Daichi Konno / 紺野 大地(@_daichikonno)さんの人気ツイート(いいね順)

「脳とAIをつなぐBCI(Brain Computer Interface)」として、医学界新聞の記事を執筆しました! キーポイントをギュッと詰め込んだので、この記事で「BCIの歴史」から「最新研究」までの概要が掴めると思います。 以下から無料で読めるので、お正月のお供にぜひご覧下さい😊 igaku-shoin.co.jp/application/fi…
脳と脳とをつなぐBrain Brain Interface (BBI)を光遺伝学を用いて行った、という世界初の論文。 光遺伝学を応用することで、刺激できるニューロンを時間的にも空間的にも極めて精密にコントロールできるので、BBIの可能性は大きく広がると思います。 link.springer.com/article/10.100…
非侵襲的な迷走神経刺激により言語学習が促進される、という論文。 英語ネイティブの人の迷走神経を耳を介して刺激したところ、中国語のリスニング成績が有意に向上したという。 メカニズムの一つとしてアセチルコリン放出が示唆されており、今後の研究が期待されます。 nature.com/articles/s4153…
脳を学ぶほど、現在のAIと脳は似ても似つかない点が多いと感じる。 グリア細胞の存在、数十もの神経伝達物質、樹状突起のシグナル逆伝播、… 結局のところ、脳は進化という極めて時間スケールが遅く非効率的な制約を受けており、 情報処理において決して最適なアルゴリズムではないのだと思う。(続)
「人間は、一緒に過ごす時間の長い5人の友人の平均になる」 「人間が変わるためには、"決意"などより"環境"の方がずっと効果的である」 という言葉はかなり的を射ていて、 「この人のようになりたい」と思ったら、色々考える前にひとまず同じ環境に身を置くことが一番確実な方法だと思っています。
電極埋め込みは熟練した脳外科医が行うので、スケールは難しそう。 数年では収益化できなさそうなプロダクトに取り組むあたり、イーロンマスクらしさを感じます。 感染や長期使用による電極劣化のリスクを考えると、初期のユーザーにはなりたくない (ある程度洗練されてから)と個人的に強く思います。
「人間の脳活動記録手法」のまとめ図を作りました! 出典を明記いただければご自由にお使いいただいて大丈夫なので、ぜひご利用ください😊 作成にあたりアドバイスをくださった皆さん、本当にありがとうございました🙇
"「海外の本が翻訳されるのを待てない!」という読書中毒のあなたへ" というタイトルでnoteを更新しました。 "DeepLを用いて英語の本を全訳して読む方法"をまとめてあります。 コロナの影響でせっかくのGWなのに外出できないあなた、読書で世界を広げるのはいかがですか?😊 note.com/daichi_konno/n…
「次世代AI構築のために、人工知能と神経科学を組み合わせた"NeuroAI"が重要である」というオピニオン論文。 従来のTuring testに代わる"Embodied Turing test"や、それを達成する為のロードマップの提唱など、脳×AI分野に興味のある人はぜひ目を通すべき内容だと思います。 nature.com/articles/s4146…
うつ病患者の脳活動を常時モニターし、「落ち込んでいるパターン」が検出されたら電気刺激することで気分を改善させようという臨床研究を発見した。 とても興味深いし、将来的に非侵襲かつ健康な人にも適用できるようになれば、人類の総幸福がものすごく増しそうな気がする。 clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04…
神経科学の分野において、動物 (ヒト含む)に電極などを刺すことに対する寛容度は、 中国>>>日本>アメリカ>ヨーロッパ の順に緩いと言われているので、今回の発表がアメリカ (や全世界)でどのような反応を引き起こすのか注視したい。
特に今年に入ってから、 「最低でも1日1時間は最新の情報やツールを追う時間に当てないと、人工知能の進歩についていくことすらできない」 と強く感じます。 「人工知能を活用することで時間を節約し、その時間をキャッチアップに当てる」 ことが、研究者としても必須の時代になるかもしれません。
