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諫早湾問題がいまだ続いていることを忘れてはならない。有明海の特異な貝類相については、21年前の下記の書籍に書きました。ヤベガワモチという和名はこの本が初出です。
有明海の生きものたち―干潟・河口域の生物多様性 佐藤 正典 amazon.co.jp/dp/4905930057/… @AmazonJPより twitter.com/radioainet/sta…
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【拡散希望】芳賀副会長から緊急のお願いです。米国の有力な海洋科学掘削船が近々廃船となりそうで、標本の年代決定等にも影響する危機のため、船の継続または後継船の嘆願書署名を募集中です:
j-desc.org/us-soda_petiti…
〆切は明日ですが、よろしければ署名(1分もかかりません)をお願いします。
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同地で確認された貝類の環境省RL掲載種
絶滅危惧I類:イソチドリ、イセシラガイ、ヒナノヅキン、オキナノエガオ、イソカゼ他3種
絶滅危惧II類:サナギモツボ、ヤセフタオビツマミガイ、シナヤカスエモノガイ他10種
準絶滅危惧:ナギツボ、エドイトカケギリ、マゴコロガイ他26種
情報不足:ウズツボ
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はできません。つまり、肉抜きの失敗が絶対に許されないのです。たった1個体ですから後がありません。肉抜きを知らない海外の研究者なら最初から諦めていたはずですが、日本で育った私に逃げは認められないでしょう。しかし、全く初めて見る種を一発で完璧に抜けるものか? 私はだんだん、事態の..
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ではなく、貝殻を集めて愛でる人だけだったことになります。ちなみに、上記の辛口査読コメントをくれた人は私も面識があり、対面では常に素晴らしく社交的で親切なことで世界中に知られています。ベルギーでの我々の発表の時もその場にいて、質疑応答の際に「僕の経験では新腹足類(バイ、ツブ等)を..
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人の都合で滅ぼしてしまった生きものを供養する、という発想は、生物多様性保全の根源的動機付けの一つとしても不可欠と思います。外来種も含め、人や他の生物に害をなす存在であっても、そのものに罪はないのですから。久留米の筑後川河畔には「宮入貝供養碑」があります。
miyairikinenkan.com/seiatsu/chikug… twitter.com/oikawamaru/sta…
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同じ学名を同時に与えてしまったわけです。複数の別種に対する同じ学名、つまりホモニムです。また、同一文献で複数の名が同時に記載された場合どちらが優先されるかは、その後に刊行された文献のうち、最初にどちらかを選んだ著者の決定に基づく、と国際動物命名規約で定められています。それに相当…
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説明するのが面倒だったので、「我々は抜けます!」と言い切ったら、また場内全体に特大の爆笑が起こり、質問者も満面の笑みで、親指を真上に向けた腕をまっすぐ我々の方へ掲げてくれたのを今も鮮明に思い出します。
以上、肉抜き話あとがきでした(短く終わるつもりがまた長くなってしまった)。
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相も変わらず繰り返される、杜撰で胡乱なアセスの調査。貝類の場合頻発するのは①酷い誤同定で稀少性評価を誤ったり、居ないはずの種を臆面もなく挙げる、②調査手法自体が不適切で多産する種すら把握失敗、など。今回も両方の謗りを免れ得ず、「細けぇこたぁいいんだよ」的な丼勘定で拙劣の極みです。 twitter.com/wwfjapan/statu…
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いかん出遅れた、すまん芳賀君! エントツガイは彼が最も得意とするフナクイムシ科です。異様に長い棲管(殻ではない)が時折売られていますがそれらはフィリピンなど外国産で、まさか国内にもいたとは驚愕。同じ科の他種は木材に穿孔しますが、この種はマングローブの泥底に埋もれているとのこと。 twitter.com/nhk_news/statu…
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いわば「殻を取るか肉を取るか」のジレンマです。しかも厚い殻と蓋を持つ種の場合、固定液が中まで浸透せず軟体が腐ることすらあり、これだと殻も肉も両方失うことになります。肉抜きすればこの問題は一挙に解決できるのです。このため日本では、貝殻愛好者のみならず研究者間でも、肉抜きは日常的な..
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種レベルでは初めて見るものでした。大学へ戻って散々文献を繙いても、一致する既知種は見当たりません。新種の可能性は濃厚でした。しかしそれを実証するためには、外見の観察だけでなく、解剖して少なくとも生殖器や歯舌の形態を把握せねばなりません。もちろん同時に、殻も無傷で残さねば論文発表..
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環境省とヤフオク両者の声がはっきり世に出たのは貴重です。節度なき乱獲へ拍車がかかる一方だったところへ、やっと歯止めがかけられた形で、SNS上の批判も大きく貢献したようですね。
なお、記事中のカワシンジュガイ写真は3枚とも岡山県蒜山産です。小坪さん、使って戴きありがとうございました。 twitter.com/SciKotz/status…