なんとグロテスクでロマンチックな話だろう!ヘンリエッタさんは人としては確実に死んだ。しかし、彼女の自我が失われてなお、その肉体の一部は明らかに生きている。『生は素晴らしく/死は悲しい』という人が作った倫理観なぞ吹っ飛ばし、この世界のもっと冷徹で美しい真理を垣間見せてくれている。
あらゆる命は、装飾を取り払えばその本質は「増える物質」である。ヘンリエッタさんは人間と「増える物質」の中間の存在になったのであって、不謹慎な言い方だがそれってスゲェ面白い。そんな風に人と世界が限りなく等質な地続きのものとして感じられる瞬間が大好きだ。考えるだけでワクワクする。
ベイマックス
コミケ会場から遠く離れた我が地元駅でもコミケ由来らしき紙袋を持った人が改札からチョロチョロ出てくる様子を目にして、遥か遠くの銀河で巨大な星が爆発したことをガンマ線バーストの観測によって理解したNASA職員の気分になってる
嫁の実家で見つけた1972年刊行の学研の子供向け学習書「からだのひみつ」。ものすごくカジュアルに「キ○ガイ」の語が飛び交っててスゲエ。ていうか全体的に他者との言葉のやり取りがアグレッシブ。
こっちも嫁の実家で見つけた学研の学習書「どれい解放の父 リンカーン」(1979刊)。奴隷解放を進めるリンカーンたちと、リンカーン様にひれ伏す黒人の図。絵としてはめっちゃ分かりやすいけど、多分そういうことじゃないと思うんですよ(真顔)
かぐや姫は月から来たという出自が明かされるが、突如山奥から来た桃の中にいた桃太郎は一体何物なのか考えた所、彼は鬼が人間を一掃するため桃状の培養器で人里に送り込んだ生体兵器で、起動前に優しい人間が育てたため凶暴化せず創造主の鬼へのカウンターウェポンとなったドラゴンボール的話なのでは
昔、日本本土への侵略を試みた鬼の一族は、上陸予定地の人間を殲滅すべく、ヒト遺伝子を用いた生体兵器を開発。植物ベースの培養器に入れ山岳部に撃ち込んだ。しかし着弾した培養器は偶然川に落ち、一人の老婆に発見される。こうして対人殲滅兵器は奇しくも人により育てられる事となる。桃太郎であるー
「徳を積む」という仏教概念を、現代的に「Tポイントを貯める」と表現してはどうか
あれだけアナ雪関係の便乗仕事をしなかった松たか子が、ようやくアナ雪絡みの仕事をしたと思ったら、『タモリ倶楽部の空耳アワー「Let It Go」部門の審査員』ってのが最高にクール
キスやセックスの描写には細かいツッコミが入らないが弓や武器の構えには細かく厳しいツッコミが入るオタク界隈
???「クク…成人式で暴れて逮捕された諸君に感謝する。我々の計画通りだ」 新成人「け、計画!?」 ???「毎年問題が起きる成人式を政府が続ける…おかしいと思わないかね?新成人を一ヶ所に集め、反社会的な傾向の人間をわざと暴れさせ、逮捕する選別の場…。これが成人式の真の目的なのだよ」
「日本はクリスマスもお正月も等しく同居している!宗教への寛容な精神を他国も学ぼう!」というのは違うと思う。大半の日本人は「ガチで信じてる宗教が特に無いので気にしてない」だけだ。「生まれた時から譲れぬ信仰をもった人同士が他の宗教を認める」のとはそもそも前提が違いすぎる。
結婚式になると、それまで一度も信じたことのないキリスト教の神に向かって生涯永遠の愛を誓い、身内が死んだら一ミリも内容を理解していないお経を聞きながら葬式を行う国民性を参考にできるような国なんて無いでしょう。大半の日本人にとって宗教は「様式」であり「信念」ではないと思う。
戸田奈津子たんの字幕は、最近の若者の言い回しや専門知識が分からない親戚のおばあちゃんが「ごめんね、おばあちゃん難しいこと分からなくて…ごめんね」って言いながら一人でがんばって字幕を準備してくれてる姿を想像して読むと急に萌え字幕になるからオススメ
自分がヤーヤーヤーかどうか1分でチェックできる診断シート作りました。ご確認ください。
「艦これ」の弓道描写の話が一段落したところで、「ジュラシック・パーク」シリーズの恐竜描写について恐竜経験者の視点から指摘させていただきます
一点重要なのは、「ジュラシック・パーク」シリーズの恐竜描写は科学的にはメチャクチャだけど、映画的には全て物凄く正しいということだ。恐竜との初対面の瞬間に2本足で立ち上がるブラキオサウルスに驚き、咀嚼の動作にリアルさを感じ、プテラノドン幼体の小さくも鋭い歯は緊迫感を盛り上げる。
あとジュラシック・パークに出てくる恐竜(含む翼竜)たちは、厳密には恐竜じゃなくて、様々な遺伝情報をつぎはぎして作った“恐竜モドキ”だという逃げ道もあるし。
昨日のジュラシックパークのツイートは、フィクション作品の評価基準にノンフィクションかどうかを持ち出す事のアホさをネタにしたものだったんですが、予想以上に「当時の学説はあれで正しかった」という真面目なリプライ頂いたので一応お伝えすると、公開当時からあれらの描写はツッコミ入ってました
ディズニー同人に尻込みする同人作家さんに向けて、手塚治虫先生のぶっちぎりアウトな渾身のディズニーギャグを置いときますね(手塚治虫「メトロポリス」より)
東京新聞のブラック企業特集を見てたら「過労死ラインは月80時間」って書いてあって、チーム一同「俺らは既に死んでいたのか・・・」ってシックスセンスのブルースウィリスみたいな顔になってる
けっこうマジでジレットの人に聞きたいんだけど、YouTubeで好きなアーティストのPV見ようと思ってるときに再生前にこの映像を30秒間見せられて(しかもスキップできない)、本当に「ジレット買いてぇな」ってなると思う?
ネットで何かしら炎上してる案件を見るにつけ、「他人のアラ探しをしてる間は自分の姿を見なくて済む」という三島由紀夫の言葉は真理を突いてたなと思います。
会社のメールにこそ「イイネ!」ボタンが欲しい。確認依頼のメールにいちいち「●●様 ありがとうございます、内容拝見いたしました。問題ございませんので、こちらで進行いただければと存じます。何卒宜しくお願いします」とか丁寧に返すのは工数のムダなので、「イイネ!」一発で済ませたい