もしそうなら、今怒りを出せるようになったのは「大きな一歩」です。 やっと今、怒れるようになったのですから。
「あの時言い返せばよかった」 「あの人酷い」 このように後になって怒りが出ることがあります。 その場で言い返せなかった自分を責めてしまう人は多いのですが、怒りを出すには『怒りを出しても安全な環境』という前提条件が必須。 当時は、怒りを出せるような状況じゃなかったのかもしれませんよ。
子どもの頃に幼児的願望(見てほしい、褒められたい、かまってほしい)が満たされていれば、失敗しても劣等感は持たない。でも満たされていないACは、成功しても劣等感がある。 幼児的願望が満たされていれば、人より劣っていても劣等感は持たない。でも満たされていないACは、優秀でも劣等感がある。
新しいことを始める時は、不安なことの方が頭に浮かびやすい。 やる気がないわけでも、怠けているわけでもない。脳のしくみのせい。 やりたいのに一歩踏み出せない時には、『これが出来たらどんな良いことが起こるか』3つ書き出してみる。 脳が前向きになるから、成功する確率もグッと上がりますよ。
「こんなことが未だに影響を与えるの?」と思うような過去の出来事が、現在の生きづらさに関係していることが多々ある。 自分の欲しいものではなく「親が選んでほしそうなものを選ぶ」など相手の意図に沿うよう誘導され続けた結果、「自分が本当にしたいことが分からない」に繋がることもある。
みんなと協力して、わいわい話しながら「何か」を作るのが得意な人がいる。 1人でコツコツと、自分なりのペースで「何か」を作るのが得意な人もいる。 「みんな一緒」が良いとされる日本では、後者のタイプは苦労する。自分らしく生きようとするだけで周囲から批判され、次第に自分を出せなくなる。
疲れた時に、「大丈夫」って言い聞かせなくていい。 頑張りやの人は、つい動けなくなるまで頑張りすぎちゃうから。 まだできても、もう休んでいいんだよ。 もう辛いのに、「大丈夫」って誤魔化さないでいい。 我慢強い人ほど、倒れるまで我慢してしまうから。たまには「我慢」を相手に譲ってみよう。
悩みがなさそうに見える人がいる。 実は、悩みを見せないように相当頑張っている。深い悩みを抱える人ほど、だれにも相談できず一人で抱え込みやすい。 いつも笑顔の人もいる。 でも多くの場合は、悲しみや苦しみを笑顔で覆い隠している。心を元気にするはずの笑顔で、自分の心がすり減ってしまう。
自分の心に嘘をつくことがある。 誰かを喜ばせるため、悲しませないため、受け入れてもらうために。 聞きたくない愚痴を聞き、泣きたいほどしんどいのに笑い、平気とごまかし、限界なのに大丈夫なふりをする。 子どもの頃に家族のバランスを保っていたり、親を喜ばせようと頑張っていた人に多い傾向。
人間関係を楽にするための3つの極意 1.自分を大切にしてくれない人から、離れる 2.自分を大切にしてくれる人を大切にする 3.嫌いな人に好かれようとしない これらの達成を邪魔するのが『無価値観』。 自分に価値がないと心のどこかで思っていると、これらと真逆の行動を無意識にとってしまう。
「○○するべき」「○○しなくちゃダメ」という思いが強いほどイライラしたり疲れやすい。 社会生活を送るうえである程度は必要な感情なのだが、あまりに強すぎると自分を苦しめてしまう。 そもそも「○○するべき」が、実は自分の思いではなく「子どもの頃に親があなたに求めたもの」のことも多い。
誰かに「無理だ」と言われて諦めるのと、実際にやってみて「無理だ」と諦めるのは全然違うんですよ。 誰かに言われて諦めると「やってみればよかった」と後悔が残りやすい。 でも自分で決めた事なら、結果がどうであれいつか納得できます。もしうまくいかなくても、挑戦したという自信がつきますから。
「もっと早く言ってくれれば」「どうしてここまで我慢したの?」と、他人から言われることがある。 でも実は、言わなかったのではなく「言えなかった」。本音を話せるような環境じゃなかった。 それに本当にしんどい時、人はしんどいことさえ気がつけない。何が辛くて何が嫌なのかも分からなくなる。
