片付けが苦手な同志に……これだけは……伝えたい…… 全体を…見てはいけません……ターゲットを…ひとつに定めるのです……出しっぱなしの財布を…定位置に置くことだけを考えるのです……定位置がないなら……定位置を決める…それだけを考えるのです……それで一日が終わっても…い…い……
「親に与えられたと思しき価値観」「小中高時代に身につけざるを得なかったと思しき価値観」は、よくも悪くも一回脱いでどんないでたちなのか見といた方が良いよ。もう一回着るかどうかはその後改めて考えよう。一回脱いで洗濯した方がいいよ。生まれたときから着てるからね。だいぶ年季入ってるし。
騙されたと思って、『考えても意味ないことは考えるのやめよう』って決めてみて。思考は意外とコントロール出来るって気づけるとおもう。思考のループから脱出する一番簡単な方法。
自信がないは自意識過剰。自分の能力以上の結果を期待するから弱気になる。素直に自分の限界を認める。緊張もするし失敗もするだろう。等身大の自分が陥るであろう失敗をしっかり想像し、防止策を考える。行き過ぎたポジティブシンキングは、単なる思考放棄だ。
3つ以上の居場所を常に持つべきだ。会社(学校)と家と、少なくとも、もうひとつ。趣味仲間でも勉強仲間でも何でもいいから、とにかく3つ以上の価値観を互いに監視させる。そうすると「サービス残業も仕方がない」「辛くても学校は頑張って通うべき」みたいな異常な考え方に、異常だって気づける。
「忙しいわー」と「寝てないわー」と「体調悪いわー」は言わない。全部自己管理出来てない、無能アピールに過ぎないから。それでもまだこれらのアピールが価値を持つ風潮は根強いし、自分もつい、言ってしまいがち。だから定期的にこうやって自分に思い出させてやる必要がある。子供に教えるのと一緒。
嫌いな人のことを考えちゃうとき ・とりあえず一回、紙かスマホかパソコンに向かって一心不乱に思いの丈をぶちまける ・飽きたら「今月は十分考えたのでもう考えない」と決める ・1ヶ月後、まだもんもんとしているようならもう一回がっつり考える コレ繰り返してると嫌いな人が脳内から消えてく。
「合わせなきゃならない」人のことはもう良いから、「合わせたい」と思える人の方に夢中になりましょうよ。
「イラッ」はかなり優秀なアンテナで、自分の理想の世界を毀損されたときに発生する感覚で、つまり自分の理想を「イラッ」によって再確認できるわけで、つまりイラッとする相手に対峙したときには、その真逆の性質を持つ理想の憧れの人物を思い描くようにすればよい。うまくいけば清々しい気分になれる
たった30分で終わる作業を始めるのに3時間かかることだってあるし、時には何日もかかることだってある。たったこれだけのことをやり始めるのにどれだけかかってんだ…と嘆くのは意味がない。今の自分には、それだけの時間が必要だった。ただそれだけのことだ。
感情を抑える力ではなくて、出てきた感情の後始末ができる力をつけた方がいい。
急に落ち込んだり不安になるときがあるんだけど、大抵は ・お酒を飲んだ翌日、翌々日 ・睡眠不足が続いている ・お腹が空いている という体調起因が多い。 感情を無理に抑え込もうとすると余計こじれるので、一旦回復を最優先。 やはり「情緒不安定時のチェックリスト」は欠かせない。
人のために何かするときは、自分が気持ちよくなりたくてやってるんだ、っていう「利己ありきの利他」であることを忘れないようにする。 そうしないとすぐ、いつのまにか見返りを求めてしまう。 見返りを求めてしまったら、もうそれは利他ではない。ただの交換。ただの取引。
そうか。 好きなことをする=自由に好き勝手にふるまって生きる ではなくて、 好きなことをする=自分とおなじ「好きなこと」をしている人たちの世界で生きる ということなのだ。これもまた、他者とのかかわり方の話なのだ。
「好き」を中心に仕事を組み立てていくべき人と、 「得意」を中心に仕事を組み立ててまずしっかり稼ぎ、 「好き」は空いた時間と稼いだお金で楽しむ戦略とった方がいい人、 二種類いる気がする。これ、自分のタイプの見極めを間違うとしんどい。 当然後者の「好き」が仕事になることもありうる。
ダメな人も努力すれば輝けるかもしれない世界じゃなくて、ダメな人もダメなままで輝ける世界、「これこそが輝きです」と押しつけてこない世界、「こういう輝き方もあるよ」がたくさんある世界、そもそも輝くことを強制しない世界、かといって輝こうとすることをくささない世界、みたいなのがいいです。
自分がしんどいときに、他人の幸福をいまいち素直に祝福できないのは、生理的な反応なのである程度仕方がないこと。そんなこと思っちゃう自分に罪悪感を感じるなら、ちゃんと自己管理システムは働いている。だから罪悪感はあっていい。それを何とかしようとし過ぎると、自己嫌悪で傷が深まっていく。
手帳に「ToDo」ばっか書いてない?やらなきゃいけないことしか書いてない手帳より、楽しみな予定がたくさん書いてある手帳の方が絶対開くのが楽しいから使うのも習慣になりやすい。まずは好きな番組とか、好きな本の発売日とか書き込むのおすすめ。
「何事も長く続かない」「飽きっぽい」なんて悩んでいる場合じゃない。そもそも色々なことに興味を持ち、試せる人間の方が少ない。もっともっと飽きっぽくていい。まだ足りないくらいだ。どんどん飽きて次にいく、を繰り返していれば、一周回ってまた同じものに興味がでてきたりする。
考えごとが止まらないときは、場所を変えよう。それが無理なら着の身着のままでいいから散歩をしよう。それも億劫ならシャワーを浴びよう。起き上がることすらめんどうなら、苦しい気分を感じている、みぞおちのあたりに意識を集中させよう。じわじわと、苦しさが溶解していくのが感じられるはずだ。
「今よりもっと調子のいい自分がいる」という幻想を捨てる。「今日も調子が悪い」のではない。それがデフォルト。標準。本来の自分。あきらめるのだ。自分なんてその程度だ。 その程度の自分が出来ることを増やしていく。 調子のいい自分を基準にしてはいけない。
やる気が出ない日って、たいてい、前日に知らずしらずがんばりすぎてるから、前日何をしたかを思い出すと理由がわかることが多い。すごく神経を使うコミュニケーションをしたり、心配ごとを一日中抱えていたり、一日中体調不良だったり。逆に調子良すぎていつも以上に活動しすぎてたり。
もっと運動しなきゃとか、もっと勉強しなきゃとか、「これぐらいできなきゃだめなのにできない」って悩むのをやめるだけで、だいぶMP(メンタルパワー)が節約できるということに気づいた。これ、自分と他人を比較して消耗している典型パターン。「これぐらい」というのは、他人から与えられた幻想だ。
あなたはいつでも、壊れたふりをしてその場から脱出出来るということを覚えておいてください。本当に壊れてしまう前に。
相談には、感情の処理をしたい相談と、問題解決をしたい相談、2種類ある…のではなくて、「感情の処理」と「問題解決」が常に2層になっている。つまりどんな効果的な問題解決の手法をアドバイスしても、第1層の感情の処理が終わっていなければ、相手にはそのアドバイスは届かない。