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この前読んだ久石譲さんの本に、「サンドイッチ理論」ていうのが書いてあってそれがすっごく印象的だった。「第一印象は絶対正しくて、付き合っていくうちに印象が変わるけど、最終的にはやっぱり第一印象に戻ってくる」んだって。
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仕事も恋愛も「この人ともう少し一緒にいたい」って感覚が一番信用できるコンパスのように思う。そっちの方向に進むことはきっと間違ってない。
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手帳に「ToDo」ばっか書いてない?やらなきゃいけないことしか書いてない手帳より、楽しみな予定がたくさん書いてある手帳の方が絶対開くのが楽しいから使うのも習慣になりやすい。まずは好きな番組とか、好きな本の発売日とか書き込むのおすすめ。
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この人がいるチームはトラブル発生率が激減、クレーマーも大人しくなると有名な知人に秘訣を聞いてみたら、例えば電車でも優先席付近はトラブルが多いから基本近づかない、少しでも車両内の空気に違和感があると別車両に移るなど、日々の小さな行動一つひとつに安全が意識されていてなんかすごかった。
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相手が調子良くなさそうな時は、例えば言葉で「大丈夫?」って話かけるより「チョコ食べる?」って話かける。相手が調子良さそうな時は、「おいおい最近元気じゃねーのちょっと分けてくれよそれ」つって分けてもらいにいく。元気って分けてもらっても減らないどころか倍になる不思議な物質。
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「なんで自分ばっかり」と思っているときって大体自分が間違っていて、むしろ自分の方が相手や周りに負担をかけてしまっていることの方が多くて、そのことに気づけると、この精神的不均衡はあっという間に解消する。
ポイントは、その事実にいかにして気づくか、ということなんだけどもね……。
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「あれやんなきゃ」「これやんなきゃ」という思考は、「怠け者が、はやくしろや」つって延々と自分を責めてるようなものなので、そういういつもの思考がよぎった瞬間に、「やる気あるね」「がんばってんね」くらいの言葉を自分にかけてやりたい。
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小さい頃に、自分の身を守るために「周りに合わせながら」生きてきた人には、もうそんな必要がなくなっても、その事に気づかず無意識に「周りに合わせて」苦労している(苦労を呼び寄せている)人が多い。ちょっと立ち止まって周りをゆっくり見渡してみると良い。ほら、もうそんな必要はないのだ。
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学習性無気力症におちいっているときには、やる気が起きず、やる気がないから何もできず、何もできないから自分を責め、落ち込み、さらにやる気が落ちる、という負のループからいかに脱出するかが鍵になるんだけど、そのきっかけになるのは、超簡単な約束を自分として、それを守る、を繰り返すこと。
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全部自分のせいにしてしまうストイックな人のための別な角度からの考え方「実は今、日本はけっこう生きるの大変な国です」「あなたの所属する組織の構造上の問題点のしわ寄せが、たまたまあなたに行ってる可能性があります」「言うまでもないですが相手にも問題がありました」「運が悪かった」
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あれやらなきゃなぁ、これもやらなきゃなぁ、って思いながら過ごすのは気持ち悪いでしょう、気持ちがどんよりするでしょう。嫌でしょう。だからそういうのが頭をよぎったら、ほんの少しだけ、それに関しての「準備」だけでも進める。これだけで、この気持ち悪さが一転、行動したという快感にかわる。
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あなたに必要なのは、知識でもノウハウでも考え方でも名言でも感動でも尊敬する人でもない。自分が生きたいように生きるための、練習と、試行錯誤と、訓練だ。
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わくわくする感覚って、「先がなんとなく見えた」ときに生じるような気がする。なんていうか、今やっている事の意味が見えてきた時というか。つまり楽しそうな人っていうのは、わりと先の未来を見据えている。自分で未来を予想出来ないなら、まずは身近な「楽しそうな人」を見つめてみると良いかも。
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話していて楽しい人に共通していること
・質問が多い
・「あなたのことをもっと知りたいです」オーラがすごい
・こちらが話し終わってから、話し始める
・こちらが使った言葉を使って話してくれる
・こちらが話した内容を「こういうことですか?」と要約して、理解の相違がないかを確認してくれる
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「何事も長く続かない」「飽きっぽい」なんて悩んでいる場合じゃない。そもそも色々なことに興味を持ち、試せる人間の方が少ない。もっともっと飽きっぽくていい。まだ足りないくらいだ。どんどん飽きて次にいく、を繰り返していれば、一周回ってまた同じものに興味がでてきたりする。
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自分にお願いがあります。たったひとつ勇気がいることを実行に移すだけで、思った以上に精神エネルギーを使いますので、どうか、挑戦に踏み切れた際は、たとえその日他に何も手に付かなかったとしても、大目に見てやってはくれませんでしょうか。たまには思いっきり褒めてくれると嬉しいです。
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散らかった部屋をほんの少し(10秒とか)だけ片付けると、
「散らかった部屋」が、意識の中で
「片付け途中の部屋」に格上げされます。たったこれだけでぐっとストレスが減るのでおすすめです。
やるべきことを先延ばしにしている自分を何度も確認するのが、きっと一番のストレスなんだと思います。
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「どうなりたいか」ばっかり考えていても、「そうなってない」自分に気づいておちこむだけ。「どうありたいか」って考えてみると、今の自分のひとつひとつの言葉とか、動きなんかに意識がいく。理想の自分はそんなこと言わないし、きっとこう動く、っていうのが、アイディアとして沸いてくる。
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結局、信頼される人間になるためにはどうしたらいいのだろうか。それは「好きな人とだけ、無理のない約束だけを交わす」ということに尽きると思う。約束を守りたいと思える人とだけ約束を交わす。守れる約束だけを交わす。甘えてしまう相手とは約束をしない。好きではない相手とも約束をしない。
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ほんの少し。ほんの少ししか頑張っちゃダメなのだ。いきなり頑張りすぎるから、自分のことを勘違いしてしまう。「やればできる」と思ってしまう。
たしかにあなたは、やればできる。でもそのやる気は、月に1回くらい、でてくれればラッキーくらいの超激レアなので、それをベースに考えてはいけない。
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「もっと自分にやさしくしよう」と言われて一瞬わかった気になっても、具体的にそれってどうやるのかがずっとわからなかったのが、最近、少しずつわかってきた。たとえば「仮病を使って休む」とか「ギブアップ宣言する」とか、人に迷惑をかけてでも自分をいたわるのが、自分にやさしくするということ。
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自分が囚われている殻みたいなのを破りたいときはやっぱりある程度、悶々と過ごす時期が必要で、そうやって内側からコツコツと殻にヒビをいれていきながら、でも最終的には、殻の外から軽い一撃を加えてくれる「誰か」が必要になる。一人で悩むことと、誰かに相談すること、どちらも必要。
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夜更かしをしてしまう理由が「まだやりたいことがある」というよりは「まだ明日になって欲しくない」だとしたら、もう少し休息の時間が必要かもしれない。
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「自分一人ではなにもできない」からの、 「だからもっとがんばらなきゃ」がいつものパターンだったんだけど、 「だからもう、あきらめて人に頼ろう」の方を少しずつ選べるようにしていく。 ときには人に頼ることすら必要なくて、「黙って寝ていよう」でもいいときもある。
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誰かを信じるって、その人を信じてる自分を信じるってことなんだよね。裏切られたときに相手を恨む気持ちがあるとしたら、それは単に相手に依存していたというだけの話。