ジロウ(@jiro6663)さんの人気ツイート(新しい順)

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うあああひでえと思うけど、まあコロナで海外旅行もできないし、「100万円貯めて世界一周貧乏旅行!」の代わりに、「中年男性原作の映画のチケット100万円分買って代理販売!」になってるのかもしれない。
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例のサロンで「リスクを取れないやつは仲間の信頼も成功も勝ち取れない」という言説が流行っているが、実際にはそこでの「リスク」とは「借金をして大金をつぎ込む」ことの言い換えであるのを観測して、大学生くらいの子たちが何十万円とつぎ込んで嬉々として「リスクを取る」のを観測した。
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ネット世論を見て「何が正しいのか分からない……」と思うのはとても健康なことなのですが、ネットを見ていて「真実が見えてきた!」と思い始めたら、かなり危険な容体なのでいちどネットから離れてください。山とか登ってください。
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すごい話を読んだ……。子供の頃から死ぬほど卓球をやり続けてもまったく芽が出ず無名のままだったのに、35歳でいきなり才能が開花とかあるんだな…… news.yahoo.co.jp/byline/itojota…
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将来の話はやめてください!苦手な人もいるんですよ!
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僕らくらいがぎりぎり親や先生に殴られるのは普通のことだった世代だと思うのだけど、「殴られて育った人間は子供を殴る」理論が正しければいま僕らの世代の親や教員はまだがんがん殴ってるはずなのに、そんな様子もない。みんな頑張って自分の代で断ち切ったんだなあと思う。
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『降霊』、映画として見た場合は「なかなかよくできたJホラー」といった感想なのだけど、監督が「見える人」に手当たり次第インタビューしまくって霊の表現方法を作り込んだらしく、「見える人」たちからは「あの映画がいちばんリアル」という評価なので、その辺を踏まえてからみるとより楽しめます。
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以前、僕と友人達とのズーム飲み会を横で見ていたお嫁さんが、恋人がどうだとか伴侶がどうだとか、それぞれのプライベートな話をほとんどしないということに驚いていた。ずっと最近見た映画とかの話してる。僕も言われて気づいたが、オタクは何時間盛り上がってもほとんどプライベートな話をしない
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牡蠣って「海のミルク」とかいわれて明らかに自分より安価なものの代用品扱いになってるのはなんでなんだろう。牛乳の方が「陸の牡蠣」と呼ばれるべきではないのか。
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観光を通してある地域の生殺与奪の権を握ることができると人々に意識されていることも個人的な関心のポイントではあるんだけど、それはそうとして、それで最初に「殺される」のは町の偉いおじさん達ではなく観光の現場で働く非正規の現地女性達なので、今回のは発端が発端だけにこんな皮肉なことはない
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草津町議のリコールに外の人々が抗議したくて観光(草津温泉)ボイコットに繋がるのは観光というもののひとつの側面だなと思うのだけど、観光産業が痛手を受けた場合、まず最初に切られるのは非正規雇用の現地女性たちであるのは確実なので、もうどこから手をつけたらいいか分からなくて途方に暮れる。
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鬼滅ぐらいケタちがいに売れると「他社の作品が売れて悔しい」を通り越して業界全体、書店はもちろん取次や広告など関連業種全体に利益が波及して「みんなハッピーになるんです」という話を昨日聞いた。
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今日ユニクロで冬のアウターを見たのだが、「可もなく不可もなく」が行き過ぎて「何の文句もないのだけど、かといってどう愛したらいいのか僕には分からない……」と呆然としてしまい、結局、獣みたいなスリッパだけ買って帰った。獣みたいなスリッパは愛し方が分かったから。
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「自由になる」「選択肢が増える」ということがどんな領域においても必ずしもすべての人の幸福につながることばかりでなかったのは、2020年のこんな社会に生きる我々はもう痛いほど知っているわけで。いまさら「自由になるのはいいことだ」だけでは押し通せないとは思う。
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自由や多様性の拡大に対して「不安だ」と言う人を「気のせいだ」と切り捨てるのではなく、「たしかに不安だと思う。しかし、その不安を乗り越えなくてはいけなくなっているんだ」という話をすべきなんだろうと思う。
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リベラル勢は、自由や多様性の拡大への不安を「そんなの気のせいだ」で済ませがちなんだけど、そもそも「自由からの逃走」以来、人文の世界ではずっと言われてきた定番のテーマでもあるし、この不安は「気のせいだ」で済ませないで、実はもっとちゃんと向き合わなくちゃいけないことなんよね。
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性にしても姓にしても、「自分の信じる価値観以外の価値観もOKになる」こと自体が耐えがたいストレスになる人がわりと多くて、自由や多様性そのものが人間にとってストレスをかける(不安にする)ということをスルーしていると、なかなかこれ以上前には進まないんじゃないかという気もしている。
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個人的には「世界で日本だけ」ということが非常に面白いなと思っており、日本の結婚観やジェンダー観には、単に「遅れてる/進んでいる」という一元的な物差しでは測れない特異性があるなと思うのですが。よく話題になるジェンダーギャップ指数のような単純な指標には現れない妙な迫力を感じます
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そのため「夫婦同姓しか認めない制度は女性に不利益が大きすぎる」と、1970s前後から世界中で別姓結婚の制度が整備され始め、その結果、現在では「夫婦同氏制を採用している国は我が国以外にない」と法務省も認めるまでになっています(2018)。つまり世界で日本だけなんです。別姓結婚ができない国。
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「現行の制度でも男性が改姓することは可能なんだから問題ない」という意見もあるのですが、現在96%のカップルは女性が改姓しています。これは夫婦同姓しか許されない制度が実質的には女性に改姓を強いる制度として機能しているわけですが、この歪な現象は実は日本だけでなく世界各国で起こりました→
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まあ、なので結婚改姓や夫婦別姓はわりとジェンダー役割をめぐる問題であり、「家の存続」とか「苗字という伝統」という視点から見てると保守の人々のいってることがよくわからなくなると思います。
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歴史的経緯としては日本で家の存続がガチで大事だった時代は婿取りが盛んに行われており、男性も普通に改姓していました。それが男性は改姓しない・女性が改姓するとなったのは家の存続が(生存に関わるような)一大事ではなくなってから。今の結婚改姓のありようはわりと新しいジェンダー役割なんです。
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夫婦別姓が話題爆発のTwitter。「この少子化の世に夫婦同姓しか選択肢がなかったから家名を継げずに名字の数がどんどん減っていくのに保守が反対しているのはなぜ?」という話が出ておりますが、実際にいま保守派が守りたいのは「家」より「女性は男性の姓になる」というジェンダー役割だと思われます
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「火垂るの墓」にしても「かわいそうな象」にしてもドラえもんの「泣ける回」にしても、子供向けの泣けるコンテンツを「感動!」とかいって有り難がるのは大人の遊びであって、子供の頃に見たときは普通に悲しくてしんどくなかった?「泣けるからこれ大好き!」とか子供言わなくない?
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先日ライターの西森さんが女性誌のインタビューで「でも女性で年収400万貰えている人自体が少ないから」という話をしたらその雑誌編集者に信じてもらえずに困ったという話をしていて、やっぱり問題は「ヤバい書き手が増えてきた」というより「ヤバいメディアの中の人が増えてきた」ことだという気が