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平気と「無理」のラインが分からないと悩む人が増えている。
頑張るのは素敵だが、頑張りすぎてしまう。
親に認めてもらえなかったのに、ほどほどで他人が認めてくれるわけがないと思う。全力で努力してきた人ほど「ほどほど」が分からず疲弊する。
頑張り続けてきた人は、休むのも怖くなる。
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「集団の場が苦手」という人がいる。
幼少期、家庭内で「自分の居場所がない」と感じた人に多い傾向。人嫌いなのではなく、1人でのびのび平和に過ごしていたいタイプが多い。
だが日本の社会では「集団生活ができない子」「協調性がない子」というレッテルを貼られてしまう。結果、孤立感が強まる。
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春の季節は、ただでさえ自律神経が乱れやすい。気候や気圧の変化で、なんだかモヤモヤしたり、何故か不安になったり、体調が崩れやすい。
それに加えて入学式、新学期、新年度といった『世の中の明るい雰囲気』が、焦りや不安に追い打ちをかけてしまうことがある。
頑張り屋さんほど影響を受ける。
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アダルトチルドレンは無意識に、親ではない誰かに「親の愛」を求めることがある。
恋人や友達に、親から貰いたかった愛情を求める。絶え間なく「好き」を実感できないと不安になったり、試し行動をとることもある。
「認めてほしい」が満たされていない場合、依存し過ぎたり尽くしすぎてしまう。
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アダルトチルドレンは「相手の正解」を探す。
この人は何を言ってほしいのか、何をしてほしいのか五感をフル稼働して正解を探す。子どもの頃からそうしてきたから無意識にやってしまうし、正解率も高い。
それに加えHSP気質があると、「ああすればよかった」「こう言えば良かった」と一人反省会で悩む
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先延ばしグセは、性格のせいではないことがある。
否定ばかりされて育つと「やっても意味がない」と思う。無意味だとよぎるから、始める意欲が削がれてしまう。
反対に「まだやらなくて大丈夫だけど、先にやっておかないと不安」と何かと先回りするクセも、過去の経験が影響しているケースが多い。
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「試し行動」がやめられなくて苦しんでいるあなたへ。
試し行動は「相手がどれだけ自分を受け止めてくれるのか」を知るための1つの方法。
相手を苦しめたり、困らせたくてやっているわけではありません。
だから「自分は酷い人間だ」と責める前に、「私は何が不安なのかな」と考えてみてくださいね。
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親の選んだ狭い世界で生きてきたのでは…と気がつき、ショックを受けることがある。
親に伝えたところで、「あなたが選んだ」と一蹴されてしまう。
自分で選んだと信じてきた人生が、実は親が用意したものだったり、決められた選択肢からしか選べなかったり、うまく誘導されていたことに気がつく。
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「何で早く言わないの」と怒られることがある。
過去に「辛い」「しんどい」と打ち明けた時に、「私の方が辛い」「それくらいで…」なんて返ってきた経験があると「言わない方が傷つかない」と学ぶ。頼るより、耐える方を選ぶ。
実は言わなかったのではなく、言いたくても言えない環境だっただけ。
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自分の気持ちが分からない、と悩む人がいる。
子どもの頃に親から無視されたり、あまりかまってもらえなかったり、親の話しばかり聞かされていると、自分の気持ちを抑えるのがクセになってしまう。
負の感情を抑えると、前向きな感情も抑えられてしまうから「楽しい」「嬉しい」が実感しにくくなる。
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素直な人ほど、頑張り屋な人ほど、「しなきゃ」「してはいけない」と自分をキツく縛ってしまう。
して「も」いい。
しなくて「も」いい。
頑張って「も」、頑張れなくて「も」いい。
このツイートに納得してもいいし、納得しなくてもいい。
「も」を意識するだけで、今よりだんだん楽になっていく。
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「親を悪く言うなんて」とあなたを責める人がいる。
その人は、親に与えてもらうはずの『心の土台』を自分で作らなければいけない悲しみや苦労を知らない。
親も苦労したのかもしれないし、かわいそうな人だったのかもしれないが、それは親自身が向き合う問題。
辛かったことは、辛いと思っていい。
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幼少期に言われた「あなたは○○」という否定言葉は、未来の行動に影響を与える。
特に親など「誰よりも自分を認めてほしい人」からの否定は、行動や決断に自信が持てなくなることに繋がりやすい。
嫌われる、失敗する、できない…と嫌なイメージばかり浮かぶ。出来ても褒められても自信がもてない。
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・イエス、ノーを言えない
・嫌なのに断れない
・したいことが分からない
・ワガママを言えない
・平気じゃないのに「大丈夫です」と言う
・幸せにしてくれそうな人ではなく「大切にしない人」を選んでしまう
子供の頃、大人に迷惑をかけないよう我慢した経験が多いと、このような悩みを抱えやすい。
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アダルトチルドレンだと気がついていないACは、自分を責める。
生きにくいのは自分のせい、人を信じられないのは性格のせい、病気や体調不良は管理不足、もっと心が広ければ、強ければ違ったのにと。
頑張っても変われないのは努力が足りないからではない。
原因があなたではなく家庭環境だったから。