神経科学における最新&未来のテクノロジーについてのレビュー論文。 電気生理学・光遺伝学・薬理学という3つの分野において、どのようなテクノロジーが生まれつつあるのかを概観している。 写真が豊富で、眺めるだけでも楽しい論文です。(続く) nature.com/articles/s4159…
リアルタイム翻訳機能付きのイヤホン「Google Pixel Buds」がついに日本上陸。 DeepLによって英語の「読み書き」のハードルが一気に下がったが、次は「話す聞く」のハードルが下がりつつある。 数年後にはアカデミアやビジネスで「これを使うのが当たり前」になってほしい。 gizmodo.jp/2020/08/pixel-…
皮質脳波を用いて、頭の中で想像しているイメージを可視化できたという論文。 「実際に見ているもの」ではなく「想像しているもの」を可視化できた点が凄い。 さらにはその結果を視覚的にフィードバックすることで、将来的にはALS患者などの意思疎通に利用したいとのこと。 nature.com/articles/s4200…
日本総研によるブレインテックの素晴らしいまとめ資料。 ・そもそもブレインテックとは ・各国の現状 ・アカデミアやインダストリーにおける最新事例 などが網羅的にまとめてある。 ブレインテックについて知りたい人は、まずこちらに目を通すのがオススメです。 jri.co.jp/MediaLibrary/f…
アルツハイマー病に対する新たな治療法(周波数刺激治療)についてのレビュー論文。 40Hzのガンマ波で脳を刺激することでアミロイドβが減り、認知機能が回復するという。 最初はトンデモかと思いましたが、多くのエビデンスが集まりつつあり、個人的にかなり期待しています。 onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jo…
侵襲型Brain Machine Interfaceについてのレビュー論文(2022年)。 侵襲型BMIで「現状できること」だけに止まらず、「将来的に応用可能な範囲」まで扱っている点がとてもありがたい。 侵襲型BMIに興味がある人が、まず真っ先に読むべき論文と言って間違いなさそうです。 arxiv.org/abs/2211.03324
イーロン・マスク率いるNeualinkの進捗報告を見返していますが、改めて凄いですね。 硬膜外からロボットで電極を指すことで、 ・将来的なデバイスの交換可能性 ・出血や感染症のリスク低減 ・頭蓋骨に開ける穴を小さくする など、以前僕がnoteで提示した疑問の多くを克服する術を見出しています。
イーロン・マスク率いるNeuralinkが、ヒトでの臨床試験を始めるFDA許可を得たとのこと! これは大ニュースですね! ブレインテック業界にとっても大きな一歩です!! twitter.com/neuralink/stat…
「神経精神疾における全身臓器の異常」を定量的に評価した論文。 神経精神疾患では(脳だけでなく)全身に異常が生じることは、直感的には理解できていたものの、 ここまであらゆる臓器に異常が出ることは驚きでした。 jamanetwork.com/journals/jamap…
『老化を「克服」する』というnoteを書きました。 脳や人工知能に負けず劣らずホットな分野である、老化研究の最先端をまとめています! (知らない方も多いと思いますが、実は?私の医師としての専門は「老年医学」です。) note.com/daichi_konno/n…
医学部の解剖学実習で扱った脳は、ホルマリン固定されていたので固かったです。 そのイメージがずっと頭の中にあったので、生の脳に触れた時にはその柔らかさに本当に驚きました。
神経細胞やシナプスの活動を記述する古典的手法におけるコスト関数と、自由エネルギー原理の方程式が数学的に等価であることを示した論文。 脳の基本単位である神経細胞やシナプス結合が自由エネルギー原理に従っていることを示唆する、非常に興味深い研究だと思います。 nature.com/articles/s4200…
"脳への情報の書き込み"についての後編noteです。 このテクノロジーが進歩すれば、 「家の中にいながら、まるでハワイのリゾートホテルでおいしいパンケーキを食べているように感じる」 ことができるようになるかもしれません。 年越しのお供にご覧いただければ幸いです! note.com/daichi_konno/n…