「やった方がいいと頭ではわかっているのに、なぜかできない」のは、あなたのせいではないですよ。 実はそこまでやりたくないのかもしれないし、かなり疲れているのかもしれないし、失敗したら…と不安なのかもしれません。 だから少しやってみる。 やってみてもう一度考えたらいいんですよ。
誰かに受け入れてほしい・認めてほしいと思っているのに、いざ受け入れてくれる人が現れると怖くなることがある。「裏があるのでは」「何かおかしい」と疑う。 素直に受け取るどころか拒絶してしまう。だから相手も混乱し、離れていってしまう。 自分自身への『無価値観』が強い場合にそうなりやすい
トラブル時、直接何か言われなくても「私のせいだ」「自分さえいなければ…」「あの時ああしていれば…」と自責するひとがいる。 自分の気持ちより「相手がどう思うか」が優先されてしまうのは、性格というより「気付いてしまう」故の悩み。 相手の態度や空気で色々と察する人ほど、疲れやすい。
言い争いの場にいるだけでしんどい、と悩む人が増えている。 「自分のことじゃない」「気にしなきゃいい」という簡単な問題ではない。 言い争う空気、表情、声色、両者の気持ちが全て一度に入ってくるから、情報を処理するだけで脳が疲れ果てる。 苦しい過去とリンクすると、恐怖さえ加わるのだから。
落ち込んでいる人に、なんて声をかけてきましたか? 自信がなくなっている人をどう励ましてきましたか? 傷ついて泣いている人に、どう寄り添ってきましたか? 「あなたがしてきてあげたこと」を自分にもしてみてくださいね。 誰かにしてきたように、自分に優しくしてもいいんですよ。
兄弟姉妹を持つ場合、『自分だけ』我慢を強いられることがある。親から直接言葉で命令されなくても、察して我慢する。 家計を考えて進路を選んだ、自分だけ門限が厳しかった、兄弟姉妹は些細なことでもよく褒められていた… 「我慢」が当たり前になったきっかけは、幼少期にあることが多い。
無視されていなくても、無視されたと思う。 愛されていても、愛されている実感がもてない。 注意されると、否定されたようで苦しい。 「私は誰からも必要とされていないのでは…」という不安を抱えているとこのように感じやすい。 これはあなたの性格のせいではなく、幼少期の心の傷がもたらす不安。
無理と頑張るの境目が分からない人へ 1つでも当てはまれば、頑張り過ぎ&心が限界に近いサイン。 <目安> ・朝起きて既に疲れている ・思考力が下がる ・心から笑えなくなる ・涙が急に出てくる ・悲しいのに泣けなくなる ・眠れなくなる ・いつもより優しく出来ない ・何が辛いか分からない
「あんなふうになりたくない!」と思っている人と、同じような行動・言動をしてしまうことが誰にでもあります。 でもあなたが気が付けた時点で、その人とは違うんですよ。その人は、気がついてもいないはずだから。気が付いて、変えようなんて思っていないはずだから。 気付けたあなたなら、大丈夫。
「困ったことがあっても誰も自分のことを守ってくれない」と思うことがある。 頼りたい時に頼れなかったり、助けてもらえなかった経験があるとそうなりやすい。 だから人を信じるのが怖い。信じたいのに、裏切られるのではと思う。生きづらさの原因は、性格ではなく過去の不安感からくるものが多い。
しんどい時こそ明るく振舞い、平気なふりをして、自分の状態を周囲に見せないようにすることがある。 子どもの頃からそうやって頑張ってきた人ほど、無意識にそうしてしまう。 心配かけないように、迷惑かけないように、弱いと思われないように、つけこまれないように…本当の自分を隠すことで守る。
「信頼」「愛情」「自信」という言葉に、戸惑う人が増えている。 何か出来ても出来なくてもそのままの自分に価値があり、愛されていると実感できる環境がこういった感情を育てる。 でもそうではない家庭で育つと、底知れない不安を抱く。自分が生きていることの意味さえ分からなくなってしまう。
