ジロウ(@jiro6663)さんの人気ツイート(新しい順)

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「友達と映画を見に行く」というとき、オタクやサブカルの人は「映画を見に行く」がメインだと思ってるんだが、一般の人達は「友達と」がメインだと思ってる。なので「あ、オレ間に合わないから、映画は一人で観てて」とか連絡すると、怒られる叱られるキレられる。 twitter.com/bann_tou/statu…
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SGDSのことをやってる学生が「でもスタバでフェアトレードの豆なんて買えないんですよね……」って言ってて、正義を市場とか企業とかで回していくことの難しさを思った。
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「正しく高い商品を買えない自分達」という罪悪感と劣等感がないまぜになった気持ち。
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SDGSとかエシカル消費とか流行るたびに思うけど、「それらの割高な商品を買うことのできる金持ちは道徳的に正しい、安い商品しか買えない貧乏人は道徳的に悪い人たち」となるわけで、ローマ教皇が免罪符を売ってたのと同じく、「金持ちは正しい人たち」「貧乏人は悪い人たち」を固定化させちゃうんよな
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選挙近くなってきたので、「なんもわからん」という人はこちらどうぞ。 yomiuri.co.jp/election/votem…
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夏至の映画。毎年同じ話をしますが、夏至映画といえばすっかり『ミッドサマー』になってしまいましたが、僕はベトナムのトラン・アン・ユン監督『夏至』が人生最高の夏至映画です。この気怠さ。古都ハノイの美しさを結晶化したような映画。
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いいだけ子供を産み育てることより優先すべき事があるという運用や解釈をしてきたのに、今になってとつぜん「結婚は生殖の為の制度なので」とか言われても、どの口が言うてんねんですよね。それよりは「家族の形の伝統こそ大事なので」という方が整合性があるし、それが法解釈の背景にある思想でしょう
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今回の同性婚判決のやつ。「国は結婚を生殖のための制度として考えている」ではなく、「家父長制維持の制度として考えている」と解釈するのが妥当なんじゃないかなと思っています(家父長制は異性愛主義なので)。だって他の法制度の運用を見てもこの国が生殖を重視していないのは周知の通りでしょう。
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吉井和哉がソロになったあと、一時期衣装が地味にラフな感じになったことがあるんだけど、美輪明宏に「誰もあなたの普段着なんか見たくないのよ」って一括されて、またケバケバしい服装にもどった話、好きすぎるから一生語り継いでいく覚悟がある。心の中の美の神様をめぐる物語。
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お嫁さんと服を見ていて「私は服を買うときに悩んだら、心の中の井川遥にアリナシを聞くの。ジロウさんは?」と言われたので、「……吉井和哉」と言ったら、強めに「は?」と言われたので、もっと小さな消え入りそうな声で「……イエローモンキーの…」と言うのがやっとだった。
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「なんで〇〇しないの?」と聞く代わりに、「〇〇はやっぱり難しいの?」という聞き方をするとコミュニケーションとしては角が立たずに進みます。自分には不合理に思える選択をする人がいるなら、きっとその人には自分に分からない事情があるはず……という前提を常に心に留めておく。
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女性用風俗市場がコロナ禍で急速に拡大したの、コロナでホストクラブ等が営業できなかったこともあるけど、なにより「ホストより安い料金で楽しめる(2時間2万ほど)」ことに理由がある……というの、思わずセックスの価格について考えてしまうな……
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大人になるほどよく分かるけど、暇な人が遊ぶんじゃなくて、元気な人が遊ぶんだよな。なのでむちゃくちゃ遊んでる人ってだいたい仕事もできるんだよな。元気ない人は暇でも遊ばない。
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5/7の京都新聞の一面トップ。21年度入学の大学生の仕送り平均は一日752円。ピークだった90年の一日2337円のほぼ3分の1となった…の記事(総仕送り額から家賃分を差し引いて算出)。そりゃあらゆるカルチャーが衰退するわ……という衝撃のニュース。
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個人的には昨今の「学び続けなくてはいけない」という風潮より、「学ぶことは楽しい」になってほしいと思う。「学び続けなくてはいけない」って残酷だし、それでみんなが一生懸命勉強するようになっても、結局、労働時間が学習時間におきかわるだけで、この国は何も豊かにならない気がする。
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金融庁が高校生向けにリリースしたライフプラン・シミュレーター。「何歳に結婚するか」「何歳まで働くか」などの条件を入力して生涯収入や支出をシミュレーションできるんだが、結婚相手が正社員なのかフリーターなのかで、自分の生涯収入がどう変わるか一瞬で見せてくれてまじ無慈悲。死ぬ。
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そういえば「小説を書きたい」というアウトプットへの憧れで小説家になる人は多いだろうけど、研究者になる人で「論文を書きたい」というアウトプットへの憧れを思って研究者を目指す人はほとんどいなさそうだな。インプットしてる時がいちばん楽しい人の仕事だな。
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なんだかここ数年お若い方が「言語化できるようになりたい」とよく言うようになって、たぶん流行りみたいなものだと思うんですが、知的欲求の形が「知りたい」ではなく「語れるようになりたい」というアウトプットに向かうのは何かを象徴しているなと思う。
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ということで、現在、結婚するカップルの96%が男性の苗字を残すという偏りは、家を継ぐことをめぐる問題というより、男性のアイデンティティの(女性に対する)優位性をめぐるものであるということができます。
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結婚するカップルの96%は男性の苗字を残します。これは「家を継ぐため」にそうなっていると思われがちですが、実は今よりもっと家を継ぐことが重大な問題だった昔の方が男性も苗字を変えていました。子供がいない、女の子しかいない家も誰かが継がなきゃいけないからです。 amazon.co.jp/dp/4569850952/…
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拙著『日本のふしぎな夫婦同姓』では、ほぼ一章分を使って「戦後くらいまでは男の人もばんばん苗字を変えていた。でもいまは96%の男の人は苗字を変えない。なぜそうなったのか」について書いてます。 #Peing #質問箱 peing.net/ja/qs/11460112…
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過去の戦争について何十年も経ってから生まれた当事国の国民としてどういう距離感で接したらいいか未だに僕も手探りですが、たとえば廃仏毀釈のときに役人や神社や住民に酷い目に遭わされたお寺さんに話を聞くと全然、半年前くらいの熱量で寺をむちゃくちゃにされた記憶を語ってくれる(150年前
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>RT 撮り鉄マナー違反の背景に、良い写真を見たら「俺もあれに負けないものを撮りたい」ではなく「俺も同じ写真を撮りたい」「誰かが撮った写真なら俺も同じものを撮る権利がある(駅員に要求など現場を荒らす)」という再現性への異様な執着があるという話。これSNS映えの観光公害も同じ構造なんだよな
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たとえば陰謀論とか擬似科学の界隈って、みんな似た文章を書くんですが(短いセンテンスで体言止めと!の多用など)、あれはあれで界隈の文章読みまくって身につけたライティングスタイルなんだろうし。「とにかく量を読め」というアドバイスが難しい時代になりましたね。
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文章力を高めるためにはとにかくたくさん読め!というのはかつて定番のアドバイスでしたが、これだけ洗練されていない他人の文章が溢れ返っている時代にはなかなか有効とはいえなくて。それは編集がある程度のクオリティを整えた文章しかマスに配布されなかった時代だからこそのアドバイスなんよね。