面白いなあと。 米蔵でいつも木簡を勘定し、その数が意味することを実感としてよく知っていただろう少年が、父とともに法皇様の前で「我らの手で米と兵を集める」と宣言するところまで来てしまった。 #鎌倉殿の13人
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か弱い、けど元康が人形遊びに託してたように逞しい逃げ足も持つ兎。母が生年をずらしてまで嫡男に望む寅の強さ。兎と寅の間で揺らぐ属性はそのまま、難問だらけの地で国と民を背負わされた若者の戸惑いで、金陀美具足に身を包んだ松潤さん元康の表情が、物語の始まりとしてとても良い。 #どうする家康
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正直なとこ今まで明治慶喜公には、御一新で死んだ者も没落した者も大勢いる一方で貴方はご隠居生活エンジョイですかーいとツッコむ気持ちも多少あったんですが、まあ #青天を衝け 慶喜公を見てると、政には関わりませんこのとおり趣味に没頭してますのポーズとらざるを得なかったんだろうなとも思う…
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実際『ちりとてちん』は、そこから感謝祭やスピンオフやメモリアルブック発行などにも結びつき、今も長く愛される作品になっているので、「好き」の声をきちんと伝えるのは大事だと自分の中で原点のようなものになってるし、また「つまらない」の声がより大きく届きやすい件も、常に頭に置いている。
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今日のどう家、氏真の正妻は北条の姫で…と出たところで家族が、えっ北条?誰の子?と聞いてきて、えーとですね、恐らく誤解してると思いますが、去年の北条さんと今年のこの戦国時代の北条さんは違いますからねと説明することになったので、やはり一度ぐらい北条五代主役の大河を作っていただきたい。
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しかも、例年なら序盤にあるはずの、主人公が青臭い理想を掲げ突っ走る青春パートもほとんどない。 理想を叶える過程で代償を支払ったわけでも変質でもなく、ただ激流の中で生きる選択をしてたら加害者側にいた。これ感情移入して物語を見る人には、主人公が可哀想な被害者の話よりも辛いかもしれん。
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どう家、三谷さんがよく言う「毎週日曜夜に大人も子供も家族でワクワク見る大河」を、去年と別方面から目指してる感じがするなあ。さすが長年第一線のアイドルだった人をど真ん中に置く華。明解な人物描写と目を引くビジュアル。厳しさと逃げ道のバランス構造。王道の成長譚。 twitter.com/atohz_chiri/st…
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ドラマ『大奥』、制作統括と演出に藤並英樹さんと大原拓さんの名前が並んでるってことは、画づくりは『麒麟がくる』テイストの美しさになるんだろうか…
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しかし、元康がキラキラした夢を見るほど慕う今川の美しさも、米を搾り取られる三河の民や家臣からは全く違う見え方で。駿府に帰ると泣きながら家臣を手討ちにもできず元康がみっともなく塗れる泥は、人質でも氏真の側近でもなく殿として突きつけられる現実と迫られる選択の重さだなあ。 #どうする家康
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#どうする家康 の勝頼様、信玄公には儂を超える才と賞され、宿老にも支えられ、史上最強に愛され勝頼様では?と思ってたら、その曇りなき強さ美しさゆえ破滅してくんですね… しかし、無知でも驕りでもなく最強のまま、最強だからこそ敗れていく武田軍、哀しいけど、敵方の描写としてとても良かった。
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来週答え合わせがあるかもですが、『鎌倉殿』最終回で殿潤が(あの世界版の)吾妻鏡を読んでるのが一向一揆決着直後の年設定だったのは、今日の回で爺が言った二つの道について、改めて家康が過去の事例を参照してたからかな。疑いあらば殺すか、それともとことん信じるか。 twitter.com/atohz_chiri/st…
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1月14日 プレミアムトーク 松山ケンイチさん >俳優人生を変えた!わいの宝物「平清盛」大河ドラマ主演秘話 ……!!!  #平清盛 nhk.jp/p/asaichi/ts/K…
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『ちりとてちん』で師匠が旅立つ地獄八景。『ちかえもん』で近松が泣きながら描く虚実皮膜。藤本さんが描く嘘とホンマの境目はいつだって優しく美しい。 逆に言えば、優しく美しい”嘘”でくるまなければ、とても語ることができない”ホンマ”を描くからなんですよ… #カムカム
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子をなすまで恋した八重との時間も、北条の受入れへの感謝も、佐殿をお支えすると政子が取る手を握り返すも、そして生来の弟属性義時に「頼りになる弟」と殺し文句を語るのも、相手を落とす策か、その瞬間瞬間は心の底から本気で言ってるのか、恐らく本人も分からんのが大泉頼朝の怖さ… #鎌倉殿の13人