「生きているだけで価値がある」 という感覚は、子どもの頃に親が与える。何か出来ても出来なくても、あなたはそのままで愛されると親が教える。 ACは、「生きていてごめんなさい」という感覚に襲われやすい。何か出来たり、誰かの役に立てないと「自分に価値がない」と思い込まされてきた弊害。
子どもの頃に「信じて裏切られた経験」があると、周囲からの愛情を素直に受け取れなくなる。 再び苦しまないよう、相手に期待することをやめる。期待しなければ傷つかないから。 「素直じゃない」と言われることもあるが、そうではない。相手を傷つける意図もない。 これは、心を守る防御反応の1つ。
「他人は変えられない、変えられるのは自分だけ」と言うが、あなただけが変わらなきゃいけないというルールはないよ。 自分を変えてまで大切にしたい人かどうか考えてみる。 相手はあなたの為に自分を変えてくれるかどうか考えてみる。 どちらか一方だけが努力する関係は、ずっと続けられないから。
「辛い」「もうダメ」と落ち込んでいても、心から笑える時があれば大丈夫。 逆に「まだ頑張れる」「まだいける」「まだ大丈夫」と思っていても、心から笑えなくなっていたら気を付けて。あなたの心が「もう限界」って、SOS出してるサインなんだよ。 愛想笑いしなきゃいけない相手とは、距離を置く。
誰かが不機嫌だったり怒られたりした時。 実は無意識に「幼少期と同じ対応」をすることが多い。 <親が怒った時の対応例> ・これ以上怒らせないよう黙る ・許してもらう為ひたすら謝る ・ふざけて場を和ませる ・機嫌を取ろうとする ・問題を解決しようとする ・どうしていいか分からず泣いてしまう
「気にしなければいいじゃん」と言われることがある。 確かに、気にしなければ心は守られる。 だがそれは「もともと気にならない人」限定の話。 HSP気質があると、勝手にセンサーが作動し、情報を拾い集めてしまう。色々気にしないために、「気にしないでおく」工程が追加される。結局疲れてしまう
目は、脳と直結している特殊な器官。 脳が処理する情報のうち、8割以上が視界を通して集められています。 だから、目が疲れたなぁという時は脳もお疲れ。 長時間パソコンやスマホを使った時は「目のストレッチ」で筋肉をほぐしてみてくださいね。 数時間おきに行うと、頭がスッキリしてきます。
あなたは橋の下で拾った、○○で拾った、川から流れてきた… このように言われることがある。 そんなわけないと頭で理解できる年齢になっても、心は傷ついたままになる。心が麻痺することもある。 「ありのままの私は愛されない」「○○できないと必要とされない」という底知れない不安につながる。
アノ人も大変だったのかもしれないし、事情があったのかもしれないし、悪気がなかったり、愛情の与え方を知らなかっただけなのかもしれないし、アノ人なりに愛してくれたのかもしれません。 だからといって、あなたが感じた寂しさや不安、傷ついたことを「なかったこと」にする必要は無いのですよ。
親のことで思い悩むACが、「こんな年にもなって…」と自責してしまう事があります。 でも「親に分かってほしい」と願い続けることは、おかしなことではありません。 同様に「親に関わりたくない」「もうどうでもいい」と感じることも、おかしなことではありません。 それほど大きな問題なのですから。
あなたはダメじゃないし、おかしくないし、役立たずじゃない。 生きていていいんだよ。 過去に言われた「あなたは○○」が、大人になってもあなたを苦しめるかもしれない。 でもきっと、どんなに頑張って努力してもその人は認めてくれなかった。 もうその人のために、頑張らなくてもいいんだよ。
自分軸の基準は、自分がどうありたいか、自分がどうしたいか。 他人軸の基準は、相手がどう思うか、相手からどう見えるか。 ACの場合、『親軸』がとても強い。 他人軸同様に「親がどう思うか」が物事の中心になるのはもちろんのこと、自分軸にも侵食する。 だから自分が分からなくなるし、生きづらい