1451
1452
アダルトチルドレンが、「八方美人」「誰にでもいい顔をする」と非難されることがある。
でも実のところ『好かれるため』ではなく、『嫌われないため』にそうしていることが多い。相手を傷つけないため、不快にさせないために、丁寧に言葉を選んでいる。
自分が得するためにそうしているのではない。
1453
1454
1455
1456
「私には価値がある」「他人は私を受け入れてくれる」という感覚が、親子関係で得られればそれに越したことはない。
だが、真逆のものが植え付けられることがある。
「価値がない」と植え付けられると、失敗があまりに怖い。「受け入れてもらえない」と植え付けられると、人目が極端に気になる。
1457
優しい人、しっかりした人、頼りになる人……誰かが望む自分の姿を演じることがある。
その結果、誰かから認められれば嬉しいし安心できる。
だがそれと同時に、「相手が好きなのは本当の自分ではない」という不安や恐怖にも襲われる。
自分らしさを抑えて演じ続けるのは、とてもとても苦しい。
1458
周囲に嫌われるような厄介なタイプの人に好かれる、と悩む人がいる。
相手を否定しない気遣い上手の人に多い。
あなたが反撃しないことを見抜き、相手はぐいぐい距離を縮めてくる。子どもの頃から染みついた「皆仲良く」という風潮が追い打ちをかける。
本当は、意地悪しないだけで十分優しいのに。
1459
「橋の下で拾った」「本当は男の子(女の子)が欲しかった」など、親から存在を否定された子どもは「自分という存在」が分からないことがある。いてもいなくても一緒なのでは、と虚しさを感じることさえある。
「自分」を感じるには、理解され受け止めてもらう必要がある。決して遅すぎることはない。
1460
HSP気質を持つ『働くアダルトチルドレン』は人間関係でとてつもなく疲れる。
周囲の空気・相手の機嫌を常に伺い、何を求めているか五感フル稼働で探し、自分より相手がどう思うか優先。仕事も出来る場合は一人で抱え込みやすい。
断われないゆえに限界が近づき、「辞める」という選択をとることも多い
1461
家族を大切に想い、自分のことより家族を優先し、家族のために尽くしてきた人ほど、誰かが求めている「自分像」を演じるのが得意になる。
これは初対面の人と仲良くなるのが得意なACに多くみられるが、彼らは人と親しくなるのが怖い。
その人の為に演じた自分像と「本当の自分像」との違和感に苦しむ。
1462
1463
1464
「家族は助け合うもの」という考えに苦しむ人が増えている。
特に過干渉の家庭に多く、「そんなに酷いことをされていないのに」「親不孝なのでは」「ワガママでは」「自分は酷い人間なのでは」と責めてしまう。
親にしてもらったことが多いからこそ、親に対する苦しい気持ちに葛藤することがある。
1465
しんどい時こそ、いつも以上に笑顔で頑張る人がいる。
気付いて欲しいけど、気付かれるのが怖い。だから心配をかけないように、怒られないように、弱さにつけこまれないように、周りがあなたの辛さや限界に気がつかないほど完璧に演じる。
本当に辛い時、頼れず助けてもらえなかった過去が尾を引く。
1466
皆に好かれようとしない、期待しない、依存しない。
この3つが出来るようになると人間関係の悩みは軽くなるが、大前提として『何があっても自分を受け止めてくれる場所』が欠かせない。
だからACは、悩みが尽きない。
何があっても頼り安心できる場所が、「ある」か「ない」かの差は大きい。
1467
不安になりやすいのは性格ではなく、「過去の家庭環境」の影響のことがあります。
あなたに必要なのは性格を変えることではなく、「何が不安に結びついているのか知ること」なのかもしれません。
これまで自分を責めてきたあなたが、これ以上責めずに済みますように…。
poche862.com/archives/3379
1468
1469
誉められても素直に受け取れない、という人がいる。
子どもの頃、褒められるより否定された回数が多い人ほどそうなりやすい。褒められるわけないと思い込んでいる。
例えば「考えすぎ」「神経質」「受け流せ」と否定されて育つと、『真面目』という誉め言葉も嫌になる。
それほど環境の影響は大きい。
1470
「ありのままの自分」があると、挫折しても立ち直れる。
だが、子どもの頃に愛され認められた感覚がないまま大人になると、ありのままの自分が見えなくなる。
「理想の自分」と「(親に指摘された)ダメな自分」という2つの間で苦しむ。
できていることがあっても、褒められても、不安が消えない。
1471
大丈夫なふりをして、平気なふりをして、楽しくないのに笑い、先が見えない不安を抱えながら生きるのは結構しんどい。
でも、あなたと同じようにしんどい人もいる。
だからあなたも頑張れということではなくて、もっと辛い人がいると言いたいのでもなくて、「しんどいよね」とそのまま受け止めたい。
1472
1473
感情や思考のベースは、親子関係の中でつくられる。
例えば、失敗した時。
「悔しかったね」「悲しかったね」と共感してもらい、できたところを認め受け止めてもらえれば、「失敗しても良い」「失敗しても誰も自分を嫌い」にならないと学ぶ。
真逆のものが与えられれば、失敗することが恐怖となる。
1474
1475
「そんなこと気にしなければいいのに」
「なんでそんなこと気にするの?」
…などと言われて悩む人が後を絶たない。
「気にする自分がおかしい」かのように思ってしまうこともある。
そんな自分を責めてしまうこともあるかもしれないが、そうではない。
気にしたくて気にしているのではないのだから。