401
仕事も生きることも人間関係もすべては「ごっこ遊び」なので、真剣に役柄に向き合えた人から楽しめるシステムになっている。でも人間なのでどこかでやっぱり「素」に戻ってしまう。演じている自分に気づいてしまう。だから一日の中で「楽屋裏の時間」と「舞台上の時間」を明確に分けることが必要。
402
・他人と自分を比べすぎない
というのはもちろんとして、
・「全盛期の自分」と比べない
・「本気の自分」と比べない
というのも同じくらい大事。
あくまで、最近の自分、直近の自分を、ほんの少しだけ超えることを意識する。超えすぎてもいけない。超えすぎると、明日の自分がきつくなる。
403
例えば「汚い言葉を使わないようにしよう」という心がけは立派だし周りも気持ちが良いと思うのだけれど、そのルールを他人にも適用してあの人は言葉が汚いからダメだ、って批判に使うようになったら、それはもう汚い言葉以上に人と、そして自分自身を傷つける。
404
「好き」を中心に仕事を組み立てていくべき人と、
「得意」を中心に仕事を組み立ててまずしっかり稼ぎ、
「好き」は空いた時間と稼いだお金で楽しむ戦略とった方がいい人、
二種類いる気がする。これ、自分のタイプの見極めを間違うとしんどい。
当然後者の「好き」が仕事になることもありうる。
405
好きなことができないのは、隙間時間でそれをやろうとしているからだ。
もっと遊ぶ時間を減らせば……ダラダラする時間を減らせば……って考えるのは間違い。その時間は、減らせない。
大人になると、ダラダラする時間は減らさずに「頑張っている時間」を減らさないと、好きなことはできない。
406
好きなこととかやりたいことを我慢することに慣れてしまうと、やりたいことなのに、やろうとするのがめんどくさい、という状態になる。まずは勇気を出して、やらなきゃいけないことよりもやりたいことを先にやる。これでだんだんと、やりたいことをやる、という当たり前の感覚を思い出してくる。
407
「今日中に終わらせなきゃいけない仕事」がたったひとつあるだけで、心理的プレッシャーが高まり、取り掛かるのが億劫になり、ダラダラした時間が増え、別の作業をしようにもその仕事が気になって手がつかず、全体的に生産性が落ちる、という負の連鎖に陥る。締切頼みの仕事の仕方は、実は効率が悪い。
409
経験上、誰かに嫉妬したり、「自分のほうが頑張ってるのに……」みたいな思考になるときは、暇してるか、傲慢になりかけてるときなので、バランスをとるために自分よりすごい人、尊敬できる人、気圧されるような人のところに行くようにしている。
410
最近、脳内に陽気な外国人のおっさんが居座っており、悩んでいると「おいおい、まーたいつもと同じことでなやんでんのかぁ?とりあえず話きいてやっから、手ぇうごかせよ手。どうせ悩むんだったら手は皿でも洗ってた方がまだマシだろ?」って陽気にアドバイスしてくるんだけど誰だお前は。助かる。
411
今はできなくても、いつかはできるようになるだろう。
という確信を持てる人は強い。
この確信を育てる方法はたったひとつしかなくて、
今できることをやる
ほんとこれだけ。これだけを毎日繰り返す。
今できないことに悩むのは何の意味もない。今できることに手と足を動かす。ほんとこれだけ。
412
考えごとが止まらないときは、場所を変えよう。それが無理なら着の身着のままでいいから散歩をしよう。それも億劫ならシャワーを浴びよう。起き上がることすらめんどうなら、苦しい気分を感じている、みぞおちのあたりに意識を集中させよう。じわじわと、苦しさが溶解していくのが感じられるはずだ。
413
まず仕事でへとへとになるまでエネルギーを使い切ってからようやく、自分の時間がほんの少しだけ。そんな枯渇した状態では、好きなことほど、とりかかれない。好きだからこそ、半端なエネルギーで向き合いたくない。
好きな漫画の新刊を会社帰りに買っても読めない、みたいなことよくあったな。。
414
その人の全部を好きになるのって難しいっぽいので、嫌いな部分をなんとか好きになろうとするよりも「一生その部分は好きになれそうにないけどまぁ良いや」って開き直れると関係が一歩先に進むように思う。
