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「こんな風に考える自分は酷い人間では」と思うことがある。でも本当に酷い人は、そんな風に悩めない。
だから「実はそこまで酷くないのかも」と思って良いんだよ。
「自分は性格が悪いのでは」と思うことがある。でも本当に性格が悪い人はそもそも悩まない。
だから「あの人とは違う」と思って大丈夫
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勇気をもって悩みを打ち明けた時。
「私はもっと辛い」「私はもっと大変」と言われることがある。あなたの悩みを聞いてもらうはずが、相手の悩みを聞かされる。
こういう人が親だと、子どもは苦労する。
人間関係の基礎は親子だから、「どうせ誰も自分のことを分かってくれない」と諦めてしまう。
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「何でそんな細かいの?」「考えすぎ」「適当に流せばいいのに」
...このように他人から言われることがある。
まるで「それが悪いところ」のように指摘されることがある。
だがそれは相手と違うだけ。人には自分と違うものを否定する傾向がある。
あなたが直さなくていいところは、案外多い。
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辛くても悲しくても言えない、と悩む人がいる。
「ネガティブな感情を出してはいけない」「心配をかけたくない」と思っていることもある。
子どもの頃から、誰かに喜んでもらうことで「自分はここにいてもいい」と実感してきた人に多い傾向。
自分の気持ちより、他人の気持ちが優先される。
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毒親育ちほど、人との距離感に悩む。
「もっと頼っていい」と言われて戸惑ったり、頼りすぎて人が離れてしまうこともある。
子どもの頃に自分一人で頑張ってきた場合、「頼るって何?」と思う。分からない。… twitter.com/i/web/status/1…
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「普通、これくらいできる」
このように誰かから言われ落ち込むことがある。
だが、「あなたが普通じゃない」ということではない。
「普通○○」と言われる時は、ただ単にその人と違うだけ。
あなたがおかしいのではなく「あなたとその人が違う」だけの可能性が多い。
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責められ続けると、人は人を信じることが出来なくなる。
劣等感に包まれ、誰にも本音を打ち明けられないのはおろか、助けを求めるのも怖くなる。
否定され続けると、人は自分自身でさえ信じることが出来なくなる。「私はおかしいのでは」「ふつうではないのかも」と自分で自分を否定してしまう。
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過去の嫌な記憶に苦しむことがある。
「前に進んだ方がいい」「もう忘れたら?」と心無い言葉をかけられることがあるが、この苦しみは経験したあなたにしかわからない。
だから、過去が忘れられない自分を責めないで大丈夫。… twitter.com/i/web/status/1…
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勇気を出し、過去の苦しみを打ち明けた時。
親から「いつまでそんなこと言ってるの」と呆れられることがある。「大人になったら?」「親にも事情があったんだよ」と、周囲が親の味方に付くことも多い。
でも、自分を責める必要はない。大人になっても影響するような出来事があったのだと思って良い。
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誰かを見て、モヤッとすることがある。
ツイートを見て、イラッとすることもある。
イライラやモヤモヤの内側には、「自分の悩み」が隠れていることが多い。
「してはいけない」「こんなのはダメ」とあなたが日々気を付けていることを他人がしていたり、過去のトラウマと紐づく時に、感情は動く。
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恋人や友達に「親に似たパートナー」を選んで苦労することがある。
親への対応力を磨いてきたからそのような人達から好意をよせられやすく、仲良くなりやすい。
次第に一緒にいることに苦しさや息苦しさを感じるようになる場合は、「親の苦手な性格・しぐさ」が相手に共通していることが多い。
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子どもの頃に、我慢が多い人ほど不全感を抱きやすい。
普通の生活をさせてもらっても、本当に欲しいもの(愛、承認など)が得られなければ、心は満たされない。
「甘えている」と言われることがあるが、そうではない。
普通の生活をさせてもらったからこそ、親を責めきれない苦しみや罪悪感がある。
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先回りして疲れてしまう人がいる。
相手に求められる前に「やらなきゃ」と思う。直接求められているわけではない場合、文句も言えず背負い込んでしまう。
子どもの頃から家庭内で「そうしてきた」人ほど、そのクセが抜けずに苦労する。先回りが役立つことも多いが、それが毎回となると疲れてしまう。
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アダルトチルドレンは、何かに依存することで自分を保つことがある。
過食、アルコール、ゲームやギャンブル依存は、現実が過酷すぎる場合の一時的な逃避。
SNSやセックス依存は、自分の価値や存在の確認。必要とされていると知り安心したい。
依存は逃げでも弱さでもなく、生きるための1つの手段。
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アダルトチルドレンは、ちょっとした指摘を「自分への批判」と受け取りやすい。「どうしてそう思うの?」という質問が、自分への否定に聞こえてとっさに反発する事もある。
性格が捻くれているのではない。
批判されることの多かった幼少期がそうさせる。心を守るため、無意識に裏を読みすぎる。
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人を信じたいのに、信じられないと悩むことがある。
性格の問題なのではと自分を責めてしまう人は多いが、実は「そうではない」ケースの方が多い。
たとえば幼い頃に身近な大人を信じられなかったり、信じて裏切られた経験があると、再び傷つかないように「信じない方がいい」と学ぶことがある。
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あなたは理由があって怒る。何もしていない相手を攻撃しない。
でも毒親やモラハラ、パワハラの加害者は違う。
怒りたいから怒る。それが正しいと思っている。怒るための材料を探す事もある。地雷を避けても、あなたにミスがなくても地雷やミスを作りだす。
だからどれだけ頑張っても怒られてしまう。
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親に頼ろうとして裏切られた経験があると、他人にも同じような感情を抱く。
人間関係の基礎は、親子。
初めて出会う人間を信頼できるかどうかが、人生に大きな影響を及ぼす。
信頼して裏切られるくらいなら最初から信じない方がマシ、最初から頼らなければ人間関係で傷つくこともないと悟ってしまう。
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