1051
ポジティブな言葉が受け入れられないことがある。
そもそも苦手なら、それはそれでOKです。
「ポジティブな言葉で元気が出たこともあるが、今は見たくない」と思うのなら、今はそれほど疲れているということ。
ポジティブな言葉を見て元気が出るようになれば「回復したサインだ」と思ってみましょう。
1052
AC+HSPの場合、「察する能力の高さ+やらなきゃ」の両方に縛られる。
相手の求めることが分かるから「何をどうするべきか」五感のセンサーフル稼働で考える。無視できず疲労感が物凄い。
「相手を喜ばせなきゃ」という思いが強いと、ベストを尽くしても「これでよかったのか」と一人反省会で疲弊する。
1053
ACの中には、「自分の名前が嫌い」という人もいる。
そもそもこの感覚を理解してもらえないことが多く、中には「せっかく親がつけてくれたのに」と非難されることもある。
でも嫌いだと思ってしまう理由が、あなたにはちゃんとある。あなたはおかしくないし、自分を責める必要も全くない。
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考え方のベースは性格だけではなく、親子関係も影響しやすい。
子どもを褒めるタイプの親なら、子どもは自分を褒めるのが得意になる。
反対に子どもを責めるタイプの親なら、子どもは何かあると自責する。それは今までずっとそうしてきたから。
「私なんて」の根っこは、過去にあるのかもしれませんよ
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「しなきゃダメ、本当はしたくない」
「やってみたい、だけど無理」
このような葛藤を抱えると、相反する気持ちが綱引きするように身動きが取れなくなる。
物理的に何も行動していなくても、寝ているだけだとしても、四六時中考え続けると心は疲れていく。
慢性的な疲れは甘えじゃない。理由がある。
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トラブル時、直接何か言われなくても「私のせいだ」「自分さえいなければ…」「あの時ああしていれば…」と自責することがある。
自分の気持ちより相手がどう思うかが優先されてしまうのは、性格というより「気付いてしまう」故の悩み。
相手の態度や空気で色々と察する人ほど、疲れやすい。
1057
自己肯定感が低いと悩んでいる人が増えている。
みんな一緒、みんな仲良く、個性を出さない、出る杭は打たれる、迷惑をかけてはいけない…などの日本独特の暗黙の了解が、生きづらさを増幅させてしまう。
家庭内でも「ありのまま」で過ごせず、社会に出ても「ありのまま」を封じ込められる
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今のままじゃダメだと思いながら、新しいことに挑戦できないことがある。
失敗が許されなかったり、親が過度に口出しする環境で育つと、成功の喜びより「失敗のリスク」が上回り恐怖から踏み出せない。確実に成功するため考えた結果、何から手を付けていいか分からなくなる。
やる気がないわけではない
1059
責められ続けると、人は人を信じることが出来なくなる。
劣等感に包まれ、誰にも本音を打ち明けられないのはおろか、助けを求めるのも怖くなる。
否定され続けると、人は自分自身でさえ信じることが出来なくなる。「私はおかしいのでは」「ふつうではないのかも」と自分で自分を否定してしまう。
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自分には価値がないと感じる『無価値観』を抱える人が増えている。
誰かに認めてもらう為、足りない価値を何かで補わなければと焦り、底知れない不安に駆られる。
「生きていていい」「ここにいていい」と実感する為でもあるから、疲れてもしんどくても「やらなきゃ」と自分を追い込んでしまいやすい。
1061
1062
アダルトチルドレン+HSP気質だと、周囲から否定的なことを言われやすい。
感受性の豊かさを「神経質」「うじうじ」、思考力の高さからくる丁寧な選択を「真面目すぎ」「トロい」と揶揄される。
でも、あなたが悪いから否定されたのではない。
人は自分が分からないものを否定する傾向がある。
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「他人は変えられない、変えられるのは自分だけ」と言うが、あなただけが変わらなきゃいけないというルールはない。
自分を変えてまで大切にしたい人なのかどうか考えてみる。
