軟体動物多様性学会【公式】(@SocStudMollDiv)さんの人気ツイート(リツイート順)

本日未明、サザエ新種記載論文が全文フリーアクセスになりました! 2017年の公表直後に次ぎ2回目。先日のツイートを拡散戴いたお蔭で、出版社が動きました。本当にありがとうございます。PDFも無料ダウンロードできます。多分1ヶ月限定。よろしければご利用ください。 doi.org/10.1080/132358…
深刻さに重圧を感じ始めました。もし新種なら、原発予定地はその時点で世界唯一の産地です。他で一切記録がない以上、カクメイ科以上に重視すべきかもしれないのです。その同定は原発計画の行く末にも影響を及ぼしかねません。だのに、ろくな検討もできずみすみす無駄にしてしまっては、この先私は..
ルーティンとして定着しています。その方法は単純で、生貝を茹でるなどで熱を加え、殻から軟体部を引き離すのです。有殻貝類の軟体部は、一部分に集中した筋肉によって殻と繋がっているので、加熱してこの筋肉を硬化させ、殻から外してしまえばよいわけです。煮沸または焼いたサザエやアサリなどの..
を保存するのが理想的です。特に、滅多に出逢えない稀少種など、僅かな個体数で結果を出さねばならない時、肉抜きは大きな援けとなります。生きたまま殻ごとホルマリンやアルコールに浸けてしまったらもはや軟体は抜きにくくなるので、いずれは殻を塩酸で溶かすか、物理的に破壊せねばなりません。...
抜くのは難しいと思うけど、どう?」と質問してくれました。壇上でそれを聞いた私は、ツブはあまり得意でないので困って隣の芳賀君に「どう答える?」と聞いたら(その間も会場からは「あいつら何か相談してるぞ」と笑いが起きてました)、彼は「大丈夫ですよ、抜けますよ」と囁き、私も英語で細かく..
これは凄まじい! 親指を約5cmとすれば殻長13cmくらいでしょうか。シジミ科全体でも世界記録レベルでないかと思い Huber (2015) の掲載種にざっと目を通したら、最大値はインドネシア産 Batissa violacea (Lamarck, 1806) の15cmとあります。日本でもそれに迫る巨大個体の出現を期待したくなりますね。 twitter.com/kamagettyo/sta…
肉が難なく殻から外れるのと同じ理窟です。ただ、ここで常に貝人の前に立ちはだかる大きな問題は、肉抜きが容易な種とそうでない種が存在することです。二枚貝類なら単に二枚の殻を開かせれば何とかなりますが、巻貝の、しかも細長くて巻数の多い種はそうはいきません。手荒に茹でて引っ張ると肉が..
今回の恐るべき成果が、卑小で凡庸な物語に回収・梱包されて終わってしまうのではと勝手に危惧し、もどかしさを禁じ得ません。それは無理もないことで、カヤノミカニモリという名前自体を今回初めて聞いたという方が圧倒的多数のはずで、その点で今回の研究は、レベルが高過ぎて正当な評価が得られ..