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痛みや疲れは、「この人苦手!」「この場所に行きたくない…」「もう限界」というSOSサイン。
鳴り響く火災報知器を「うるさいから」と切ってしまうと家が全焼してしまうのと同じで、SOSを無視し続けると心身が壊れてしまう。
すぐ疲れる自分を責めず、「それほど疲れているんだ」と労わっていい。
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「あなたが自分で選んだのでしょう?」「私は強制していない」と言われることがある。
相手が望むような答えを言い、喜んでくれるようなものを選び、相手の想いをひたすら汲み取ってきた人は、絶望感を味わう。
子どもの頃から家族に対し心を砕いてきた人ほど、他人にも無意識にそうしてしまう。
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<ACが抱えやすい「いつもこうなる」の傾向>
■のびのび自由に楽しめない
例:仕事が全部終わるまでは楽しんじゃいけない、成功するまでは遊んじゃダメ(無理しすぎる)
■良い+悪いが1セット
例:楽しいことの後には、きっと嫌なことが起こる
■あと一歩なのに…
例:なぜか途中でやめたくなる
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「言葉にしないと伝わらないよ?」
「ちゃんと話せば分かってもらえるはず」
そう言われることがある。
だが言葉にしても伝わらない人はいるし、話しても分かってもらえないこともある。
それが親の場合、子どもの頃からその経験を積み重ねすぎて「何も言わない方が心が傷つかない」と諦めてしまう。
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恩を着せられたり、対価を求められたりするのが嫌で「頼りたくない」人がいる。
人に頼るのは逃げ・甘えだと言われて自力で頑張って育つと、そもそも「頼り方が分からない」。
嫌われたり迷惑をかけちゃいけないと思うと「頼ってはいけない」と抱えてしまう。
ACの「人に頼れない」には色々ある。
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理想的な環境で育った人は世の中は優しく、味方がいると感じる。
だがACは、世の中は厳しく自分を攻撃する敵だらけだと感じやすい。
それは人間関係のベースが、親子だから。
初めて触れ合う世の中が、家庭だから。
親子関係や家庭環境が、世の中や人間関係のイメージにダイレクトに結びつきやすい。
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アダルトチルドレンは、家庭内のバランスをとるために頑張る。
大人達の愚痴を聞き、慰め励まし、ワガママを我慢し、期待に応えるため努力する。兄弟姉妹がいる場合、自分ばかり我慢して損をすることも多い。
あなたの笑顔の裏に、とてつもないプレッシャーと悲しみが隠れていることを誰も知らない。
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我慢だらけ、ストレスが溜まっている、ぐっすり眠れていない……
心や体のエネルギー不足は抑うつ状態の引き金となる。
「なんかしんどい」という時に一息つければいいのだが、抑うつ状態が強くなると「休む」という選択肢が出にくくなる。
さらには環境のせいで「休んでいい」と思えないことも多い。
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親にありのままを認められた実感がないアダルトチルドレンは、恋愛で不信感を持ちやすい。
「私なんて」「どうせ誰も」と不安を抱えていると、「なんで私なんかを好きになるんだろう?」と思う。都合がいいだけでは?と相手の好意を疑う事もある。相手が離れると、辛いのに「ほらね」と妙に納得する。
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ACは、何かあると自責しやすい。
自分が○○しなかったから、自分が○○したから、生きにくいのは努力不足、人を信じられないのは性格のせい、もっと自分の心が広ければ強ければ...と。
それほど過去が及ぼす影響は大きい。
まだ気付いていないだけで、あなたのせいではない事は想像以上に多い。
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推し、趣味、ゲーム、食事…
『回復アイテム』はたくさんあった方が良い。
世の中はストレスだらけだし、人間関係に悩みはつきものだし、思いもよらない所からダメージを受けたりするから、その時々で選べた方が良い。
回復アイテムも効かない時は、心と体を守るためにいったん止まろう。休んでいい。
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「みんなと仲良く」という言葉に苦しめられる子がいる。
現実に「みんな仲良く」には、誰かの心の犠牲が伴う。だから本当は差別しないだけで十分。
だが真面目優しく責任感のある子ほど、嫌いでも苦手でも仲よくしようと無理しすぎる。嫌いだと思う自分が冷たい、ダメなのではと苦しむこともある。
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吐き気、胃痛腹痛、頭痛、耳鳴り、息切れ、動悸、慢性的な疲れ、生理不調…
アダルトチルドレンは心身症に悩まされやすい。
精神的な疲労からくる場合、受診してもハッキリ原因が分からない。故に勘違いされやすいが、仮病でも甘えでもない。
「嘘じゃなく本当に辛いんだ」と、自分に許可していい。
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アダルトチルドレンは、幸せに慣れていない。
幸せな時に限って嫌なことを思い出したり、「幸せが終わった時のこと」を考えたり、「こんな幸せが続くわけない」と不安や恐怖を感じやすい。
子供の頃から幸せじゃない状態が普通だったから、脳が「何かおかしいぞ」「危険だ!」とブレーキをかけている。
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