脳は、思っていることを現実にしようとする。 「こうなりたい!」と願いながら「どうせ私には出来ない」と思っていると、無意識に『出来ない』行動をとってしまう。 実は、これは幼少期に作られやすい思い込み。 励まされるはずの時期に、否定や心配ばかりされると「できない」イメージが強くなる。
苦手な人に笑顔で対応できるのは、素晴らしいこと。 だが、この状態が続くと心も体もヘトヘトになる。 心の中で「逃げたい!」とアクセル全開なのに、表面上は笑顔を保って全力でブレーキを踏んでいる状態に近い。 あなたはすぐ疲れてしまうのではなく、それほど気を遣っているのかもしれない。
モラハラやパワハラ、毒親の怖さは、離れてもなお影響を及ぼすところ。 相手と似たような人を見ただけで怖くなったり、相手から連絡が来るだけで胸がバクバクしたりする。被害に気がついてからの方が「酷い辛い」と訴える人は多い。 これまで麻痺していた心が、離れることで「感じる」ようになる。
ACは子供時代を子どもらしく過ごせなかったり、心に傷を抱えたまま大人になった人のこと。病名でも診断名でもなく、状態を表す言葉。大人子供のように、揶揄する言葉でもない。 気がつかないうちに心に深い傷を負っている為、うつ病、不安障害、摂食障害、依存症といった精神疾患を呼び起こしやすい。
アダルトチルドレンが苦しむ親の毒は、一撃で死に至るほど強烈ではない事も多い。 甘い蜜が与えられることもあるし、「あなたのため」という言葉を使われて罪悪感を抱く事もある。だから影響に気がつきにくい。 ゲームの毒状態のように少しずつダメージを与え続け、自分らしさをじわじわ奪っていく。
アダルトチルドレンの「まだ大丈夫」は、理想的な環境で育った人の「もう無理」「もう限界」と同等。 だから「まだ平気」と思って頑張り続けると、伸びきったゴムがブツッ!とちぎれるように急に限界がくる。 「私なんて…」という思いを抱えている場合は、倒れてもなお自分責めてしまう傾向が強い。
誰かの機嫌が悪い時、「自分自身の原因」を真っ先に探す人がいる。 言い方が悪かったかも、気に障ることをしたかも、タイミングが悪かったかも…と自分の非を探す。 実際は、あなたに原因がないことも多い。 ピリピリした家庭環境で育ったり、家族間で板挟みになることが多いとこの傾向が出やすい。
アダルトチルドレンは、自分の感情を表に出さない。押し込める。特にネガティブな感情は出してはいけない、と植え付けられている。 自分の腕をつねって涙を堪えたり、歯を食いしばったり(クレンチング症候群)、毛をプチプチ抜いたり、爪や皮膚をめくるなど、無意識の行動で抑え込むこともある。
アダルトチルドレン+HSPは、ほどほどが難しい。 「こんなことで無理と言っていいのか…」と自分自身に許可を出せなかったり、無理をしないことが「無理」な人も多い。 子どもの頃から頑張るのがデフォルトのため、どこから無理なのか分からず、どれくらい辛くなったら無理と言っていいのか悩む。
いい子でなければいけない、優れてなくてはいけない、ワガママを言ってはいけない、と自分自身を追い込んでしまう事がる。 誰かと比較されたり、できた時だけ褒められたり、従順でなければいけないなど、子どもの頃に「そうでなければ愛されない」ということを無意識に感じ取っているケースが多い。
家族の中で孤独を感じていた人ほど、集団に苦手意識を持ちやすい。 性格のせいではなく、過去の経験がリンクして心に壁をつくる。 ふと疎外感に襲われ、空気のように扱われて話に入れてもらえないと感じる。自分だけのけ者のような居心地の悪さを感じる。どうせ私なんていなくても一緒なのではと。
誰かに会うと楽しい反面、落ち込んでしまう人がいる 楽しいひと時を過ごしていても、気がつけば相手と比較してしまい「皆はこんなにも…」「それに比べて私なんて…」と落ち込む。自分のコンプレックスのことで頭がいっぱいになる。 子どもの頃から比較されたことが多い人ほど、そうなりやすい。
