ジロウ(@jiro6663)さんの人気ツイート(いいね順)

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追い詰められた大人たちが「いっそ血が出たら滑りが良くなって瓶の口に手が引っかからないのではないか」など物騒なことを言い始めている。
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道徳的には軽蔑すべき人間の作品を見てそこに病を発見する……みたいな(ふた昔前くらいならごく当たり前に行われていた)古典的文化系な鑑賞の仕方はそもそも何が楽しいのか理解できない様子。「なんでそんなの見るんですか?」と問われて「人間への好奇心だよ」と言ってもいまいち伝わらない。
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「ん?子供?べつにいらない」と言った途端、すでに子供を作った人たちが自分の人生を傷つけられたときの顔をするんよ。これは困った。選択的夫婦別姓が許せなかったり赤の他人の不倫で熱くなれる人たちと同じで信仰を傷つけてしまうんだよな。いきなり宣戦布告みたいな緊張感が発生する。
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先日ライターの西森さんが女性誌のインタビューで「でも女性で年収400万貰えている人自体が少ないから」という話をしたらその雑誌編集者に信じてもらえずに困ったという話をしていて、やっぱり問題は「ヤバい書き手が増えてきた」というより「ヤバいメディアの中の人が増えてきた」ことだという気が
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織田作之助『夫婦善哉』の映画作品としては1955年の森繁久彌と淡路千景のやつが有名だけど、2013年にNHKで制作された森山未來と尾野真千子の『夫婦善哉』は、ちょっと危険なくらい「色気以外に取り柄のない大阪のダメ男」を描き切った名作でしたよ。こんなん子供に見せたらあかん!と思いました。
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ひどい濡れ衣だな何だよそれと思ってすこし見てみたら、妻が家事をしながらご機嫌で流しているGReeeeNの音量をそっと下げる宮藤官九郎がある種の男をリアルに演じすぎていて、こんなにある種の男をリアルに演じるから全国の家庭に冤罪糾弾を巻き起こすんだよと思った。
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そもそも「好奇心」自体がもう「反抗」とかと同じく流行遅れな感覚なんだよな。好奇心って情報への飢えだし、好きとか嫌いとか尊敬するとか軽蔑するとかよりも、対象と距離をとった感覚であり、対象と距離を取ること自体が「無責任」とか「非道徳的」とそしられる時代だし。
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いろんないじめの現場で「担任がいじめっ子に加勢する」現象が報告されており、外から見ていると教員の心理がわからないのだが、トロッコ問題みたいなことが頭の中で始まってるんだな…。「生徒はみんな大事」だからこそ「一人の犠牲で多くの将来を救う」側に舵を切る。
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過去の戦争について何十年も経ってから生まれた当事国の国民としてどういう距離感で接したらいいか未だに僕も手探りですが、たとえば廃仏毀釈のときに役人や神社や住民に酷い目に遭わされたお寺さんに話を聞くと全然、半年前くらいの熱量で寺をむちゃくちゃにされた記憶を語ってくれる(150年前
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ツリーに「息子の服を買う母親たち」が鈴なりになってて興味深い。1980年代に上野千鶴子が「女はブリーフを履いている男とは恋愛しないのに夫と息子にはブリーフを履かせたがる」という話をしていた。「彼氏がお母さんに服を選んでもらってたら嫌だけど自分の息子の服は買う」はまさにその令和版。
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拙著『日本のふしぎな夫婦同姓』では、ほぼ一章分を使って「戦後くらいまでは男の人もばんばん苗字を変えていた。でもいまは96%の男の人は苗字を変えない。なぜそうなったのか」について書いてます。 #Peing #質問箱 peing.net/ja/qs/11460112…
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メジャーの大谷選手ご活躍は喜ばしい限りだが、彼の「紳士的な振る舞い」が美談的に消費される流れがあるなと思っていたら、「日本の野球文化は単なる実力主義とちがい少年野球から礼儀正しさが美風とされる。その美風がメジャーでも評価されている」という論評を見かけてどちゃくそな気分になってる。
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これ鋭いなと思うのは、「あなたの心が若いから若い人に恋をするのではなく、あなたがおじさんだから若い人に恋をするのです(大意)」という下り。本質だ。
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「男の面子」というと伝統的な古い感覚のように聞こえますが、「家」が厳然と存在していた時代では「男」といえど家に従属する存在でしかなく、たとえば男たちが「継ぐ家もないけど男だから苗字は変えない」とか言い始めるのは実際は戦後から高度経済成長期にかけて拡大した「新しい現象」っぽいです…
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「なんで〇〇しないの?」と聞く代わりに、「〇〇はやっぱり難しいの?」という聞き方をするとコミュニケーションとしては角が立たずに進みます。自分には不合理に思える選択をする人がいるなら、きっとその人には自分に分からない事情があるはず……という前提を常に心に留めておく。
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もちろん金銭的余裕がない家庭が増えているということは大前提としてあれど、さらに親が「別にいらない」と思ってる家庭が昔より増えた気がする。20年くらい前の「これからはパソコンの時代だから」という熱が逆に冷めて「なくても何とかなるんじゃない?」という空気を感じる。
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大阪市民の約半分が「大阪市」をこの世から消滅させたがっているって、やっぱり大阪人のアイデンティティを考えるうえで非常に興味深い。「京都市民」から「京都府民」になりますと聞いて喜ぶ京都人は想像できないけど、大阪市民の半分ははそれが嬉しいんだものなあ。
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一人が終わるごとに金額を記録しておいて、全部が終わってからそれぞれの金額が主催者である母(彼らの祖母)からお年玉として配られる仕組みです。
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「妻の苗字に変えるのは男の面子にかかわるから君が変えてよ」と言われた女性、本当に多いんですが、男性視点でそれについて語っているものがほとんどないなと思って。それで今度の本ではその辺をねちっこくやってるんですが、そうすると男性学オリエンテッドな雰囲気になってますね。
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cakesでえぐめの騒動が続いてるのが話題。もともと記事のクオリティに評価のあった媒体らしいだけに、最近になって編集長が変わったとか、上の方から「ちまちまお上品にやっててもPV稼げなきゃ意味ねえんだよ!」みたいなシバキが入ったのかな。
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なぜあなたたちは告白を不意をついてやろうとするのか。告白は不意をついて死角から殴りかかれば有利とかそういうのじゃないです。 #Peing #質問箱 peing.net/ja/qs/11596089…
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大豪邸のハリウッド俳優が三畳ワンルームの男の子に「俺もお前も仕事休んで遊びにも行かずに家にいようぜ」と言うことの乱暴さというか暴力性というのがあって、それを緩和するために政策というものがあるはず、なんですが。
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ツイッターではよく、「女の子が眼中になかった男の子から告白された話を怖かった・嫌だったと語るのが、男には分からない、告白されたら嬉しいんじゃないの?」という話が議論になるけど、告白されるということはそれだけ執着されているということで、女の子からしたら全然リスクだものなあ。
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200人分の学生が書いた自分の人生にかんする課題を読んでたら今日一日中ほとんどツイートせずにすんだな。ツイッター以外から人生を摂取できるならツイッターなくてもいいんだな。
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彼が何度も「こんな読み方して怒られない?」と気にしているのが印象的。ツイッターだと体育教育ばかり悪者にされるが、国語教育も同じように自由に読書を楽しむ芽をたくさん摘んできたんだろうなと思う。 本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日 omocoro.jp/bros/kiji/3666…