キー・ホイ・クァン「この瞬間は、私だけのものではない。変化を求めてきた全員のものだ。私が俳優業から離れたのは、チャンスが少なすぎたから。そして今、ジェームズ・ホン、ミシェル・ヨー、ステファニー・シュウ、ホン・チャウ、ハリー・シャム・ジュニアを祝えている」
映画の席の件から見えるのは、過度な「マナー」への執着といきすぎた資本主義による相互監視・競争意識。個人の価値観に基づく善悪ではなく、理由も分からない「社会規範」に沿うことが善良な市民だと教育された結果、「マナー・ルールを守っている真面目な自分」が損するのが絶対許せないという構造。
今Z世代を中心に、TikTokで革命的なトレンドが生まれている。「Corecore」と呼ばれるジャンルで、「人生の本質」に気付かされるような、ないしは絶望の底に落とされるような、現代社会の皮肉と鬱と虚無感を寄せ集めた動画のコラージュだ。
Z世代の間で今人気の世界観といえば「Night Luxe」。パンデミック中に家に籠らなければいけなかったティーンにとって「都会での豪華な夜遊び」は夢のような生活で、ミレニアル世代にとっては懐かしいもの。お酒とクラブと贅沢なディナーへの憧れは、過度なウエルネスブームの反動ともいえる。
ビル・ナイ主演の「生きる - LIVING」マジでよかったのでおすすめです!! twitter.com/daniel_takedaa…
ダニエル・クワンの衣装は、『エブエブ』映画内でエブリンが来ているカーディガンのオマージュ。さらに深い話で、 ・そもそもエブリン含む一家の衣装はLAのチャイナタウンでリアル服を調達 ・昨晩の衣装は、様々な大手ブランドのオファーを断ってアジア系アメリカ人によるレーベルGoodfightに直接依頼
「TikTokが曲を知るきっかけになる云々」に次元の話ではなく、元の曲やアーティストのコンテクストの上澄みのみが消費され、「スティーブレイシーって今イケてる」と「SNS強者たち」に知られ、彼らがTikTokやインスタなどで「Bad Habit生で見た!」みたいな投稿をするためだけに最前にいることが問題。
落日飛車、コーチェラで出演で間違いなく台湾カルチャーの歴史を残すでしょう。「My Jinji」とかはアメリカ人でもインディーポップ好きのオシャレな人はほとんどみんな知ってるし、何よりも何度見てもパフォーマンスが完璧で「また観たい」と思える。たくさんの人が「大好き」と思える特別さがある。
豪華絢爛なメットガラが行われている真っ最中に、社会的に抑圧されている人々(主に女性)の権利が奪われていく。アメリカでの地位や権力、金や特権に関する恐ろしいほどの格差が皮肉のように浮き彫りになった瞬間。
デビュー当時から大好きだったCatfish and the Bottlemen、バンド内の問題で解散したことが元メンバーのボンディからついに発表された...😭
ライブの音漏れを聞きたい人を乞食と呼ぶのは、いくらなんでも倫理的におかしいと思う。様々な理由があって会場に入れなかった人をそこまで馬鹿にする必要はないし、そこまでの熱意で好きなものがあるのはむしろすごいと思う。通行人の邪魔ならそれはそれで、管理体制などを別に批判するべき。
ダニエル・クワンとジョナサン・ワン、『エブエブ』は台湾系の親へのトリビュートであると語る。本当は母親になりたくなかったし、アーティストになる自身の夢を諦めて子供たちのために全てを捧げた母親に向けてクワンは感謝を述べる。 twitter.com/Variety/status…
フィットネスクラスやウェアを売るために、今度はウェイトトレーニングは「ムキムキになるから、女性らしい細い身体を得るにはピラティス」という偽化学「トレンド」が発生。最後の話は「我々のことを思いやらない資本主義の元では影響されやすい若者が搾取され、それこそが本当のミソジニー」と。
特に、アメリカにおける華僑の移民と日系の移民では境遇が大きく異なるし、そもそも収容所や世界大戦をアメリカで経験している日系アメリカ人と(例えば)企業に派遣されて一時的にきている人では全く経験が異なる。正直、アジア系/日系アメリカ人の歴史を知らないでアメリカに来る日本人が多すぎる。
「セルフケア・セルフラブ」は編集者が「絶対に第1章に入れるべき」と言ってそうなったけど、間違いなく今後の日本のマーケティングで「Z世代」というフレーズと併せて乱用されると思う。興味、もしくは疑問のある人に是非読んでほしい。 amzn.asia/d/6BwxOq8
恋愛、結婚、子育ての愚痴や相談を聞いてもらうのは当然だと思っている人ほど、それを聞かされているクィア当事者の「安心できる仲間を信頼したい」という気持ちを無神経に踏み躙ったりするよ。自分たちが普段どれだけ「スペース」を独占しているのか、自覚が足りないと思う事象がたくさん出てくる。
TikTokでいま議論が爆発している、このフィルター。昔のフィルターは顔に手をかざしたりするとフィルターだってすぐ認識できたけど、これはそうはいかない。どんどんリアルになっていくフィルターによって、若者たちの自己イメージが歪むきっかけになることが懸念される。
「村上春樹の女性描写が嫌いな人向けの、日本人フェミニストによるフィクション作品」を紹介するTikTok。村田沙耶香さん、川上未映子さん、松田青子さん、柳美里さんなどの作品が紹介されている。 超面白い!
女王を讃えることは植民地主義の被害者と犠牲者を嘲笑い、踏み躙ることと同義であり、その残酷さを肯定することなのだが、その歴史や世界的な被害を知ることもなく権力と自己を同化することは自己の「透明化」と「非当事者化」なのでは。
東カレ、東京の怖いところは、実際いわゆる「デートスポット」にいる女性はざっくりだが大体この感じの見た目であること。男側はおじさんなり若い爽やか系なり色々いるのだが。 この間の例の人が言ってた「正気度高い」というのは客体化され自発的に大量生産されてしまったこの形のことをいうのだろう
J. Coleのサンプリングこれだったのかーー
整形する個人の選択をするべきではないし、整形している有名人が整形を否定して「嘘の努力説」を撒くことも悪影響がある。 何よりも「今の自分には問題がある」と思わせることによって、整形・美容業界は利益を得る構造になっている。整形はエンパワメントじゃない。 youtube.com/watch?v=oVnBs4…
てか「思想」とは?って話だし(意見?政治的知識?敵対心?)、「強弱」の問題なの...?ってツッコミは置いておいて、単に「権力に逆らう発言をしてはいけない」って抑圧してるだけじゃんか
「ピンクが好きな女の子と多様性が云々」言うてる人、アメリカのZ世代トレンドの「Bimbo」を知った方が良さそうですね いわゆる「アホなギャル」を体現し、ラディカル左派のイデオロギーを過激に主張し、ピンクを着て「女性性」のアイロニーを武器に社会批判をする。 rollingstone.com/culture/cultur…
バーバリーの公式TikTokやばすぎる