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毒親育ちの場合、あまりに辛すぎると、誰にも頼れなくなる。
頼り方がわからない、迷惑なのでは、重すぎて引かれるのでは、そもそも助けてもらえないかも…とブレーキがかかる。
助けてくれなかったあの人、裏切られたあの人、去っていったあの人...忘れられない過去の心の傷が、疼くこともある。
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迷惑をかけてはいけないと頑張る人ほど、一人で背負うものは多い。
人を傷つけないよう気をつける人ほど、今の世は生きづらい。
優しかったり、真面目だったり、我慢強かったり…..
家族や学校、会社など組織においてはそういう人から倒れやすい。
倒れるのも傷つくのも、あなたが弱いからではない。
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「生きているだけで価値がある」という感覚は、子どもの頃に親が与える。何か出来ても出来なくても、あなたはそのままで愛されると知る。
毒親育ちは、「生きていてごめんなさい」という感覚に襲われやすい。何か出来たり、誰かの役に立てないと「自分に価値がない」と思い込まされてきた弊害の1つ。
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人が怖い、という悩みを抱えることがある。
仲良くなりたいのに出来なかったり、人間関係で極度に緊張したり、あまりに疲弊する。
虐待やネグレクト、大切な人が去った経験、身近な人からの否定、仲間はずれなど、幼少期に人間関係で辛い思いをしていることが多い。
性格のせいではないことがある。
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素直な人ほど、頑張り屋な人ほど、「しなきゃ」「してはいけない」と自分をキツく縛ってしまう。
して「も」いい。
しなくて「も」いい。
頑張って「も」、頑張れなくて「も」いい。
このツイートに納得してもいいし、納得しなくてもいい。
「も」を意識するだけで、今よりだんだん楽になっていく。
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何もしたくないと思ったり、誰にも会いたくないと思ったり、全部どうでもよくなったり、何もかも捨ててしまいたくなることがある。
過去に抑え込んだものが多い毒親育ちの人ほど、この状態から抜け出すのが難しい。
自分を責めるのではなく、「それほど大変な環境で頑張ってきたんだ」と思っていい。
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痛みや疲れは、「この人苦手!」「この場所に行きたくない…」「もう限界」というSOSサイン。
鳴り響く火災報知器を「うるさいから」と切ってしまうと家が全焼してしまうのと同じで、SOSを無視し続けると心身が壊れてしまう。
すぐ疲れる自分を責めず、「それほど疲れているんだ」と労わっていい。
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誰かを傷つけない為、自分を傷つけることがある。
誰かを喜ばせる為、自分を悲しませてしまうことがある。
誰かを気遣う為、自分を蔑ろにすることがある。
毒親育ちは子どもの頃、自分のために動くことではなく、「誰か」のために動くことを植え付けられてしまう。
本当は自分のために動いていい。
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悲しいのに平気なふりをしたり、嫌なのに笑って誤魔化したり、怒りたいのに「自分が悪かった」と自分の落ち度を探すことがある。
毒親育ちだけではなく、真面目で優しい人や、「もっと」「まだまだ」と頑張っている人に多い。… twitter.com/i/web/status/1…
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自分のことを話すのが苦手、という人がいる。
子ども時代、何らかの事情で「自分の主張や感情を隠さなければならなかった」人に多い。
「また傷つけられるかも…」という恐怖から防衛機制が働き、ありのままの感情を出すことをやめてしまう。
そうしているうちに、自分の気持ちがわからなくなる。
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あなたは怠けているわけでもなく、甘えているわけでもない。
これまで我慢ばっかりで、誰にもわかってもらえなくて辛くて、頼れなくてしんどくて、頑張るしかなくて…
心と体が疲れてしまっただけなのかもしれない。
あなたに必要なのはきっと、もっと頑張ることではなくて「もっと頑張らないこと」
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自分には価値がないと感じる『無価値観』を抱える人が増えている。
誰かに認めてもらう為、足りない価値を何かで補わなければと焦り、底知れない不安に駆られる。
「生きていていい」「ここにいていい」と実感する為でもあるから、疲れてもしんどくても「やらなきゃ」と自分を追い込んでしまいやすい。
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「毒親育ちというほどではないのですが.…..」という相談が増えている。
普通の生活をさせてもらい、学校に行かせてもらい、物も与えてもらい、楽しい思い出もある。親が嫌いだったり苦手だったりすることもあるが、親を好きだと思うこともある。… twitter.com/i/web/status/1…
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