二塁(@atohz_chiri)さんの人気ツイート(いいね順)

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「That's life.(これが人生)」とつぶやき、思いと一緒にカクテルをぐいっと呑み込むひなた。 新人社員のころ、早く大人になって酒に付き合いなさいよ!とすみれさんに言われてたひなたが、こういう酒が飲めるようになったんだなあと感慨深い。 #カムカム
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『真田丸』秀吉の晩年あたりもそうだったけど、その死が及ぼす影響が大きい立場の人だからこそ、身近にいてその尊厳も残すものも守りたいと強く願う人ほど、心が引き裂かれる思いで、死に備えた準備を淡々としていかなねばならない哀しい矛盾を描くのが本当にうまいですよね三谷脚本… #鎌倉殿の13人
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第1話からずっと描かれてきた義盛殿のキャラクターや言動を考えると、この人物を「鎌倉いちの忠臣」だと劇的に叫ばせたこと自体が、『鎌倉殿の13人』という作品が内包する「忠義」なるものへのシニカルな認識なんじゃないかと、前から薄々思ってたことがちょっと今日の回で固まったかもしれない。
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夢も目標も見つからない、何をしたいのか分からない。 そんな”平凡”な主人公の”平凡”な17歳の悩みさえも、10代で初恋を貫くか親の決めた結婚か分岐点に立たされた安子や、心を固く閉ざし故郷を飛び出さざるを得なかった18歳のるいを思うと、平和の証に思える。サニーサイドの穏やかな歩み。 #カムカム
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小四郎、他人に対する感情としての評価(気に入った気に入らない系)を意外と口にしない男で、それは一定の社会性はあるものの、実は他者への関心がぼんやり低体温な証だとも思ってるんですが、だからこそ「言葉と思いが別のとき襟を触る」なんてロジックを自ら弾き出し信じ込むのでは。 #鎌倉殿の13人
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流行語大賞の件、これこそ本当に「わざと言っているのなら人が悪いし、わざとでないなら気遣いが無さ過ぎます」案件だな… あれが選ばれて、害こそあれ良いことなんかひとつもない。
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しかし、もうすっかり小平太とコンビで殿の若手側近ポジションに収まり、都でも殿を侮辱されれば真っ先に爆発し、いざとなれば殿にタメ口で発破かけてた平八郎が、それでも叔父上の「殿のことが好きなんじゃろう」で、初めてぽかーんと自覚してたのが、ちょっとおかしく切なくもあった。 #どうする家康
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坂東武者相手にはここまで抜群の効果で、権威を一応支えもしてきた佐殿の、相手がその時いちばん欲している言葉を即座に判断して言える人たらし能力が、弟たちには一切通じず昔話を訂正されてるのが地味に怖いな… 先週涙を流して迎えた弟とさえ、もう既に齟齬が生じてる佐殿の孤独。 #鎌倉殿の13人
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放送メモ 7月18日(日) 青天を衝け第23回 ※以後3週休止 7月22日(木) 総合 いだてん総集編 ※五輪開会式前日 7月31日(土) BS 麒麟がくる総集編 8月8日(日) 青天を衝け総集編&第22・23回再放送 8月15日(日) 青天を衝け放送再開 大河クラスタをあまり休ませる気ないな…?
