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メール(LINE)が苦手という人は、それなりにいる。
でもAC+HSP気質を持つ人の場合、深刻度が違う。苦手を通り越し、体力を奪われる。
返事のタイミング、絵文字の使い方、誤字脱字、性格…相手の反応を予測するから、とにかく疲れる。
失敗が許されない環境で生きてきたから、常にベストを探す。
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普段穏やかだが、ちょっとしたきっかけで攻撃的になってしまう人がいる。
子どもの頃から、自分を抑え込んでいる人に多い。
多くの場合そこに相手を傷つける意図はなく、防御の為にとっさに攻撃してしまう。
周囲の人間から無神経に干渉・詮索されたり、自分の内面を知られることに恐怖が出やすい。
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親の理想を押し付けられることが多いと、「ありのままの自分は愛されない」と感じ取る。
○○すれば認められる、つまり「ありのままの自分ではない方が認めてもらえる」と、無意識に思う。
子どもがその家で生きていくための生存戦略だから、この影響はとても強い。大人になっても影響を与える。
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アダルトチルドレンは、肯定よりも「否定」に慣れている。
大人から否定されることが多いと、「否定=日常=落ち着く」と脳が判断する。だから肯定されると落ち着かない。
「肯定=日常ではない」から、裏があるのではと疑う。
受け入れてほしいのに戸惑い、時に拒絶してしまうのには理由がある。
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「性格が悪くなってしまったのでは」と不安になることがあるかもしれない。
だが心の状態は、眠れているか、元気かどうか、疲れていないかどうかが影響しやすい。
一緒にいる人や環境次第で、性格はかなり変わる。
「今、性格が悪くなったように感じる状態・環境にいるだけ」なのかもしれない。
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「私は私でいい」と思うか、「このままの私ではダメ」と思うかは幼少期の親との関わりが影響する。
後者の場合、誰かに好かれる為に自分の気持ちを抑える。憎しみや怒りを知られて嫌われないように抑え込む。
だが、抑え込んでも気持ちは消えないから、次第に相手と頭の中で戦うようになってしまう。
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・イエス、ノーを言えない
・嫌なのに断れない
・したいことが分からない
・ワガママを言えない
・平気じゃないのに「大丈夫です」と言う
・幸せにしてくれそうな人ではなく「大切にしない人」を選んでしまう
子供の頃、大人に迷惑をかけないよう我慢した経験が多いと、このような悩みを抱えやすい。
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許そうと思うのは、素晴らしいこと。
だが、人に強制されて許す必要は無い。
ACの場合は、心を押し殺してまで他人を許してしまう事がある。許せないことが起こったのに、許さなきゃと自分を追い込むから心が壊れてしまう。
まずは「他人を許せないと思う自分を許す」ことからはじめた方が良い。
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アダルトチルドレンにとって笑顔は、自分を守る仮面。
落ち込んでも辛くても限界でも、笑顔でいれば気づかれない。気づかれないために笑うが、本当は誰かが気がついて救い出して欲しい。
ACの怒りや警戒は、不用意に誰かに近づいて傷つけられないための防御。そこに相手を傷つける意図はない。
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自分一人が我慢することで、家庭内のバランスを保つことがある。
内側では孤独と寂しさを抱えているが、それを言葉で伝えることに無意味さと抵抗を感じ、ひたすらに耐え続けてしまう。
多くの場合、周囲から「問題を起さないおとなしくていい子」もしくは「何を考えているか分からない子」と思われる
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<ACが抱えやすい傾向>
・条件付きの愛情に苦しむ
⇒○○しないと愛されないと思う
・何か始める前に、どうせ無理と諦める
⇒最悪のケースを想定するため先延ばししやすい
・~するべき
⇒やるべきことは分かるが「やりたいこと」が分からない
・白黒思考
⇒100%出来ないなら無意味だと思う
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子どもの頃、あなたが頼れる人は「親」だけだったかもしれない。
一人で生きていけない子どもにとって、親は「全て」。嫌われたり怒られたりするのは、何より怖い。そこから逃げられないと知っていたから。
でも今、大人になったあなたには親以外に頼れる人もいる。
もう、ひとりで悩まなくていい。
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アダルトチルドレンは、限界近くまで「辛い」ということに気がつけない。
周囲の人の気持ちを考えているうちに、自分のことまで考える余裕がなくなる。気がついた時には、何が辛いのか分からなくなる。
「どうしていいかさえ分からない」のは、あなたのせいではなく、それほど疲れきっているから。
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親は、子どもが望むことをしてあげたい、意思を尊重したい、ありのままを認めてあげたいと思う。完璧にできないとしても、『そうしたい』という気持ちを持っている。
だがACの親は、あれをしてほしい、これをしてほしい、ありのままの私を認めてほしいと思っている。子どもから与えてもらおうとする。
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ストレス解消が苦手なアダルトチルドレンは多い。
子どもの頃に大人達の言うことに従い、理不尽でも納得しようと頑張りすぎると、辛さや苦しみに対する心が鈍くなってしまう。
心身反応が出たり動けなくなったり感情が爆発して、やっと限界だと気がつく。
決して自己管理が出来ていないわけではない。
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アダルトチルドレンは、自分に厳しい。
みんなが出来ているのに出来ないと「こんな事も出来ない」と自分を責める。もし出来ても「まだ上がいる」と思う。
性格のせいではなく、幼少期の大人との関係が影響していることが多い。
励ましや応援がない家庭環境で育つと、自分を褒めたり認めたりしにくい。
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「人にどう思われるのかが気になる」人がいる。
自然な感情なのだが、ACの場合は気になりすぎて辛い。相手の機嫌が悪くならないように、気を遣いすぎてしまう。
子どもの頃からピリピリした家庭環境で育っている場合は、不機嫌な人がいるだけで落ち着かない。怒っている人がいるだけで疲れてしまう。
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堂々と休むのが苦手な人がいる。
休むことに後ろめたさが出る。体が悲鳴をあげても倒れるまで働き続けたり、心が壊れて病気になるまで頑張り続ける。しんどくても心を麻痺させる。
限界が来ないと休むことが許されないという感覚をもつ場合、いっそのこと疲れ果てて倒れてしまいたい…とさえ思う。
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しんどい時こそ明るく振舞い、平気なふりをして、自分の状態を周囲に見せないようにすることがある。
子どもの頃からそうやって頑張ってきた人ほど、無意識にそうしてしまう。
心配かけないように、迷惑かけないように、弱いと思われないように、つけこまれないように…本当の自分を隠すことで守る。