1876
他人の気持ちには敏感なのに、自分の気持ちには鈍感な人がいる。
我慢したり頑張るのがデフォルトだと、これくらい平気と思ってしまう。愚痴や暴言が多い環境だと、心をマヒさせる事もある。
一緒にいると苦しくなるなら、それはあなたの心が傷付けられているサイン。相手がいい人かどうかも関係ない
1877
火山が噴火するように、心が爆発することがある。怒りの音がしたり、頭の中で黒いものが渦巻く。
怒鳴ったり叫んだり泣いたり責めたり壊したり…自分でも「どうしてそんなことをしたのか」理由を説明できないし、アンガーマネジメントも通用しない。
幼少期に抑えた感情が大きいほど、反動も大きい。
1878
「自分を愛せなければ、他人を愛せない」と言われ、絶望を感じる人がいる。
「自分に優しくなければ、他人に優しくできない」と言われ、そんなことない!と憤る人もいる。
絶望や怒りを感じるのは、あなたがそれほど一生懸命に頑張ってきた証でもある。
だからこそ、人生を否定されたようで苦しい。
1879
1880
心の防衛機制の1つ『抑圧』というものがある。
辛い、悲しい、寂しいなど負の感情に蓋をすることで、心が傷つかないように守る。
でも人は、負の感情だけを抑圧することはできない。負の感情を抑圧すれば、「楽しい」「嬉しい」という感情も感じにくくなる。
これが「自分がよく分からない」に繋がる。
1881
「自分が認められない」
「自分を認められるようになりたい」
という悩みを抱えることがある。
子どもの頃に「認められる」という経験をしていない(不足している)と、自分を認めるという感覚そのものがピンとこない。
親からの否定があまりに多い場合、否定は馴染みがあるが肯定がわからなくなる。
1882
1883
1884
<自己肯定感が低くなる要因>
1.生まれつきの気質
HSPだと罪悪感、孤独感、マイナス感情が出やすい
2.幼少期の親との関係
褒められ励まされるより、一方的な指示や人格否定が多かった場合「無価値観」が出やすい
3.トラウマ体験
不安と恐怖に押しつぶされ、自信を失い、感情が乱れやすい
1885
「自分が悪い」「私さえいなければ」という思いが強い場合は、罪悪感を持ちやすいタイプなのかもしれない。
だが、「罪悪感=悪いことをした」わけではない。
だからまずは「そう思ってしまうだけで、実際にはすべて自分が悪いわけではない」と考えてみることから。あなたのせいではないことは多い。
1886
<自己肯定感を上げる5か条>
1.褒められたらありがとう
2.失敗しても自分を責めない
3.自分が悪くない時の謝罪はしない(罪を被らない)
4.自分なんてと自虐しない
5.好き嫌いは正直に(意地悪しなければ十分優しい)
ACは親から真逆のものを与えられ教えられてきたから、苦労しやすい。
1887
ACは、条件付きの愛情を与えられて育つ。
○○出来たらいい子だけど、出来ないならダメなど。
だから「○○出来た時の自分は好き」と思えるが、結果を出せない自分は生きている価値がないと思う事もある。
休んだ後は頑張らなきゃいけないなど、「○○したら××」という条件付きのルールが多くなる。
1888
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親に愛されていない人だけが、ACになるのではない。
親なりに愛してくれていても、ACになることはある。
親の望む通り振る舞うことを求められ、それに応えているうちに「自分」というものがわからなくなる。気がついた時には、親の理想から外れることが怖くなり、自分の決断に自信が持てなくなる。
1890
<ACが抱えやすい傾向>
・条件付きの愛情に苦しむ
⇒○○しないと愛されないと思う
・何か始める前に、どうせ無理と諦める
⇒最悪のケースを想定するため先延ばししやすい
・~するべき
⇒やるべきことは分かるが「やりたいこと」が分からない
・白黒思考
⇒100%出来ないなら無意味だと思う
1891
拒絶される不安が強いと、自分はどう思うかより「相手にどう思われるか」という視点が優先される。大切な人に拒絶される辛さを知っているから、そうまでして自分を出そうと思わない。
子どもの頃から家族を優先してきた場合、自分がどう思うかさえ分からないこともある。無意識に自分を後回しにする。
1892
否定されることが多いと、自分の気持ちを聞かれるのが苦手になる。
あなたを知りたくて質問したのだとしても攻撃的に感じる。
「どうしてそう思うの?」という質問が、「そんなこと思うなんておかしい」「普通そう思わない」という否定の言葉に聞こえてしまう。
捻くれているわけではない。
1893
誰にでも小さくて無力な時期がある。
この時期に「生きているだけで愛される」という経験を積むのか、「親の意に沿わなければ愛されない」「ちゃんと出来ないと怒られる」という経験を積むのかでは、心の土台が全然違う。
どんな自分にも価値があると思えるかどうかの差は、考え方や性格だけではない。
1894
「今」を心から楽しむのが苦手な人がいる。
自分が楽しそうな時に親が不機嫌だったり、呆れられたりするとそうなりやすい。楽しむことがいけないことだと無意識に刷り込まれてしまう。
だからわざわざ不安な未来を想像したり、嫌だった過去を思い出して、楽しみすぎないよう無意識にブレーキをかける。
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理想的な環境で育った人は、「大人になってまだそんなこと言ってるの?」という。
でも、大人になってまで影響を与えるのが家庭環境。
子どもが最初に所属する社会が「家族」。
家族の中の自分の在り方が、世の中に出た時の自分にリンクする。家族を信じられなければ、世の中の人を信じられなくなる。
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1898
どんなに愛されても実感できなかったり、信じたいのに疑ったり、友情や愛情が続かないのなら、満たされていない何かがある。
過去に感じた「疎外感」「無力感」「孤立感」は、時間が経ったからといって魔法のように消えてはくれない。
だから「こんないい歳して…」なんて思う必要は無い。
1899
1900
ACが抱える悩みは、中身だけ見れば「誰でも抱える悩み」と同じ。
だからこそ理解ある環境で育った人たちには「甘え」「言い訳」「人のせいにしている」という風に見えたり、心無い言葉を浴びせられることもある。
そういう人たちに、心の土台に大きな穴が空いたACの悩みの深さは分からない。