176
そう。夜ふかししても気にしない。
自分でやると決めたそのひとつのこと以外、何を失敗してもうまくいかなくても怒られても、気にしない。
「自分と約束したことを守る」と「それ以外は気にしない」というふたつの所作を身につける。
なんでも素直にがんばろうとしすぎな人が、力を抜く練習。
177
嫌いな人がいてもいいけど、嫌いだからって雑に扱っていいわけじゃない。
178
何度でもいうけどその人のアドバイスを聞くかどうかは
・その人みたいになりたいかどうか
・その人と自分は似たタイプかどうか
で決める。
179
調子がよくない時期は、「あー、またそういう季節がやってきましたか」と、茶でもすするような感覚でいることを心がけてる。避けられるものでもないし、いつまでも続くものでもない。窓から台風を眺めるような、そういう心持ちでやりすごすのがいちばん被害が少ない。
180
カズレーザーさんの『人間どうせ幸せになる』理論めっちゃ好きなんだけど、これがわかるのには時間が必要なのもたしかだから、「ふーんそんなもんかね」くらいに雑に心にしまっておけばいつか「なるほどね」ってなる。焦らなくても無理して信じようとしなくても、お守りみたいにもっとけばいいやつ。
181
「天然」「出来ない奴」みたいな扱いに慣れすぎて、新しい人間関係の中でも自然とそういうキャラでふるまって自分からそういうキャラ設定引き寄せてしまってることに気づいたときは衝撃だったな……これだけは意識的にストップかけたほうがいい。「プロとして振る舞う」は、自分を守ってくれる。
182
なにかを創るときの意欲は、「私がこんなにも欲しい(だからこそ生み出したい)と思うのだから、他にも欲しいと思う人がいるに違いない」という信念だけで十分である。
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「何もやりたくない」ってけっこう大事な時間で、やらされていたこと、やらなきゃいけないと思い込まされていたことを、身体から毒抜きしている最中で、この状態がずっと続くのか、時間を無駄にしてはいけない、などと色々と考えてしまうけど、その不安を乗りこえひたすら無駄に時間を過ごすのが正解。
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今すぐやめたほうがいい思考のクセは
わたしは勉強が苦手
という自己分析です。自分の可能性をシャットアウトする範囲があまりにも広すぎます。
「数学が苦手」という思い込みですらもったいない。数字は苦手でもお金の計算は好きとか全然ありえるのに、そういう可能性が見えなくなってしてしまう。
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ふざけてお互いをディスり合うより、冗談交じりで「われわれってマジで天才だよね」って言い合える関係性は尊い。人間てあんがいチョロい脳してるから、褒めあってると「本当に天才かもしれないな……?」って思い込みはじめて、実際思考のタガが外れて自信ある決断やら発言ができるようになっていく。
186
沢山人に会ったり、色んな場所に行ったり、する必要ないです。というか、「沢山人に会ったり色んな場所に行かないと豊かな人生にならない」という思い込みがあるならなおさらです。
自分の中に必然性が生まれてからで十分です。どうしても行きたい、どうしても会いたい。そう思えてからで十分です。
187
身体も弱く20代で色々うまくいかなかった分、自己コントロール能力が身について、30代になったら自分のことがわかってきてめちゃくちゃ自己コントロールがイージーになった。うまく扱えない自分に試行錯誤した経験は歳をとってから役に立つ。だから安心してもがこう。もがいた分あとがめっちゃ楽。
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がんばってるのに妙にしんどいな、っていう時期は、全体的に色々なことのハードルが上がってしまってることが多いみたい。
「ていねいな暮らし」と「完璧主義」はわりと表裏一体なので、
そういう時期は「ハードルをガンガンに下げる」ことだけに意識を集中するといい。
189