疲れた時に、「あー頑張った!」と言ってみる。疲れが満足感に変わるから。 「どうせ…」と思った時は、「どうせなんとかなる」と思ってみる。きっと今までも「なんとかしてきた」ことがたくさんあるはず。 悩みすぎてしんどい時は、「まずは今」だけ考える。 何食べる?何飲む?何見る?まずは今✨
親と距離をとり、離れることがある。 家族がバラバラになったように感じたり、実際に家族から「あなたのせいでこうなった」と責められることがあるかもしれない。 でもあなたが壊したんじゃない。 すでに壊れていた場所で、あなたがバランスを保ち、ギリギリ耐えていただけ。あなたのせいじゃない。
「人を信じられない」と悩むことがある。 そんな自分を責め、人としておかしいのではと追い込むこともある。 人間関係の基礎は親子。 この世で初めて出会う親を信じられなければ、人を信じることが出来なくなるのは当然のこと。あなたはおかしくない。
愛は自由で心地よいものでなく「○○しないと愛されない」「いつ失うか分からない不安定なもの」と植え付けられていると、幸せな時でさえ安心できない。怖くなる。 愛されたいのに愛されると怖くなり、捨てられる恐怖に駆られる。 一方的に関係を断ったり、大切なのに傷つけてしまうこともある。
自分がよく分からなくなる原因の一つ、気持ちの抑圧(我慢) 幼少期、自分の気持ちを出すよりも「家族の気持ちを察する事」を求められた人ほどそうなりやすい。 タンスの中にギュッ…と押し込まれた洋服のように、「何が入っているのか」分からない状態になってしまう。
拒絶される不安が強いと、自分はどう思うかより「相手にどう思われるか」という視点が優先される。大切な人に拒絶される辛さを知っているから、そうまでして自分を出そうと思わない。 子どもの頃から家族を優先してきた場合、自分がどう思うかさえ分からないこともある。無意識に自分を後回しにする。
幼少期に大人から支配されすぎると、周囲に敏感にアンテナを張るようになる。 自分をコントロールしようとする人がいると、無意識に敵とみなす。親と同じような支配を感じると、心の中で即座に抵抗する。 とっさに相手を攻撃することもあるが、相手を傷つける為ではなく「自分を守るため」の防御から。
「しんどい」と思っていいんだよ。 ネガティブはダメ、自分で機嫌を取ろうなんて自分で自分を苦しめないでね。 「したくない」と思っていいんだよ。 一人で抱えて、誰にも助けてって言えないまま一生懸命やってきたんだから。 「嫌」と思っていいんだよ。 そう思うほど、今まで耐えてきたんだから。
限界が来た時。 「もっと早く言ってくれれば」と責められることがある。言わなかったあなたが、まるで悪いかのように。 でも違う。 言っても意味がないと思わせる環境だっただけ。心身が追い詰められると心が麻痺する。 言わなかったのではなく、その環境では「言えなかった」ケースはあまりに多い。
「察する能力」だけでも疲れるのに、「やらなきゃ」を抱えていると無視できず疲労感が物凄い。 「相手を喜ばせなきゃ」という思いが強いと、ベストを尽くしても「これでよかったのか」と一人反省会で疲弊する。 相手の求めることが分かるから「何をどうするべきか」五感のセンサーフル稼働で考える。
涙が出そうで出なかったり、心がモヤモヤ、訳も分からなく不安になるのは『頑張りすぎ』のサイン。 つい誰かのために頑張っちゃうし、人目も気になるからなかなか休めないんだよね。 「まだ大丈夫」「私しかいない」って無理しちゃう人こそ、心が穏やかになるまでちょっぴり休んでみよう。
・好きな人に近づけない ・初対面の人はわりと平気 ・親しくなると距離感に悩む ・親しくなるのに抵抗がある このような悩みを抱えるACは多い。 「ありのままの自分は受け入れられない」という不安を抱えている人ほどそうなりやすい。家族でさえ受け入れてくれないのに…と諦めてしまうこともある。
「過去は変えられない」「忘れて前に進むべき」と、あなたの苦しみを知らない人からアドバイスされ、落ち込むことがある。 そんなこと本人が一番よく分かっている。 忘れられたら、なかった事にできたら、どれだけ楽だろうかと… 自分を責める必要は全くない。それが出来ないほど、深い傷なのだから。