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ACの脳内は、親の言葉や態度で埋め尽くされている。
何を言えば喜び、怒り、この表情は何を意味しているのか、今何をすべきか、地雷になる言葉は何なのか…大人になり離れても考え続ける。そうしないと生きてこられなかったし、失敗すると後が大変だった。
だから、何か1つするにも疲れる。
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自分の心に嘘をつくことがある。
誰かを喜ばせるため、悲しませないため、受け入れてもらうために。
聞きたくない愚痴を聞き、泣きたいほどしんどいのに笑い、平気とごまかし、限界なのに大丈夫なふりをする。
子どもの頃に家族のバランスを保っていたり、親を喜ばせようと頑張っていた人に多い傾向。
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否定されることが多いと、自分の気持ちを聞かれるのが苦手になる。
あなたを知りたくて質問したのだとしても攻撃的に感じる。
「どうしてそう思うの?」という質問が、「そんなこと思うなんておかしい」「普通そう思わない」という否定の言葉に聞こえてしまう。
捻くれているわけではない。
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#毒親育ち の場合は特に「逃げてはいけない」と自分を追い込みすぎる。
本当は、限界に達する前に逃げて良い。
逃げた自分を責めるどころか、逃げなきゃいけなくなる環境でここまで耐えた自分を認めていい。
十分頑張ったのだから。
それに逃げるのではなく、生きるために「新しい選択」をするだけ。
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トラブル時に、自分のミスを探しすぎる人がいる。
他人のミスでさえ「あの時助けていれば…」「私があの時気がついていたら…」と責任を感じ、自分を責めてしまう。
これは子どもの頃から大人に頼れず、一人で頑張ってきた人に多い傾向。
人のせいにするより、自分のせいにする方がしっくりきてしまう
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子どもの頃に「信じて裏切られた経験」があると、周囲からの愛情を素直に受け取れなくなる。
再び苦しまないよう、相手に期待することをやめる。期待しなければ傷つかないから。
「素直じゃない」と言われることもあるが、そうではない。相手を傷つける意図もない。
これは、心を守る防御反応の1つ。
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アダルトチルドレンは、平気じゃない時に限って「平気なフリ」ができてしまう。子どもの頃から心配させないよう気を遣い、誰かの役に立とうと頑張り続けてきたから。
無意識のうちに笑顔を作り平気なフリをしてしまうが、実際のところは心の奥底で「誰かに気がついて助けてほしい」と願っている。
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誰かのために行動したり、誰かのために譲るのが、ダメなのではない。それそのものは素敵なこと。
だが、その行動の後に「私ばかり」「ズルイ」という不満が湧き出るなら、自分の気持ちを押し込めてあまりに我慢しすぎているのかもしれない。
我慢した年月が長いほど、心の内の怒りは大きくなる。
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ACは、「これくらいで仕事を休んじゃいけない」と自分を追い込みやすい。
行けないのも辛いが、行けるからこそ辛いこともある。
行ったら行ったで、それなりにやり過ごせてしまうため次第に疲弊していく。
限界が来る前に休むことを幼少期に教えられていない場合は、「行けなくなる」まで止まれない。
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誰かに対して感じるモヤモヤは、相手との関係性について見直すチャンス。
だから「気のせいかも」と思わないでおく。見て見ぬふりしたモヤモヤは膨んで後悔しやすいから。
「自分にも悪いところがある」と思わないでおく。
もしそうだとしても、あなたの心を傷つけていいということはないのだから。
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特に酷いことをされなくても、アダルトチルドレンになることはある。
家庭が心安らぐ場所ではない、自分を否定される、必要とされず信じてもらえていないと感じると、心にぽっかり穴が空く。何をしても埋まらない穴のせいで、大人になった時に生きづらさを感じる。
これくらいで、なんて思わなくていい
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アダルトチルドレン+HSPだと、周囲から否定的なことを言われやすい。
感受性の豊かさを「神経質」「うじうじ」、思考力の高さからくる丁寧な選択を「真面目すぎ」「トロい」と揶揄されることもある。
でも、あなたが悪いから否定されたのではない。
人は自分が分からないものを否定する傾向がある。
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ACは「怒り憎しみ悲しみ」を出し切れず、内側に抱えたまま成長する。
だが抱えるにも限界がある。
だからある日突然、抑圧された感情が溢れる。いつもイライラするようになる。
これらの感情を表に出せない場合、「そもそも感じない」ようにしてしまう人もいる。自分がよく分からない、につながる。
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HSP気質+アダルトチルドレンだと、怒っている人が極端に苦手。
相手の機嫌を取る手段をいくつも考え、私のせいかもと自分の落ち度を探す。空気を感じ察する能力に「何かしなきゃ」という焦りが加わり、いたたまれなくなる。見て見ぬ振りもできない。
親の喧嘩などトラウマを抱えていると恐怖も加わる。
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誰にも助けを求めず一人で頑張ってきたアダルトチルドレンは「強さ」を求め続ける。単なる力の強さではなく、精神的な強さを。
「人を頼れない」というとデメリットのように聞こえるが、そこには「他人を侵害しない」という優しさが隠されている。
実は頼れないのではなく、「頼らない」を選んでいる。
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愛されていないと感じたまま大人になると、心に埋められない穴があく。
親なりに愛してくれていても「求められている自分」を演じ、本当の自分を出せていない場合は同様の影響を受ける。
そのせいで「誰にも必要とされないのでは」と不安に駆られる。好かれる為よりも、嫌われない為に人に気を遣う。
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子どもの頃に抑えてきた感情が、大人になって溢れ出ることがある。
アダルトチルドレンの場合は、「怒り」が強く出やすい。自分でも怖いほど憎しみや怒りが膨らむ。
これが本当の自分なのでは…と怖くなるかもしれないけど違うから安心して。
過去に耐えて抑えたものが大きいほど、その反動も大きい。
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幼少期に「調子に乗るな」と指摘され続けると、楽しむのが苦手になりやすい。
大人になっても、ふとした時に心の中で「調子に乗るな」と声が聞こえる。楽しむことに罪悪感が出る。
嬉しい時や楽しい時、誰かに褒められた時、目標を達成した時でさえ「調子に乗るな」と気分を下げられてきたから。
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大人を信じられず頼れないような環境で育つと、一人で悩みを抱えこみやすい。
頼ることは迷惑、相談したら負担になる、頼っちゃいけない、相手が離れていくかも、裏切られるかも、どうせ理解されないし傷つくだけ、親でさえ分かってくれないのに…と警戒する。
実は、頼れないというより「頼らない」