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「あなたのことを思って」と言い、あなたを否定し苦しめる人がいる。
あなたが話す事柄、性格、人間関係、価値観に至るまであらゆることに口を出す。
余計なお世話だと感じたとしても、拒否する自分は冷たい人間なのでは…と悩み苦しむ。
優しい人ほど「あなたのため」という言葉に縛られてしまう。
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「我慢しなくていい」と言われ、モヤッとする人がある。
誰かを反面教師に頑張っている場合、「我慢しなかったらアノ人と同じになる」と葛藤する。
今まで我慢して耐えてきた人は、「自分の人生を否定された」ように感じて心がザワつくこともある。傷つきを隠すために、とっさに反論することも多い。
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「暗い」「冷たい」「人と何か違う」「感情がないのでは」と、自分自身に不安を抱くことがある。
だが実際は、冷たいのではなく信念があったり、曲がっていることが嫌いだったり、警戒から心を守るために自分の気持ちを話さない人が多い。
家庭内で感情を抑えてきたACほど、この葛藤を感じやすい
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心を回復させるためには、自分を責めない方が良い。
でもACの場合、「自分を責めなくていい」という言葉でますます自分を責めてしまうことがある。「分かっているのに責めてしまう…」と。
だからまずは「ずっとそうしてきたから責めてしまって当然!」と知ることから。自分を否定しないことから。
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・成功しても自信が持てない
・自分に価値がないように思う
誰でも一度は抱える悩みだが、ACの場合は「私なんて」が根っこに隠れている。だから考え続けてしまう。
理想的な環境で育った人は「考えすぎ」「真面目過ぎ」と一蹴するが、そうではない。
考えたくないのに、勝手に出てくるのだから。
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家族を大切に想い、自分のことより家族を優先し、家族のために尽くしてきた人ほど、誰かが求めている「自分像」を演じるのが得意になる。
これは初対面の人と仲良くなるのが得意なACに多くみられるが、人と親しくなるのが怖いくなりやすい。
演じた自分像と「本当の自分像」との違和感に苦しむ。
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アダルトチルドレンは「疲れたら休む」が苦手。
動けるうちは動いてしまう。動けなくなるまで休めない。少し休んで動けるようになったら、また動いてしまう。
それほど「休むこと」への罪悪感が強い。
子どもの頃から「常に何かを頑張る」のが日常だから、頑張っているという意識さえないことも多い。
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どんなに相手を好きでも感謝していても、自分に合わない考え方や合わない環境はある。
話し合えば分かる人もいるが、分かり合えない人もいる。話し合いにすらならない人もいる。
そこまで頑張らなくていいこともあるし、一人で頑張ってもどうにもならないこともある。
たとえそれが家族だとしても。
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「何か苦手かも…」という人に出会うことがある。
ACのこの直感は、よく当たる。「あれ?」という小さな違和感は、大抵大きな違和感に変わる。
「悪い人じゃないかも」「考えすぎかも」と、違和感に見てみぬふりしてつき合うと後悔する。
子どもの頃から、誰かを喜ばせようと頑張ってきた人に多い傾向
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嫌われたくない、怒られたくない、仲良くしたい…そう思うのは自然なこと。
でもアダルトチルドレンは、「しちゃダメ」「出来なきゃダメ」と焦る。好かれるためよりも、嫌われないために五感フル回転で相手を気遣う。怒られないよう最大限に警戒する。
性格のせいではなく、過去の影響がそうさせる。
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HSP+ACだと、人生ハードモードになりやすい。
何かを感じ共感する気質に、「○○しなきゃ」「○○しちゃダメ」という強制的な焦りが加わるから。過去の辛い経験を背負っていると、トラウマが加わり恐怖も生まれる。
でも周りはその葛藤に気がつかない。むしろ悩みがなさそうに見えていることが多い。
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親に愛されていない人だけが、ACになるのではない。
親なりに愛してくれていても、ACになることはある。
親の望む通り振る舞うことを求められ、それに応えているうちに「自分」というものがわからなくなる。気がついた時には、親の理想から外れることが怖くなり、自分の決断に自信が持てなくなる。
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自分のために休むのが苦手な人がいる。
やるべきことが終わってもくつろげなかったり、自分だけ楽をすることに罪悪感が出て、限界まで動き続ける。
これがなかなかしんどいが、子どもの頃からずっとそうだった人ほど、もう疲れて動きたくないのに「追い立てられるように」動いてしまう。
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いじめられる方が悪い、なんてことはない。
相手をいじめて攻撃するかどうかは、「相手が自分で決める」のだから。いじめると決めたのは相手で、あなたが決めさせたのではない。
あなたが何か変えなきゃいけない、なんてことはない。
あなたはそのままで、環境を変えるだけでいいのかもしれない。
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心の傷が睡眠障害となって現れることがある。
寝つきが悪いし目覚めも悪い。
一番調子がいいはずの朝に、既に疲れている。
誰でもそういう日はあるが、アダルトチルドレンの場合は「子どもの頃からずっとそう」という人が多い。常に緊張しっぱなしの家庭で過ごしていると「それが当たり前」になる。
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悲しいのに平気なふりをしたり、嫌なのに笑って誤魔化したり、怒りたいのに「自分が悪かった」と自分の落ち度を探すことがある。
毒親育ちだけではなく、真面目で優しい人や、「もっと」「まだまだ」と頑張っている人に多い。… twitter.com/i/web/status/1…
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