415
やる気スイッチを押そうと思っても、押せないことがある。
アルコール、睡眠不足、理由は色々あるけど、脳の疲労除去がうまくいってないと、どんな工夫をこらしても、やる気が出ない。
「手を動かし始めればやる気は出てくる」みたいなノウハウは、十分な休息が取れているときにのみ、有効。
416
内向的な人間は経験が不足しがちといわれるけど、むしろほんのちょっとの会話や外出でものすごい量の刺激をインプットし過ぎて処理しきれない、という敏感過ぎるセンサーを持っているからこそ内向的になっちゃうわけで、そんな内向人間が意識して外向的に振る舞ったときが一番最強。
417
ほんの少し。ほんの少ししか頑張っちゃダメなのだ。いきなり頑張りすぎるから、自分のことを勘違いしてしまう。「やればできる」と思ってしまう。
たしかにあなたは、やればできる。でもそのやる気は、月に1回くらい、でてくれればラッキーくらいの超激レアなので、それをベースに考えてはいけない。
418
「心配しなくても、やる気はいつか必ずでる」って気づいてめちゃくちゃ楽になりました。
やる気がないときは別に、何もしなくてもいいんだけど、さすがに不安だよ、というなら、やる気でないなりにダラダラと、やれることだけやっていればいい。
そうしているうちに、いつの間にかやる気になっている。
419
「イラッ」はかなり優秀なアンテナで、自分の理想の世界を毀損されたときに発生する感覚で、つまり自分の理想を「イラッ」によって再確認できるわけで、つまりイラッとする相手に対峙したときには、その真逆の性質を持つ理想の憧れの人物を思い描くようにすればよい。うまくいけば清々しい気分になれる
420
ズルが出来る環境では、人間は自然とズルをするんだって。ここで、その環境に入る前に聖書を少し読ませてから入れると、ズルをする確率がグンと減るんだって。つまり、作業の前にほんの少し、気分を引き締めるだけで行動と結果が変わるのだ。朝、自分の目標を思い出すとかって、つまりそういうこと
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学び続ける人に認知症の症状が出にくい理由は、学ぶ人ほど、脳内のネットワークが密なので、病気で多少記憶の回路が損傷しても、別の回路を迂回して脳内の記憶にアクセスできる確率が高くなるからなんだって。
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これ個人的にはものすごい大発見なんだけど、 「集中力が切れてきたらできるだけ早く動く」→集中力回復 「創造性が欲しいときはできるだけゆっくり動く」→創造性UP 「イライラしているときはできるだけゆっくり動く」→イライラ緩和 動くスピードを意識して調整すると、色々とはかどる!
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へー!スランプって、「脳が何かを自動的にできるようになったときに起こる現象」なんだって!つまり今まで通りの練習が功を奏して、自転車を無意識で運転できるかのように、その練習で鍛えた動作が無意識でもできるようになってしまった。だから、同じ練習ではなかなか上達しなくなってきている状態。
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あなたがじぶんらしく輝けば輝くほど、つられてテンションがあがって、モチベーションもあがって、幸福度もあがるって人が、まだ会ってないけどこの世界に多分いっぱいいて、そういう人と会うためには、今のあなたが無理して合わせることでよろこんでいる人を、がっかりさせる覚悟が必要だ。
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これはもう本当に何度言っても言い足りないくらいなんだけど、落ち込んだりしちゃってる時はまずは体調的な原因を疑うのがいい。腹減ってるとか飲み過ぎとか。原因がわかったら、チョコでも食べながら好きな音楽聴いたりクスッと笑える何かを観たりして嵐が過ぎ去るのを安全な場所で待っていればいい。