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アメリカの人はお祭りなんかの楽しいピエロも見てるから中和されてるのかもしれんが僕らはホラー映画を通してしかピエロに出会わないから、ピエロ=100%悪だよな。画面にピエロ映るとほぼほぼ人を殺す。
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そのあとにはただ一本の塩柱が残されているのみだったという。
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「ご、ごめんなさいいいいい」(消滅
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学会が怖くてぶるぶる震えている研究者たちが眩い白い光の一閃で滅却されていく断末魔が見えた気がした。
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お正月のテレビで印象的だったのは天才的エジプト考古学ファンの小学生が初めて現地に行って現地の専門家たちと話をしたことについて何が嬉しかったかと問われて「私の意見をちゃんと否定してくれたこと。子供扱いせずに同じ研究者として見られているように思って嬉しかった」と言ったところ。
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最後は主催の母自身の実演をもって〆る。この下りは神事っぽい。
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参加するようになってまだ日が浅いお嫁さんに「思ったより痛いのを我慢せなあかんのよ」など人生でいちばん必要のないアドバイスをしている。
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追い詰められた大人たちが「いっそ血が出たら滑りが良くなって瓶の口に手が引っかからないのではないか」など物騒なことを言い始めている。
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こないだ父と話してて、うあーそれなと思ったのは、父が40歳になった1980年代初頭の定年退職はだいたい55歳。50歳で引退という人も多かった。だから50過ぎたおじさんは会社にいても、 ただ暇を潰しているオマケみたいなものだった。父は40才になった時に「あと10年働けばいいのか」と思ったという話。
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80を迎える父が人生を振り返って「ワシはモノをつくることばかり考えて、実体のない物語に親しんでこなかった。だから、結局、人の心がわからないままだ」という旨の告白をしていた。人類、物語に親しもう。
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そうやってみんなお風呂に浮かぶ柚を眺めながら、自分の寿命が尽きるのが早いか自分の正気が尽きるのが早いかチキンレースをやってるんだよ。君のチキンレースはあと何年続くのかな。がんばれ。
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大人はみんなこのくそみたいな日常が永遠に続くのかと思って気が狂いそうになってるんだよ。だからお金と手間をかけて季節の移り変わりを感じることで、このくそみたいな日々も無限ではなく移り変わる儚いものであると自分に言い聞かせて残り少ない正気にすがりつくんだよ。
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あー人生を長くやってるとね、今が昼か夜か、夏か冬かも分からない窓のない独房に閉じ込められている気分になって気が狂いそうになるからだよ。柚湯に入ったりすることでみんなギリギリ正気を保ってるんだよ。
#Peing #質問箱 peing.net/ja/qs/11758550…
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そもそもフェミニズムにしても、べつに理想や人徳や優しさなどの話をしているわけではなく、「その足をどけろ」という生々しい痛みの話をしているわけで。