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第27回で実衣と全成が話してたシーン、放送画面では見えにくかったですが、公式あらすじ写真を見ると、全成が読んでたのは古今集なんですよね。その序文に「猛き武人の心をも慰むるは、歌なり」とあるのを、歌は政に欠かせないから習わせようとウキウキしてる実衣は、知ってるのかな… #鎌倉殿の13人
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『新選組!』では、あの山南さん切腹回でどん底に落とした翌週、「みんなそれなりにありがとー!」な大騒動で浮上させてくれた三谷脚本が、今年の #鎌倉殿の13人 では、上総介誅殺の翌週を息抜きどころか、傷心小四郎くんが目撃する鬼神義経の戦に次ぐ戦にしてるの、色々な意味で凄みが増してる。
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>三谷(幸喜)さんはこの作品に夢や希望を感じられるような最終回を用意していないんじゃないか >僕自身もここまで来たらそうであって欲しいなと 小栗さんインタビュー、なかなか不穏なことをさらっとおっしゃってるな… www2.nhk.or.jp/archives/jinbu…
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ひなたちゃんがそこまで好きというモモケンを見てみたい、と同級生に貴重なお年玉使う決意をさせるひなたちゃんの情熱、推しの布教のよいお手本だ。 やはり好きなものは好きと日頃から叫んでおくべきだ。 #カムカム
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余りにも辛い決断をし、友にさえ死を望まれ、遂に迷いを捨てた義時が、この道に自分を引き止めた姉上を「闇を断つために貴方は何をなされた」と問い詰めるのは、組!局長の「我らが命がけで戦っていた間、お手前方は一体何をなされた!」だったな…この瞬間のためのここまでだったのか… #鎌倉殿の13人
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しかし、清盛が後白河院を幽閉してまで即位させる孫の安徳天皇を腕に抱き可愛がる図に続けて、流人の頼朝がようやく安息の場所を得た顔で膝に抱く大姫が映るこの流れ、本当に残酷ですね… どちらも、ただそこに産まれたがために過酷なものを負わざるを得なかった子供2人。 #鎌倉殿の13人
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第1回からずっと誰も彼も「小四郎、頼む」で丸投げし、そして託されることの重さ非情さは増していく。 大きな目を泳がせ文句を言ってた少年が、今や姉上を真っ直ぐ見て、父を陥れるため妹婿を犠牲にしたと言えるようになった姿に、その逃げ道なき人生を生きるしかないつらみが見えて。 #鎌倉殿の13人
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平六の謀略は結局、ギリギリ綱渡りで戻っても平六を頼り受け入れる小四郎の甘さがあり初めて成り立ってた(ただし小四郎も平六に甘えてるのでイーブン)坂東サイズなのではと考えると、西へ相当食い込んでたつもりが実はその他大勢扱いだった院宣の件は、それを突きつけられたようで少々気の毒ではある
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これは個人的なツイッター観測内での所見ですけど、大河を初回から最終回まで毎年、長年見続けている歴戦の大先輩方ほど、大河は「毎週日曜夜8時に1年間放送する、歴史上の題材を基にした長尺フィクションドラマ」という以外は割と何でもありの枠として、おおらかに受け止めている印象がある。
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佐殿のせいで兄を失い、それでも兄の志のため佐殿に仕え続け、そこに自分の活かしどころを見出してさえいた小四郎が「時が溝を埋めることもある」と明るく八重さんに言った直後にこれですよ、時が埋めてなど決してなかった頼朝の恨みが、爺さまを追いかけてきて殺める……あああ…… #鎌倉殿の13人
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挙兵前からお前にだけ打ち明けると本音を晒し、鎌倉入り後も自分と同じ「人の上に立つ」立場で物を見ろとあえて過酷な任務をさせてきた義弟小四郎(と挙兵以来支えてきた政子)の尊厳を踏みにじる、あのいたぶり方。九郎を失った頼朝が、更に”弟”に甘える試し行為にも見え、うすら怖い、 #鎌倉殿の13人
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特に大江殿、頼朝生前から小四郎に目はかけていましたけど、特に時政パパと比企能員の対立がひどくなって以降は、北条の父上と引き離した上で、江間義時という存在を今の鎌倉になくてはならない重しとして見ている感がある。
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藤本脚本の真骨頂な虚実皮膜を思いっきり駆使して、 #カムカム 全編に通底する「祈り」を具現化したような回だった。
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小四郎くん、結婚をまだみんなに報告してないのか、それとも実はもう既に、鎌倉に一歩足を踏み入れた途端、秒でバレて、分で広まってたという感じなのか。
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>三谷さんからは、手塚治虫さんの『火の鳥』を読んだことはありますか?と質問を頂いた 非情な暗殺者に初めて人の心が芽生えたがため刃が鈍ったまさにその時、恩讐を超えて親の仇を討つ”愛弟子”役を演じる人に、『火の鳥』読書歴を聞く三谷さん……!(声にならない叫び) sponichi.co.jp/entertainment/…
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上総介誅殺から孤独に突き進む覚悟をしてる頼朝の、小四郎に対する甘えですよね、あれは…。血縁に拘り、御家人と自分は違うと線を引き、猜疑心だらけの男が、それでも伊豆で一時平穏を得た”家族”に対し、自分の苛烈な天命に巻き込まれてくれ、同じ道で同じ考えをしてくれという甘え。 #鎌倉殿の13人