嫌なものは、嫌でいい。 しんどいものは、しんどい。 「そんなことくらい」「わがまま」「甘え」なんて言われても、自分を責めなくていい。 その人に、あなたの辛さは分かりっこないから。 好きな色がみんな違うように、苦手な理由なんて「苦手だから」で十分なんだよ。それくらいで大丈夫だから。
痛みや疲れは、「この人苦手!」「この場所に行きたくない…」「もう限界」というSOSサイン。 鳴り響く火災報知器を「うるさいから」と切ってしまうと家が全焼してしまうのと同じで、SOSを無視し続けると心身が壊れてしまう。 すぐ疲れる自分を責めず、「それほど疲れているんだ」と労わっていい。
「あなたが自分で選んだのでしょう?」「私は強制していない」と言われることがある。 相手が望むような答えを言い、喜んでくれるようなものを選び、相手の想いをひたすら汲み取ってきた人は、絶望感を味わう。 子どもの頃から家族に対し心を砕いてきた人ほど、他人にも無意識にそうしてしまう。
できるからやらなきゃと思うかもしれない。 でも実は、できるからって全部やらなくていい。 まだ頑張れるから、休んじゃいけないと思うかもしれない。 でも実は、まだ頑張れても休んでいい。 誰かや何かのために、つい「もっと」と頑張りすぎてしまう… そんな時こそ自分のためにちょっと一息を。
<ACが抱えやすい「いつもこうなる」の傾向> ■のびのび自由に楽しめない 例:仕事が全部終わるまでは楽しんじゃいけない、成功するまでは遊んじゃダメ(無理しすぎる) ■良い+悪いが1セット 例:楽しいことの後には、きっと嫌なことが起こる ■あと一歩なのに… 例:なぜか途中でやめたくなる
怒りや不安が出てきた時。 「怒らない、怒らない…」と思うのは、逆効果。 脳は否定形を理解できないから、ますます「怒る」という感情が膨らむんです。 「我慢、我慢」で抑えても、いつか限界がきて爆発しちゃう…! 怒りも不安も、出ていい。 ちゃんと気持ちを感じてから、パッと手放しちゃおう。
イライラ、不満、怒り… 全部、出てきていい感情なんですよ。 「冷たい」「熱い」の両方を感じるように、明るい感情だけを選ぶことはできないから。 だから「イライラしちゃだめ」と気持ちをごまかしたり、「怒っちゃダメ」なんて自分を責めないで。 どんな気持ちも、いったん受け止めてから。
「言葉にしないと伝わらないよ?」 「ちゃんと話せば分かってもらえるはず」 そう言われることがある。 だが言葉にしても伝わらない人はいるし、話しても分かってもらえないこともある。 それが親の場合、子どもの頃からその経験を積み重ねすぎて「何も言わない方が心が傷つかない」と諦めてしまう。
恩を着せられたり、対価を求められたりするのが嫌で「頼りたくない」人がいる。 人に頼るのは逃げ・甘えだと言われて自力で頑張って育つと、そもそも「頼り方が分からない」。 嫌われたり迷惑をかけちゃいけないと思うと「頼ってはいけない」と抱えてしまう。 ACの「人に頼れない」には色々ある。
失敗しても、いいんですよ。 悩んでとことん落ち込んでもいい。ポジティブに捉えられなくたっていいんです。それが自然です。 だけど「こんな自分はダメだ!」なんて、自分を責めないでね。失敗したのは、行動できたから。何もせずにいたら、失敗なんてしないのだから。 つまりあなたは、頑張った!