<アダルトチルドレンが抱えやすい悩み> ・相手の機嫌を常に伺う ・他人の機嫌に不安・恐怖を感じる ・相手を信じきれない ・滅多に頼れない ・ふいに一方的に関係を断つ ・尽くしすぎ、反対に束縛しすぎ ・相手との距離感が分からない ・嫌われないために神経をすり減らす ・自分の気持ちを言えない
アダルトチルドレンは人を警戒し過ぎたり、反対に依存しすぎる傾向がある。いずれも人はいつか離れていく、愛はいつか冷めるもの、どうせいつか捨てられるという不安に駆られやすい。他人がこんな自分を受け入れてくれるわけがないと思う。 親でさえ認めてくれないのに…と思う心の傷はあまりに深い。
褒め言葉だとしても、「真面目」と言われるのが苦手な毒親育ちは多い。 自分の気持ちを抑え、やるべきことをやり、嫌われないよう気を遣い、迷惑をかけない為に頑張っているだけなのにそう言われてしまうから。 取り柄がないと言われているように感じたり、馬鹿にされていると感じ不快なこともある。
明日、1か月後、1年後…先のことを考えるほど人は不安になる。それは未来が「分からない」から。 脳は、分からないことに不安を感じやすい。だから不安が恐怖を呼び、ネガティブな未来を想像させる。 大丈夫。あなたが考えすぎというわけじゃないからね。 まずは「今」どう過ごすかだけ考えよう。
相手から頼まれていなくても、「しなきゃ」と追い込まれることがある。 子どもの頃、家族のために頑張ってきた人に多い傾向。 「余計なお世話」「やらなければいい」と指摘されたり、自責しまうこともあるが、過去の影響から強要されたのと同じ精神状態になっているから「やらなくていい」が難しい。
失敗しても落ち込まないでいい。挑戦した証拠だから。 疲れても責めないでいい。頑張った証拠だから。 つまづいても悲しまないでいい。前に進んでた証拠だから。 何も変わらないと、焦らないで大丈夫。 焦るのは「変わりたい」と願う心を持っているから。既に頑張っているからこそ出る感情だから。
自分には価値がないと感じる『無価値観』を抱える人が増えている。 誰かに認めてもらう為、足りない価値を何かで補わなければと焦り、底知れない不安に駆られる。 「生きていていい」「ここにいていい」と実感する為でもあるから、疲れてもしんどくても「やらなきゃ」と自分を追い込んでしまいやすい。
人間が一番ストレスに感じるのは、「どうにもならないこと」「自分でコントロールできないこと」。 だから「どうせ無理」「現実は変わらない」と思うだけで、ストレスはどんどん大きくなる。 すぐ現実が変わらないとしても「何とかなるかも…」「方法はある」と考えるだけでストレスは少し軽くなる
誰かを喜ばせても良いし、喜ばせられなくても良いし、喜ばせる方法が分かっても「あえてしない」時があっていい。 気の利いたことを言っても良いし、言えなくてもいいし、言えたとしても「言わなくても」いい。 つい気を遣ってしまう人は、できても「しない」時があっていいし、あった方がいい。
あなたが弱いから、そうなったのではない 努力が足りないから、そうなったのでもない こんな性格だから、そうなったのでもない 痛みや不調は、体からのSOS。 つい我慢して頑張りすぎてしまうあなたに、ストレスが溜まってるよ、疲れてるよ、もう無理だよ、と教えるサイン。だから責めないでね。
アダルトチルドレンは自分を過小評価しやすい。 何か達成しても「これくらい出来て当然」と調子に乗らないよう自分を制する。出来ない事があると「皆は出来るのに…」と自分を責める。評価されても「上には上がいる」と自分を制する。 幼少期、褒められるより指摘される方が多いとそうなりやすい。
子どもの頃に幼児的願望(見てほしい、褒められたい、かまってほしい)が満たされていれば、失敗しても劣等感は持たない。 でも満たされていないと、成功しても劣等感がある。 幼児的願望が満たされていれば、人より劣っていても劣等感は持たない。 でも満たされていないと、優秀でも劣等感がある。
笑顔は素敵だし大切。 だけど不安が強いと、嫌われないために笑顔を使いすぎる。 自分の黒い感情を隠すために、笑う。失礼な事を言った相手を攻撃しないために、笑う。誰かをつなぎ留めておくために、笑う。悲しみや孤独を見せないために、笑う。 心を守るはずの笑顔で心が削られてしまう。