生き方が間違っていてもうまくいってなくても全然よくて、というか完全正解の生き方をしている人なんていなくて、「間違いが多いけど、ちょっとずつ正解が増えていってる」という感覚さえあれば、間違いだらけの場所に今いたとしても、それは「通過中の景色」として楽しめるようになるのほんとうだから
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退屈を刺激で埋めようとするな。退屈は、刺激依存からの離脱症状だ。強い刺激で人生を紛らわせるな。強い刺激に慣れすぎているせいで、内面から発せられる声、とても弱いがたしかに自分自身の「やってみたい」という声、意欲の種である、その声に気づけないのだ。じっと退屈を享受せよ。
191
新しいことを学んでいるときに「今はわからなくても、いつかわかるようになる」という感覚を大切にすると、全体をざっくり捉えるのがうまくなり、「これが理解できる自分になるの楽しみすぎる……」というワクワク感が高まり、知らないことに焦らなくなり、無知ゆえの謙虚さを保った人格者になれる。
192
「心配しなくても、やる気はいつか必ずでる」って気づいてめちゃくちゃ楽になりました。
やる気がないときは別に、何もしなくてもいいんだけど、さすがに不安だよ、というなら、やる気でないなりにダラダラと、やれることだけやっていればいい。
そうしているうちに、いつの間にかやる気になっている。
193
今年こそ家計簿をきっちりつけるとか、書類棚をきれいに片付けて整理するとか、「まとまった時間をとって一気にやるぞ」と毎年思っていたけど、そんな時間はついに訪れなかった。観念して「毎日5分ずつ、少しずつ整えていく」というのを習慣にしたら、どちらも半年で片付いた。習慣の力は偉大……。
194
「実は得意なこと」の特徴
・思ったより喜ばれる
・こんなの誰でも知ってる/誰でもできると感じる
・正直少し飽きている
・「これなら自分でもできそうなのに」と嫉妬する相手がいる
・そういえば小さい頃からやっている
こういうのをいくつか掛け算していくことで、自分の仕事をつくっていく。
195
人と自分を比べない。ニュースは安心するためにみるもの。あなたの大切な感情は、他人の浮気でイライラするよりお気に入りの本や動画にときめくのに使う。自分のために笑顔をつくる。ため息と一緒に深呼吸。全部吐ききって出し切って、新鮮な空気を吸い込む。今日も一日、どうかマイペースで。
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嫌いな人のことを考えちゃうとき
・とりあえず一回、紙かスマホかパソコンに向かって一心不乱に思いの丈をぶちまける
・飽きたら「今月は十分考えたのでもう考えない」と決める
・1ヶ月後、まだもんもんとしているようならもう一回がっつり考える
コレ繰り返してると嫌いな人が脳内から消えてく。
197
「やる気がないときは、やる気がないなりに出来ることを淡々とこなす」
このライフハックのおかげで「こんなことやってる場合じゃないのに」ともやもやしながらゴロゴロしたりすることがなくなって快適になったから本当にこれは何度でも布教していきたい。
note.com/fta7/n/n5f22a9…
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意識的であれ、無意識的であれ、周りを傷つけてしまう人って「かなりシビアな思い込みの世界」に生きていることが多い。そんな人と遭遇してしまったら、「ああ、あの人も大変なんだろうなぁ」くらいに同情しつつ、「でもごめんね、私はあなたを救ってあげられない」と距離をおく。やさしい復讐。
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弱さとか恥ずかしさとかって、全部「他人の目」ありきなんだよな。誰の目なんだろうねそれは。誰の目がインストールされちゃってるんだろうね。必要なのかね。実在するのかね。実在したとして、自分の中でいつまでもその目を飼っておく必要が、本当にあるのかね。
200
好きなことができないのは、隙間時間でそれをやろうとしているからだ。
もっと遊ぶ時間を減らせば……ダラダラする時間を減らせば……って考えるのは間違い。その時間は、減らせない。
大人になると、ダラダラする時間は減らさずに「頑張っている時間」を減らさないと、好きなことはできない。