理想的な環境で育った人は世の中は優しく、味方がいると感じる。 だがACは、世の中は厳しく自分を攻撃する敵だらけだと感じやすい。 それは人間関係のベースが、親子だから。 初めて触れ合う世の中が、家庭だから。 親子関係や家庭環境が、世の中や人間関係のイメージにダイレクトに結びつきやすい。
アダルトチルドレンは、家庭内のバランスをとるために頑張る。 大人達の愚痴を聞き、慰め励まし、ワガママを我慢し、期待に応えるため努力する。兄弟姉妹がいる場合、自分ばかり我慢して損をすることも多い。 あなたの笑顔の裏に、とてつもないプレッシャーと悲しみが隠れていることを誰も知らない。
「あなたには無理」「そんなんじゃダメ」と頭ごなしに自分の考えを押し付け、あなたの意見をねじ伏せてくる人がいるかもしれない。 でも、あなたの気持ちも聞かず、全否定するような言葉は聞かなくていい。 何でも否定する人からは離れていい。 そうじゃないと、あなたが苦しくなっちゃうから。
我慢だらけ、ストレスが溜まっている、ぐっすり眠れていない…… 心や体のエネルギー不足は抑うつ状態の引き金となる。 「なんかしんどい」という時に一息つければいいのだが、抑うつ状態が強くなると「休む」という選択肢が出にくくなる。 さらには環境のせいで「休んでいい」と思えないことも多い。
親にありのままを認められた実感がないアダルトチルドレンは、恋愛で不信感を持ちやすい。 「私なんて」「どうせ誰も」と不安を抱えていると、「なんで私なんかを好きになるんだろう?」と思う。都合がいいだけでは?と相手の好意を疑う事もある。相手が離れると、辛いのに「ほらね」と妙に納得する。
ACは、何かあると自責しやすい。 自分が○○しなかったから、自分が○○したから、生きにくいのは努力不足、人を信じられないのは性格のせい、もっと自分の心が広ければ強ければ...と。 それほど過去が及ぼす影響は大きい。 まだ気付いていないだけで、あなたのせいではない事は想像以上に多い。
推し、趣味、ゲーム、食事… 『回復アイテム』はたくさんあった方が良い。 世の中はストレスだらけだし、人間関係に悩みはつきものだし、思いもよらない所からダメージを受けたりするから、その時々で選べた方が良い。 回復アイテムも効かない時は、心と体を守るためにいったん止まろう。休んでいい。
「みんなと仲良く」という言葉に苦しめられる子がいる。 現実に「みんな仲良く」には、誰かの心の犠牲が伴う。だから本当は差別しないだけで十分。 だが真面目優しく責任感のある子ほど、嫌いでも苦手でも仲よくしようと無理しすぎる。嫌いだと思う自分が冷たい、ダメなのではと苦しむこともある。
吐き気、胃痛腹痛、頭痛、耳鳴り、息切れ、動悸、慢性的な疲れ、生理不調… アダルトチルドレンは心身症に悩まされやすい。 精神的な疲労からくる場合、受診してもハッキリ原因が分からない。故に勘違いされやすいが、仮病でも甘えでもない。 「嘘じゃなく本当に辛いんだ」と、自分に許可していい。
「辛い」「もうダメ」と落ち込んでいても、心から笑える時があれば大丈夫。 逆に「まだ頑張れる」「まだいける」「まだ大丈夫」と思っていても、心から笑えなくなっていたら気を付けて。あなたの心が「もう限界」って、SOS出してるサインなんだよ。 愛想笑いしなきゃいけない相手とは、距離を置く。
小さな失敗でとことん落ち込みすぎない方法。 「まぁ、いっか」と呟いてみる。すごく悲しくても、自分を責めそうでも、最後につぶやいてみる。 悲しくても怒っても落ち込んでもいいんだよ。 でも、ずっとそのままじゃ疲れちゃうもんね。 「まぁ、いっか」はあなたを早く立ち直らせる、最強の言葉。
楽しい時も苦しい時も、ずっと一緒にいたのは『自分』。 無理して笑ってたこと、もう頑張りたくないのに耐えたこと、当時の本当の気持ちを知っているのも自分。あなたを本当に理解できるのは、あなただけ。 今はまだ、好きでも嫌いでもいい。 「そんな自分もまぁいいか」と、自分で認めてみる。
休むのは怠けでも、甘えでもないんですよ。 休むことに罪悪感があるなら『未来のために休んでおく』と思ってみて。倒れてしまって困らないように、今のうちに休んでおく。 体調管理も予定のひとつ。頑張るのは、休んでからでいいんです。 特に今日は気圧のせいで心も体も疲れやすいから。無理しない。
アダルトチルドレンは、幸せに慣れていない。 幸せな時に限って嫌なことを思い出したり、「幸せが終わった時のこと」を考えたり、「こんな幸せが続くわけない」と不安や恐怖を感じやすい。 子供の頃から幸せじゃない状態が普通だったから、脳が「何かおかしいぞ」「危険だ!」とブレーキをかけている。
「自分は弱いから」「自分は完璧じゃないから」「自分はダメだから」…… このような思いを抱えたまま何かを頑張ると、できない自分を責めたり落ち込んだりとしんどくなりやすいです。 頑張っているのにうまくいかない時は、いったんやめてみる。 思い切ってやめたらきっと、心に余裕が生まれるから。