相手はあなたの為に自分を変えてくれるかどうか考えてみる。
どちらか一方だけが努力する関係は、ずっと続けられないから。
1064
AC+HSP気質だと、言い争いの場にいるだけでしんどい。
「自分のことじゃない」「気にしなきゃいい」という簡単な問題ではない。
言い争う空気、表情、声色、両者の気持ちが全て一度に入ってくるから、情報量がとにかく多い。情報を処理するだけで疲れ果てる。苦しい過去とリンクすると恐怖さえ加わる。
1065
アダルトチルドレンは、人との距離感に悩む。
相手に依存され過ぎたり、警戒しすぎて壁を作ったり、信頼できる相手に心を許しすぎてしまったり…
急に距離が近づくと怖くなり自ら関係を断つ事もあれば、酷い部分をわざと見せてしまい相手が離れていくこともある。
自分をどこまで見せていいか悩む。
1066
火山が噴火するように、心が爆発することがある。怒りの音がしたり、頭の中で黒いものが渦巻く。
怒鳴ったり叫んだり泣いたり責めたり壊したり…自分でも「どうしてそんなことをしたのか」理由を説明できないし、アンガーマネジメントも通用しない。
これまで抑えた感情が大きいほど、反動も大きい。
1067
今のままじゃダメだと思いながら、新しいことに挑戦できないことがある。
失敗が許されなかったり、親が過度に口出しする環境で育つと、成功の喜びより「失敗のリスク」が上回り恐怖から踏み出せない。確実に成功するため考えた結果、何から手を付けていいか分からなくなる。
やる気がないわけではない
1068
<アダルトチルドレンが苦手な状況>
・親の連絡をスルー(何十件と着信が残る恐怖)
・親の意見にNOを言う(悲しませる、怒られる、否定される)
・相手がつまらなさそう(自分なんて…)
・自分一人だけ楽しむ(うしろめたさ、申し訳なさ)
・誰かが不機嫌な時(自分のせいかなと不安になる)
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否定されることが多いと、自分の気持ちを聞かれるのが苦手になる。
あなたを知りたくて質問したのだとしても攻撃的に感じる。
「どうしてそう思うの?」という質問が、「そんなこと思うなんておかしい」「普通そう思わない」という否定の言葉に聞こえてしまう。
あなたが捻くれているわけではない。
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「朝起きた時からしんどい」という人がいる。
何もしていないのに既に疲れている。気がついたら夕方で、落ち込む事もある。
これは身体ではなく「心(脳)」が疲れている状態。これ以上無理しないように、脳が行動をストップさせる。一種の防衛反応。
やる気の問題ではなく、動きたいけど動けない状態
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「あなたのせいで」「あなたが悪い」「あなたが○○だから」
このようなことを言われ続けて大人になると、「自分は悪い」という思い込みが心の底に出来上がる。何かあった時に、「自分のせいかな…」と不安になる。
理不尽なことを言われたとしても、その言葉を無意識に受け入れて心が傷ついていく。
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素直な人ほど、頑張り屋な人ほど、「しなきゃ」「してはいけない」と自分をキツく縛ってしまう。
して「も」いい。
しなくて「も」いい。
頑張って「も」、頑張れなくて「も」いい。
このツイートに納得してもいいし、納得しなくてもいい。
「も」を意識するだけで、今よりだんだん楽になっていく。
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親と子が、精神的に逆転してしまうことがある。特に、母と娘によく見られる。
多くのケースで親自身が子どもの頃、親に甘えられていない。その気持ちが満たされないまま親になり、「自分の子ども」に寂しさや不満をぶつけてしまう。
子どもは「私が○○だから…」と自責するが、実はそうではない。
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子どもの頃に身近な大人(主に親)に言われた言葉は、まるで「シール」のように心にべったり貼りつく。
子どもの頃に貼られた「言葉シール」は、頑張って剥がさない限り大人になっても残り続けてしまう。
それが良い言葉なら元気が出るが、「悪い言葉」のシールを貼られてしまうと苦労する。